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平成30年10月定例記者会見(9月28日開催)
芸術文化の秋、食欲の秋というシーズンに突入しました。9月13日には「三陸しおがまひがしもの」の販売開始式も行われたところであります。このような時期に併せて、「みなと塩竈ゆめ博」を平成27年度から3カ年間の開催ということで、実行委員会とお約束をし、行ってきました。大変評判がよく、平成30年度も続けましょう。といったお話もあり、塩釜商工会議所桑原会頭をはじめ、塩釜商工会議所には大変ご苦労をお掛けすることになりますが、再出発という形でスタートさせていただきます。
今回のタイトルは「千二百年・神々の回廊」であります。さっそく本日9月28日から「神々の月灯り」や「酒蔵めぐり」などが行われます。
記者クラブの皆様方にも塩竈の秋をご堪能いただければと思います。
また先週の土曜日には、GAMAロックが開催されました。残念ながら、朝は雨が降って出足が少なかったのですが、昼過ぎには雨も上がり、大友康平さん、山寺宏一さんはじめ、本市ゆかりのアーティストのみならず、大勢の方々にご参加いただきました。本市出身の平間至さんが、塩竈の一日も早い復旧復興をとの思いで、毎年開催していただき、感謝申し上げるところであります。
追加資料として、「勝画楼市文化財指定の答申書を受理しました」という資料をお配りさせていただきました。記者クラブの皆様にもぜひ、保存すべきという声を上げていただきました。市民の方々からも、「色々な思い出のある勝画楼を壊してしまうのですか。大変残念であります。」と言った声をお寄せいただきまして、本市として、鹽竈神社様にお譲りいただきたいとお願いさせていただいたところ、無償譲渡という形で、貴重な文化遺産を継承させていただきました。
これからどのような形で、この文化財を地域の方のみならず、多くの方に訪れていただく施設にしていくか、様々な視点観点から調査を継続して行っております。
今回、本市の文化財保護審議会において、塩竈市有形文化財として指定してよい、という答申書を受け取りました。これを踏まえまして、10月5日に開催される教育委員会の会議において議決をいただくことになっております。今の段階で正式決定ではありませんが、文化財保護審議会からこのようにありがたい答申があったことをお知らせいたします。
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健康づくり・介護予防の「ダンベルサークル・脳げんき教室交流会」 |
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[総務課(355-5056)説明項目の資料[PDFファイル/22KB]
7月の西日本の豪雨であります。大きな被害が発生しております。特に愛媛県、広島県、岡山県の被害が大きかったようであります。本市としても、岡山県倉敷市に、避難所運営補助として、2名体制9班、延べ18人の職員を派遣したところです。短期派遣については一旦終了いたしましたが、倉敷市様から長期派遣の要請がありました。倉敷市様から東日本大震災時には、4年間にわたり対口支援をいただきました。特に建築職の職員を継続派遣していただき、本市の復旧復興に大変貢献いただきました。
その後も文化交流や産業振興交流など、様々な交流をさせていただいてきました。本市としても、ぜひ、今後もお手伝いをさせていただきたいということで、10月1日から6カ月間、建築職の職員を派遣いたします。
併せて、宮城県市長会でも、東日本大震災の時、岡山県市長会をはじめ、関係市から宮城県市長会に支援をいただいた経過がございます。このことから、10月2日火曜日、宮城県市長会を代表して、岡山県を訪問し、義援金を贈呈させていただきます。
また、北海道胆振東部地震も大変な状況であります。本市からは、9月26日から10月2日まで1週間、宮城県から派遣要請があり、2名の職員をむかわ町に派遣し、主に罹災証明、現地調査業務を担当いたします。要請があれば、その後も引き続き派遣ということになるのではないかと思っております。
岡山県並びに北海道の皆様の一日も早い復旧復興を、我々も支援してまいりたいと思っております。
[政策課(355-5728)]説明項目の資料[PDFファイル/1.6MB]
新たなSNSとして、公式インスタグラムを開設しました。本市の魅力をさらに発信するため、前段ご説明しました「みなと塩竈ゆめ博」期間中、インスタグラムを活用したフォトコンテストを開催いたします。
具体的には、本市のインスタグラムをフォローしていただいた後、「みなと塩竈ゆめ博」の会場で、自分が考える「塩竈市のポーズ」を撮影し、投稿していただくというものです。
投稿いただいた方の作品の中から、「わたしの塩竈inゆめ博賞」として、金賞、銀賞、銅賞を各1点選定し、塩竈市の特産品を贈呈いたします。また、「みなと塩竈ゆめ博」期間中、期間を3期に分け、各期間で「いいね!」数上位5名の方に塩竈のスイーツをお送りいたします。
[市民安全課(355-6491)]説明項目の資料[PDFファイル/849KB]
毎年開催しているイベントで、昨年まではふれあいエスプ塩竈を会場に行ってきました。
今年度は、7月下旬に津波防災センターがオープンしたことを踏まえ、フェスティバルを津波防災センター及び西埠頭で開催いたします。津波防災センターでは、防災・減災講演会を行うほか、西埠頭では体験コーナーなど参加型のイベントを開催いたします。
[生活福祉課364-1131)]説明項目の資料[PDFファイル/966KB]
東日本大震災では災害公営住宅を390戸整備しました。今、我々が直面する課題は、災害公営住宅にお住まいの方のコミュニティ形成であります。我々の提案は、一つは災害公営住宅単位でも構わないので、町内会組織を作っていただきたい。もしくは、既存町内会にご入会をいただき、地域活動に協力いただきたい。というお願いをさせていただいております。伊保石災害公営住宅は、近隣の町内会に加入され、互いの集会施設を相互に使いながら、活発な交流活動を行っていただいておりますが、その他の地区については残念ながら、コミュニティ活動にまで繋がっていないのが現状です。全ての災害公営住宅が完成して1年が経過していますので、ぜひ、災害公営住宅にお住まいの方々に、被災前のコミュニティ活動を活発に展開していただきたいということで、本市では、NPO法人「つながりデザインセンター・あすと長町(略称:つなせん)」に業務委託をし、コミュニティづくりのお手伝いをしております。ただそれだけでは話が進まないであろうということで、清水沢東、錦町東、北浜災害公営住宅の皆さんに「しおがま:つながり通信」という情報誌を定期的に発行し、その中から自分たちがどのようなコミュニティを形成したいのか、場合によってはアンケート調査を行いながら、本市も一緒になって、コミュニティ活動が展開されるよう取り組んでまいりたいと思います。
Q.このNPO法人は昨年清水沢東の災害公営住宅に関わっていたと思うが、今年度、支援対象地区が拡大したということか?
A.そのとおりです。今年度は清水沢東の他、錦町東、北浜の災害公営住宅でも活動してもらいます。錦町東、北浜地域については自治会形成の部分をお願いしており、その他、清水沢東も含め、3つの災害公営住宅の全体的なコミュニティ支援をお願いしているものです。
Q.「つながり通信」も、支援の対象となる3つの災害公営住宅にのみ配布するものなのか?
A.そのとおりです。
Q.「つながり通信」を発行するねらいはどこにあるのか?
A.今の課題は、孤立化の防止、コミュニティ形成の推進の他、さらにこういった情報誌を見てもらうことで、皆さんに活動内容を知ってもらい、一人でも多くの方に参加していただきたい。あるいは自治会形成に向けて、皆さんの考え方を示しながら、情報の共有化を図っていきたい。ということを発行の目的としています。
Q.3つのうち、清水沢東はすでに自治会ができたと思うが、残りの2つはこれからなのか?
A.錦町東において住民のアンケート調査を行っており、住民の方々が自治会形成に向けてどのようなことを考えているのか、認識を共有させていただきながら、清水沢東でも同様な形で自治会形成を行ってきましたので、同じような形でイベントを織り交ぜながら、アンケート調査を行い、自治体形成といった形で組み立てていくものです。
Q.情報誌の配布は全て終わったのか?
A.今週月曜日に9月号が完成し、今現在、配布中です。
Q.復興交付金を使って委託しているのか?
A.復興庁の「被災者支援総合交付金」を活用しています。
Q.4回発行する予定とのことだか、今後の発行時期は?
A.奇数月の発行を考えておりますので、11月、1月、3月の発行になります。
Q.奇数月だと、来年度は6回に拡大されていく。ということか?
A.情報誌の発行は今年度の委託事業の取り組みになります。自治会形成が今一番必要だと思っておりますので、今年度中に錦町東と北浜については自治会を形成していきたいと思っています。
Q.この団体は昨年度清水沢東で活動を行ってきたという話であったが、今年度対象地区を拡大したということは、この団体が評価されているからだと思うが、どういったことが評価されて、対象を広げようと思われたのか?
A.平成28年度からUR都市機構お手伝いをいただいていた団体ですが、今年度は、自治会形成を行える事業者として、一般入札でこちらの団体が落札されたということになります。
Q.入札は何件あったのか?
A.1件です。
Q.長町の災害公営住宅のコミュニティ形成を行ったのもこの団体だと思うが、そういうことも評価にあるのか?
A.災害公営住宅ができ、我々も支援をしていく中でどのように解決していけばよいのか模索していく中で、あすと長町で、何年もかけて災害公営住宅の問題課題を解決してきたということもありましたので、そういった支援をいただきながら取り組んでいくことが必要ということで、入札という形ではありますが、公募したところです。
[長寿社会課(364-1204)]説明項目の資料[PDFファイル/374KB]
県内35自治体、やはり高齢化社会ということが喫緊の課題だと思います。元気で明るく、病気にもならず自宅でお暮らしいただくことが、本市にとっての最大の課題であると思っております。実は本市では、10年以上前からダンベル体操に取り組んでおります。このダンベル体操の普及啓発のため、「おたすけ隊」というボランティア団体の方々が、地域に足を運んでいただいております。
地域で活動されている団体の皆さんが、普段の活動成果を披露する場がないということで、毎年塩釜ガス体育館に集まり、レクリエーションを通しての交流やサークルの発表会を行っております。
今年は6団体のサークルがステージ発表を行います。
[水産振興課(781-7706)]説明項目の資料[PDFファイル/1.1MB]
このイベントも「みなと塩竈ゆめ博」の一環で行われているものです。これまでは仲卸市場で行っていましたが、ようやく魚市場が完成し、今回は、初めて魚市場で「どっと祭」を行います。「三陸塩竈ひがしものの鉄火丼」や鉄火巻きづくりなど、様々な塩竈の旬の食材を用意しておりますので大勢の方に足を運んでいただきたいと思います。
[観光交流課(364-1165)]説明項目の資料[PDFファイル/1.8MB]
塩竈をより深く楽しんでいただくため、「みなと塩竈ゆめ博」期間中のイベントとして市内の見どころについて3つのコースを設定し、歩いて楽しんでいただくキーワードラリーを開催いたします。
このキーワードマップにはおすすめポイントを掲載しておりますので、ぜひ、期間中このマップを活用し、ご参加いただければと思います。
[学校教育課(365-3216)]説明項目の資料[PDFファイル/137KB]
十数年行っている取り組みです。今現在、53名の児童生徒が在籍しています。最初は22、3名から浦戸小中学校はスタートしました。ここまでの人数になるとは我々も想定しておりませんでした。
ただ、ご父兄の方々はぜひ、浦戸小中学校に入れたいという方々が数多くいらっしゃいます。
その評価をいただく活動の一つが、浦戸小中学校浦戸科(ACT)・創作演劇自主発表会であります。
実はスタート当時は、浦戸の史実を題材にした内容でありましたが、今現在は、浦戸という土地柄を主体に、地域の方々がどんな活動をし、どんな悩みを持っているのかを、小中学生が演劇活動の中で訴えていくというような内容になってきております。2回公演になっておりまして、第1回は10月27日土曜日、浦戸小中学校の学習発表会の一環として「海鳴り」という作品を上演いたします。
また、11月2日の金曜日、壱番館の遊ホールで2回目の公演が行われます。
[学校教育課(365-3216)]説明項目の資料[PDFファイル/113KB]
学校入学説明会を11月5日月曜日、午後4時から津波防災センターで行います。また、学校見学会を11月14日、15日に行います。行きは午前7時15分の市営汽船に乗船いただきます。児童生徒たちもこの船に乗りますので、子どもたちの通学の状況、船の中で勉強する姿をご覧いただけるよう、この時間帯を設定しております。
[塩竈市民図書館(365-4343)]説明項目の資料[PDFファイル/228KB]
今回2回目の開催で、11月3日土曜日に行われます。セラピー犬について、実際にふれあいながら学び、子どもたちがセラピー犬へ読み聞かせを行います。
Q.総務省からふるさと納税について、3割以下にすること、返礼品は地場産品のみということで、塩竈市は山形県村山市の商品が地場産品ではないということで指摘を受けているが、総務省の動きについて見解を伺いたい。
A.本市としては、総務省の通達を遵守させていただいております。我々は制度を遵守しながら、息の長い活動を続けていく、もう一つは、ふるさとに対する思いを届けていただくと言うことで、商品の売り買いとは違うのではないかと思っておりますので、今後もそのような思いで、この制度を継続してまいりたいと思います。
村山市からの商品の調達でありますが、村山市とは「災害時における相互支援に関する協定」を締結し、様々な交流を行ってきておりますので、単に商品を調達するのではなく、交流促進のためにということで行っていきたい。ということを宮城県に伺ったところ、そのような主旨であれば問題ないというお話をいただいておりましたので、これまで継続して行ってきたところです。
今回、残念ながら、地場産品ではない。というご指摘を受けましたが、主旨は先ほど申し上げたようなことですのでご理解いただきたいと思います。
Q.指摘については妥当だと考えているのか。もう少し、寛大な判断をしてもらいたかったという考えか。
A.もちろん、後者であります。我々は地域間の交流を深めるとともに、本市と村山市は様々な交流をさせていただいておりますので、そういった主旨をご理解いただければ、宮城県でも総務省でもご理解いただけるものと思いますが、残念ながら今回はこのような形になってしまいました。
我々も、そういった部分について準備不足であったのかなと思いますが、主旨については今後も続けさせていただきたい。という思いであります。
Q.今後は取りやめになるのか、一旦取りやめて、その上で総務省に再度働きかけるとか、認めてもらう働きかけを行う考えなのか。
A.確認をさせていただきます。我々は宮城県に確認した際、そういう主旨であれば、構わない。という話をいただきまして、このような事業に取り組んできましたので、まずは宮城県に確認し、場合によっては、宮城県から総務省に確認をいただきながら、それでもどうしてもダメだというのであれば、私のほうから村山市にお詫びを申し上げ、取りやめるということもあると思いますが、こういう交流まで認めてもらえないとなると、「ふるさと納税」は何なのかと、思わざるを得ないところです。
Q.他の行政の方からすると、公表が早急で突然だったという話も伺っているが、今回のやり方は仕方ないのかな。と思われているのか。
A.違反する自治体は納税制度の対象にしないという話ですが、全国市長会や東北市長会に欠かさず出席しておりますが、そういった席でも、制度の主旨を理解してできるだけそういう方向で。ということはたびたび言われてきました。我々も制度の主旨を踏まえて、今日までやってきたので、結果的に10億を超える市町村と、我々もそうでありますが、3千万、5千万円で留まっている。というような格差が出てくるのであればやむを得ないのではないか。と思っております。
Q.指定を受けて、今後の大まかなスケージュールを伺いたい。
A.今年度については、追加の基礎調査を行うほか、屋根の雨漏りがひどいことから屋根の応急修繕工事を行います。