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2011年3月11日(金曜日)に発生した東北地方太平洋沖地震「東日本大震災」は東北地方を中心に甚大な被害をもたらし、2万人を超える人々が犠牲になりました。
また、被災地で生き残った人々の多くも、発災後の初期には水や食糧が手に入らず、ガスや電気といったライフラインも途絶え、寒さに震えながら一時的な「生命の危機」にさらされました。
その危機を脱するまでの数日間、被災者は自分や家族の命を守るだけで精一杯の日々を過ごしたのです。
塩竈市津波防災センターでは「東日本大震災」発災後の1週間に焦点をあて、そのとき何が起き、人々が何を求め、状況はどのように変化していったのか、を発生から7日間を中心に記録、展示しています。
この展示は、当時の状況を振り返ることを通して次の災害に備えることがの目的です。
もう2度と災害で大切なものを失わないために、今できることは何なのか。
ぜひ、この展示を見ながら考えてできますと幸いです。
マリンゲート塩釜の隣りに設置しております。
遊覧船や市営汽船の待ち時間など、お気軽にお立ち寄りください。
ご見学は無料です。
団体向けのご説明を希望される際は、お手数ですが事前にご相談ください。
令和4年5月に宮城県が公表した津波浸水想定区域の津波浸水状況のシミュレーションを見ることができます。
発災から7日間の記録を1日ごとに表しています。
被害状況や避難者数、水道や電気などのインフラの状況や当時困ったことなどをタペストリーに記載しています。
あわせて、塩竈市で撮影されたさまざまな津波の映像を常時上映しています。
東日本大震災発災後から約1時間後の15時49分、海上保安庁の巡視船まつしま(震災当時)が福島県沖で10mの大波を乗り越える映像の上映と、実際に船で使われていた羅針盤機器の展示を行っております。
地震から7日間の記録をジョグダイヤルで選択しながら3画面ディスプレイで表示することができます。
当時の天気や街の状況をポップなCGで再現しております。
CG制作:Wow.Inc
浦戸諸島を含む塩竈市とその周辺の地形と津波浸水区域が分かる立体模型や津波についての解説資料、塩竈市への応援派遣職員のメモリアルプレートなどを展示しております。
災害に関する書籍や記録誌などを自由に閲覧することができます。
(一部については館内設置のタブレット端末で閲覧できます)
津波発生時には、「マリンゲート塩釜」やマリンゲート塩釜と本塩釜駅方面をつなぐ遊歩道「津波避難デッキ」とあわせて、一時避難場所として活用します。
当施設に通用口(1階マリンゲート駐車場側手動ドア)の脇および2階マリンゲート塩釜連絡通路側壁に大きな揺れを検知すると自動的に解錠されるキーボックスを設置し、建物の中に入る鍵を取り出して中に入ることができます。
屋上には非常用発電機を設置しているほか、館内に食糧や毛布、飲料水を備蓄しております。
また、塩竈市営汽船欠航時は、島民の一時待機場所として活用します。
防災に関する知識および技術の普及向上、自主防災組織の育成および強化の目的でご利用できます。
(上記の目的のみでの利用となります)
申込方法、料金、減免制度等につきましては下記資料をご覧ください。
9時から17時まで
令和6年度 塩竈市津波防災センター開館カレンダー [PDFファイル/150KB]
郵便番号985-0016
宮城県塩竈市港町1丁目4番1号
電話(Fax兼用)022-794-7232
Utmポイント:54Swh02704125
JR仙石線仙台駅から約30分
本塩釜駅下車、アクアゲート口から徒歩約10分(マリンゲート塩釜の東隣りです)
本塩釜駅前バス停(小泉漁網店・ウェルシア本塩釜駅前店側)からマリンゲート塩釜行き、マリンゲート塩釜下車徒歩0分
三陸自動車道利府中ICから約12分
仙台駅から国道45号線で約40分
駐車場はマリンゲート塩釜駐車場など民間駐車場などをご利用ください。(1時間100円程度)
津波防災センター1階部分はマリンゲート塩釜駐車場となります。津波防災センター見学や利用での割引制度はございません。
マリンゲート塩釜駐車場は、マリンゲート塩釜内の店舗(乗船券・イベントでの出店を除く)1店舗で1,000円以上ご利用の場合に2時間駐車料無料サービスとなります。
お会計の際に駐車券をご提示ください。
バスでご来館の方はマリンゲート塩釜駐車場(大型車スペース)をご利用ください。
ご利用につきましては、マリンゲート塩釜(022-361-1500)までお問い合わせください。
マリンゲート塩釜ホームページ<外部リンク>