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定例記者会見(令和元年9月)

印刷用ページを表示する 更新日:2019年12月2日更新

本文

令和元年9月定例記者会見(9月3日開催)

市長あいさつ

9月の定例記者会見でありますが、私にとりましては、記者クラブの皆様方とお話をさせていただく最後の機会となります。16年4カ月、本当に記者クラブの皆さんには様々な形でご指導ご協力をいただきました。御礼を申し上げたいと思います。
長い間ありがとうございました。

今でも、少しあまり気負いすぎたなと思うのですが、何よりも私が市長に当選させていただいたということは、市民の皆様方と、平素からいろいろな思いをお話しできる機会を数多く増やしていくべきなのだろうなという思いでありました。その思いは今までも変わっておりませんし、今日も変わっておりません。
私は市長在任中に、例えば「54,000人の市民の方々と必ず一回は直にお話しできた。と、そういう主張であり続けたいという思いで日々研鑽努力をしていくつもりです。」ということを、全ての機会にお話させていただきました。今でもそういう気持ちは変わっておりません。
市民の半分の方々とは、直接親しくお話をさせていただく機会を設けることができたのかな。という思いではありますが、残念ながら半分ぐらいの市民の方々とそういったお話、あるいは交流をすることができなかったと、反省しているところであります。

定例記者会見につきましても、我々が取り組んでいる課題をご説明し、問題を明らかにさせていただきながら、本市がどういった取り組みを進めていくのか、むしろそちらの方が大切なことでありますので、包み隠さずというと言い過ぎですが、普段着の記者会見にさせていただこう。ということでの16年4カ月でございました。
今、振り返りますとこれは選挙戦を通じても訴えをさせていただいたのですが、大きな二つの危機があったということです。

一点目は財政危機であります。マスコミの方から、いよいよ本市が第二の夕張市かという記事を取り上げていただいたことも、今は懐かしい思い出であります。こういった心配を市民の方に絶対かけてはならないということで、職員と知恵と総力を結集して、財政危機を突破しようということでございました。
当時の財政調整基金の残高が5000万円を割り込むという大変厳しい状況でありました。
剣ヶ峰から一時も早く脱出するために、我々が取り組むべきことを職員と議論をしたことを今は懐かしく思います。

宮城県からは本市の財政問題と市立病院の危機的状況を県も応援するからということで、職員を派遣いただいたことも事実でありますが、何よりもやはり、職員が企画員という制度を創設しまして、行政の身近な課題問題について、若い職員が積極的に議論する場を設けてくれました。

本市の行財政改革のスタートはやはり、企画員の方々の努力じゃなかったのかなと思います。ただ時間がかかりました。1期4年で何とか財政を健全化しようと意気込んだところでありましたが、残念ながら2期8年近くかかりました。
地方自治体でありますので、職員数の削減につきましても、採用不補充と言いますか、退職で辞めた方々の分を補充しないというようなある程度時間がかかる取り組みをしないと、なかなか成果が出てこないというのが実態でありましたので、結果的に約8年かかりました。
8年間の中で約16億弱の財政調整基金が用意でき、最低ラインは確保できるような状況になり、これからだと意気込んだ時に平成23年3月11日の東日本大震災であります。
3階で定例連絡会議を開催しておりましたが、立っているのが困難だというような状況の中でありました。その瞬間から記憶が飛んでおりまして、今でもメモを見ながら思い起こすのでありますが、それからの8年間は、まさに職員と市民の方々と、言い方はオーバーかもしれませんが、決死の思いでありました。

この会場が対策本部でありまして、本当に職員と喧嘩腰でやりあったことを記憶いたしております。でも、本当に職員はよくやってくれました。今でも、これは佐藤昭の責任でありますが、残念ながら健康を害して、休みを取らざるを得なかった職員も数多くおりました。
ただただ職員には申し訳ないという思いだけでありましたが、そういった中から本当に多くの職員と市民の方々が一緒になって東日本大震災からの復旧復興に、ここまでたどり着くことができたというのが正直な思いであります。

まだまだやるべきことを残してしまったという思いから、今回厚かましくも4年間やらせていただきたいということで立候補いたしました。ただ、市民の皆様方からは、市長ゆっくり休んで、一市民として頑張るべきだというのが、今回の選挙結果と真摯に受け止めております。
全く後悔のない戦いでした。これからは一市民として新市長を私もしっかりと応援をさせていただきます。
佐藤光樹市長にも頑張っていただいて、市民の方々が安心して安全に誇りを持って生活できるようなまちづくりを実現していただくようご祈念申し上げるところです。

説明項目の全ページ資料[PDFファイル/4.4MB]

市民総務部

女性のキャリア意識の向上を図り講演会を開催

健康福祉部

障がいを理由とする差別解消への取り組みとして「タウンミーティング」を開催します

健康福祉部

障がいにより「手助けが必要な人」と「手助けしたい人」を結ぶヘルプカードを配布します

健康福祉部

令和元年10月1日から心身障害者医療費助成の対象者を拡大し、障害者医療費助成となります

産業環境部

塩釜魚市場開放どっと祭~魚市場開設90周年記念~の開催について

産業環境部

季節限定「三陸塩竈ひがしもの」シーズン到来!販売開始式・試食会開催のお知らせ

産業環境部

浦戸桂島で黒松を植樹しませんか?植樹ボランティア募集

女性のキャリア意識の向上を図り講演会を開催

[市民安全課協働推進室(361-1773)]説明項目の資料[PDFファイル/505KB]

女性の皆さんのキャリア意識の向上を図るために講演会を開催させていただきます。本市では、「塩竈市しおがま男女共同参画推進条例」を制定しておりますが、市民の皆様方に条例の趣旨が浸透しているとは言い難い状況ではないのかなと思っております。

そこで、10月3日木曜日、14時30分から16時まで「いきいきキャリアアップ研修in塩竈私らしく輝くために」というイベントを開催させていただきます。
講師は、本市の男女共同参画を考える会の会長であります小林眞佐子さんであります。
小林さんは婦人防火クラブの会長や塩竈市更生保護女性会の会長等、本市の男女共同参画社会づくりに数多くご参加をいただいている方です。小林様からいろいろお話をいただく機会でありますので、記者クラブの皆様方にも、ぜひ、足を運んでいただければと思っております。

障がいを理由とする差別解消への取り組みとして「タウンミーティング」を開催します

[生活福祉課(364-1131)]説明項目の資料[PDFファイル/20KB]

障害者差別解消法が平成28年4月に施行されております。当時、私も職員に障害者差別解消法を受けた本市の条例を策定すべきではないのかということを庁議の場で指示いたしたことを記憶しておりますが、本市では、まず、業務の中でどういったことを留意すべきかという手引書を作成いたしました。

特に福祉の窓口には、障がいをお持ちの方が数多くご訪問されますので、そういった市民の皆さんに、我々行政としてどういう対応していくべきか、手話通訳等はございますが、そういったことだけではなくて、お困り事をどのような方向で解決していくべきなのかということについて、条例を策定すべきということで、現在取り組んでおります。

そこで今回、9月13日金曜日、14日土曜日、そして15日の日曜日にタウンミーティングを開催することにいたしました。障がい者の方々はもちろんでありますが、一般の市民の方々が差別解消法について考えていただく機会になればと思っております。

障がいにより「手助けが必要な人」と「手助けしたい人」を結ぶヘルプカードを配布します

[生活福祉課(364-1131)]説明項目の資料([PDFファイル/480KB]

本市でもすでにヘルプマークを導入しておりますが、さらにわかりやすいものが必要なのではないかということで、今回ヘルプカードというものを作成いたしました。名刺サイズのもので、表にはヘルプマーク、裏には手を貸してください。という文字が印刷されております。常にお持ちいただきながら、災害時や緊急時、病気や怪我をした時、そして日常的に、さりげなく市民の方々が手を貸していただく機会になればということで、このような取り組みをさせていただきます。

令和元年10月1日から心身障害者医療費助成の対象者を拡大し、障害者医療費助成となります

[保険年金課(355-6519)]説明項目の資料[PDFファイル/583KB]

現在、身体及び知的障がい者のうち重度な障がいを持つ方々を対象に医療費の自己負担額について助成を行っておりますが、これまでは精神障がいの方は医療費助成の対象になっておりませんでした。今年の10月から助成対象者を拡大し、新たに精神障害者保健福祉手帳1級をお持ちの方についても、医療費助成の対象にさせていただきます。精神障害者保健福祉手帳1級の方という限定ではありますが、こういった制度を活用していただき、元気でお暮しをいただければと思っております。

塩釜魚市場開放どっと祭~魚市場開設90周年記念~の開催について

[水産振興課(781-7706)]説明項目の資料[PDFファイル/418KB]

おかげさまで平成29年10月に新魚市場が完成いたしております。昭和4年、現在の魚市場の対岸に魚市場が開設されてから、今年で90周年になります。そういったことも踏まえまして、今年10月6日日曜日、8時から13時まで「塩竈魚市場開放どっと祭り」を開催させていただきます。

「三陸塩竈ひがしもの」の鉄火丼や鉄火巻き体験の他、水産加工品などが格安の値段でお買い求めいただけます。多くの市民の皆さまへの感謝の思いでこういったイベントを開催させていただくものであります。

季節限定「三陸塩竈ひがしもの」シーズン到来!販売開始式・試食会開催のお知らせ

[水産振興課(781-7706)]説明項目の資料[PDFファイル/212KB]

毎年恒例でありますが、9月から12月の三陸沖で取れますメバチマグロを「三陸塩竈ひがしもの」としてブランド化しております。

いよいよメバチマグロが一番美味しい時期を迎えておりまして、9月19日木曜日、午前7時半から販売開始式を開催し、全国に「三陸塩竈ひがしもの」を広く発信させていただきたいと考えております。
当日は出発式の後、試食会を魚市場中央棟中会議室で開催いたします。一貫1000円ぐらいのメバチマグロですが、塩竈の旬の食材を試食いただき、記事として取り上げていただければ大変ありがたいと思っております。

浦戸桂島で黒松を植樹しませんか?植樹ボランティア募集

[観光交流課(364-1165)・浦戸振興課(369-2240)]説明項目の資料[PDFファイル/759KB]

7月、桂島の海水浴場の海開きを前にボランティアを募集して海水浴場の清掃活動を行いました。その際桂島の区長さんから、震災前は桂島海水浴場の辺りは美しい黒松並木が続いていたが、残念ながら平成23年3月11日の東日本大震災での津波被害により、黒松並木がほぼ無くなってしまったこと。これから先、また津波が来るのではないかと不安なので、黒松の植樹を行って、元の黒松並木を復活させたい。という話を伺いました。そこで、海水浴場の清掃活動に行ったボランティアの方々も是非また植樹に参加させてもらうので、植樹ボランティアの呼びかけをお願いしたいと申し上げましたところ、浦戸桂島区主催により、黒松植樹のボランティアを募集することになりました。

開催日は9月21日土曜日であります。乗船料は無料で、飲み物や弁当などは各自持参いただくということでありますが、記者クラブの皆様にもぜひ、植樹にご参加をいただければ幸いでございます。

その他

Q.これまでの任期を振り返って、自身の政策の評価や残された課題、さらには新市長へ課題に対する期待等があればお聞かせいただきたい。
A.やはり市立病院であります。二市三町には7病院ございますが、公立病院は塩竈市立病院だけであります。ご案内のとおり、全国で公立病院の危機が叫ばれているわけでありますが、一つは財政的な問題だと思います。もう一つは、公立病院自らが医師を招へいすることが厳しい環境であります。
一方では市立病院は築65年でありますので、宮城県内でも古い病院なのではないかと思います。こういった病院ではありますが、管理者や医師、看護師、そして事務スタッフが一生懸命対応させていただいております。私は在任期間中、ぜひ市立病院を残したいということで、例えば委員会を組織し、議会に対しても一定の方向性をお示しさせていただいてまいりました。
大筋のものが纏まりまして、最終的な報告を議会の全員協議会でご説明させていただいております。ただ市民の方々に対する説明がほとんどなされておりませんので、大変恐縮でありますが、後任の市長がこの公立病院について、どういう思いをお持ちかということも含めてご賢察をいただければ。ということであります。
その他、福祉については「塩竈方式」と言わせていただけるようなものも数多く取り組ませていただいたのかな、と思っております。例えば浦戸の医療や介護の取り組みなどは「塩竈方式」と呼んでいいのではないか思っています。
また、港湾については宮城県が管理者でありますが、今、貞山1号岸壁のマイナス9メートルの整備に取り組んでいただいております。港の機能からすると、国際拠点港湾的な貨物の取り扱いは、水深の関係からできないということではあるかと思いますが、東北の物流拠点港湾であるという機能は、東日本大震災以降、逆に見直されております。具体的に申し上げれば、災害に強い港だということで、震災後は貨物の取扱量が伸びました。塩竈の港の安全性ということについてかなり高い評価を頂いたのだろうと。
港というのは機能面もありますが、安全に365日安心して使っていただけることも港に求められる必要要件ではないのかということを県の方に申し上げさせていただき、先ほど申し上げたような新たな機能強化にも取り組んでいただいているところであります。こういったことも本市の取り組みが一定程度効果を発揮しているのかなと思っております。
ただ一番の心残りはやはり、本市の基幹産業であります。関係者と一体となって様々な取り組みをさせていただいてまいりました。若干芽が出てきているものもございますが、残念ながら水産加工品の出荷額は東日本大震災前の数字には戻っておりません。水産加工業界の方は悪戦苦闘であります。そういったところにもう一度取り組んで行こうという思いでありましたが、その部分については佐藤光樹新市長もおそらく共通の認識はお持ちであると思っておりますので、是非そういったところにまた力を注いていただきたいという思いでございます。
最後に学校教育であります。令和元年度の全国学力テストの結果で、本市の小学校が全国平均を超えたというご報告を先月させていただきました。
今まで16年間一度も超えたことがなかったわけでありますが、おそらく本市独自の小中一貫教育というものが、少しずつ芽を出してくれているのかなと思っております。
こういった部分が必ず成長してくるという風に期待いたしております。

Q.退任後公職につかれるなど、今後の予定など決まっていることはあるのか?
A.9月10日を持って全ての公職については退任することになると思います。今後についてですが、16年4カ月ぶりに、自由な身になります、まだ、何とをということは考えておりませんが、一市民として、今までご指導、ご助言いただいた方々、友人としてお付き合いいただいた皆さんと、また交流させていただきながら過ごさせていただきたいと楽しみにしております。


・9月の日程[市民総務部政策課(355-5764)]
・「秋の交通安全県民総ぐるみ運動」の実施について[市民総務部市民安全課(355-6486)]
・「老人の日」及び「老人週間」に関する事業を紹介します[健康福祉部長寿社会課(364-1204)]
・親方特選ひがしものまぐろ祭り[産業環境部観光交流課(364-1165)]
・OH~エン!すまいる情報発信9月号[産業環境部観光交流課(364-1165)]
・第19回塩竈市民スポーツフェスティバル[教育部生涯学習課(362-1023)]
・第35回塩釜市芸術文化祭[生涯学習センター(365-3341)]
・Domenica68「さくっと音楽史」[生涯学習センター(367-2010)]
・ESPDANCEPES2019(エスプダンスピーズ)[生涯学習センター(367-2010)]
・大人のあそび時間~UVレジンで作る!かんたんアクセサリー~[生涯学習センター(367-2010)]
・遊ホールイベント情報[市民交流センター(365-5000)]
・ようこそ!古典芸能の世界へ~若手歌舞伎役者による舞踊とトークの会~[市民交流センター(365-5000)]
・貸館イベント情報「JazzLive2019海堀弘太Trio」他[塩竈市杉村惇美術館(362-2555)]
・「未来あしたを創る」塩竈市教育委員会News(第28号)[教育部教育総務課(362-7744)]
・本の杜・プクちゃんつうしん・しおかぜ・話題の本棚[市民図書館(365-4343)]
・公民館だよりWAY・エスプKID’S[生涯学習センター(367-2010)]

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