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平成27年3月定例記者会見
震災からまもなく4年。本日の説明で「東日本大震災復旧・復興の記録明日へ」(記録誌)について報告いたしますが、この4年間悪戦苦闘の日々でした。何とか今日まで来られたというのが正直な気持ちです。
震災時においては、市民への情報提供が行き届かず、「1ペーパーでも市民に情報発信していかなければ…」という記者クラブの方々からアドバイスをいただき、震災3日目頃から、「塩竈市災害対策本部ニュース」を発行しました。今、改めて読み返すとこの程度の情報しか提供できなかったのか。という思いはありますが、その本部ニュースも引っ張りだこでした。今回の記録誌作成にあたり、混乱していた避難所の写真等を探すよう指示しましたが、1枚もありませんでした。考えてみれば、そういう写真を撮る気持ちの余裕もなかったのですが、一方であのような状況で避難してきた方々にカメラを向けることにも躊躇いたしました。一番大切な写真がなかなか集まりませんでした。例えば、食べ物が無くて物資のパンに殺到したとか、給水活動の状況など、本当の姿(記録)を残せなかったというジレンマを感じました。そしていかに記録を残していくか、その難しさを感じました。
説明項目の全ページ資料[PDFファイル/4.6MB]
市民総務部 | |
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健康福祉部 | |
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産業環境部 | |
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震災復興推進局 | |
教育部 | |
教育部 | |
教育部 | |
教育部 |
[市民安全課(内線245)]説明項目の資料[PDFファイル/266KB]
只今の冒頭あいさつでも申し上げた通りですが、4年を経てこうやって頑張っていることを市民の方々にお伝えし、我々も頑張りましょう。という思いを感じてくださればと思っています。
Q.発行はいつ頃?現物はいつ頃できるのか?
A.3月26日発行、納品になります。
Q.市民へはどのように配布するのか
A.市政だよりといっしょに全世帯に配布してまいります。
[生活福祉課(364-1131)]説明項目の資料[PDFファイル/150KB]
灯油購入費助成事業は平成26年度2月の補正予算において認めていただいた事業で、「地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策」事業を活用し、約4,400世帯に5,000円の灯油購入助成券を送付します。対象は75歳以上の高齢者のみの世帯、障がい者(身障1・2級、知的A、精神1級)、ひとり親世帯、生活保護世帯です。利用期間は平成27年3月から平成28年1月までとなります。
Q.他の自治体でも実施しているのか?珍しい事業なのか?
A.県にも確認しましたが、取り組んでいる自治体は無いようです。
Q.ひとり親世帯とは具体的にどういう世帯ですか。
A.中学生までの子どもがいる母子世帯、父子世帯です。
[子育て支援課(353-7797)]説明項目の資料[PDFファイル/1.2MB]
震災後、県外の様々な市から支援いただいておりますが、今回、越前市のフクイバレエ団武生支部、前田美智バレエ教室様から寄託を受けた越前市から越前市出身の絵本作家かこさとしさんの代表的なキャラクター「だるまちゃんとかみなりちゃん」のイラストがあしらわれた時計が寄贈されることになりました。寄贈いただく時計は、藤倉児童館の正面玄関と園庭側の2カ所に設置することになりました。
[健康推進課(364-4786)]説明項目の資料[PDFファイル/183KB]
ハード面ではだいぶ震災復旧・復興は進んできたと思いますが、メンタル、健康面ではまだまだ傷あとが大きく残されていると思います。今回、呼吸に着目したメンタルヘルス講演会を塩釜商工会議所で行いますので、数多くの市民の方々に足を運んでいただきたいと思います。
[水産振興課(364-2222)]説明項目の資料[PDFファイル/166KB]
高度衛生管理型荷さばき所B棟が間もなく完成し、4月10日にお披露目式を実施します。2階には船員休憩室などがあり、船員の方々に快適に過ごしていただける施設となっています。また、A棟についても解体工事が始まっており、平成29年秋にはすべての施設を完成したいと思っています。
Q.A、C棟の完成について、29年度中とは聞いていたが、先ほどの説明で秋ごろと説明があったが、完成時期は絞られてきたのか?
A.三陸塩竈ひがしものが9月頃なので、その時期までには新しい魚市場から出荷したいという思いで、担当部署に取り組ませています。
[水産振興課(364-2222)]説明項目の資料[PDFファイル/121KB]
平成26年度2月補正で新たに創設された国の「地域住民生活等緊急支援のための交付金(地方創生先行型)を活用した事業で予算額は10,100千円です。一社あたりの上限は1,000千円となります。
補助金を活用し、本市水産業の活性化を図るため、水産加工業の自由な発想による新商品開発や販路拡大へ取り組みの一助になればと思っています。
[観光交流課(364-1165)]説明項目の資料[PDFファイル/721KB]
今年は昨年度より若干多い19自治体と本市観光物産協会会員10社にもご協力いただき、常日頃ご支援いただいている自治体の素晴らしい食文化を、市民の方々はもとより、現在お出でいただいている派遣職員の方々にもふるさとの味をご堪能いただきたいと思います。
[下水道課(364-2193)]説明項目の資料[PDFファイル/106KB]
東日本大震災で大きなダメージを受けましたがそれが契機となり、今まで以上に大幅に災害環境が改善されました。その一つが下水道整備ではないかと思っています。中央ポンプ場、藤倉ポンプ場、藤倉第2ポンプ場、そして震災後に牛生ポンプ場が整備され、今は、中の島にも新たに第2ポンプ場を作っておりますし、地下貯留管も国道45号線の下に整備しています。そして今回、越の浦雨水ポンプ場を着工させていただきます。本市のポンプ場は震災前の倍ぐらいの規模に改善します。
Q.越の浦の着工式はあるのか?
A.実施することになると思いますが、池を埋め立ててからなので、造成するまでは式典は難しいと考えています。
[復興推進課(内線342)]説明項目の資料[PDFファイル/131KB]
3月9日(月曜日)午前10時30分から浦戸初の災害公営住宅の完成・入居式を開催させていただきます。場所は、浦戸野々島地区1・2号棟です。
[教育総務課(362-7744)]説明項目の資料[PDFファイル/185KB]
4月から「浦戸小中一貫」教育を目指すことになりました。浦戸科の新設や小学校から英語教育などにも取り組み、子どもたちによりよい教育環境を提供できればと思っています。また、本市の文化大使である声優の山寺宏一さんが、浦戸小中学校の校歌をCDに録音してくださいました。新しい校歌だけでなく、旧浦戸第一小学校、浦戸第二小学校、浦戸中学校の校歌も歌ってくださり、CDに収録して浦戸島民の方々に思い出としてお配りすることになりました。
Q.浦戸小中一貫校になっての児童生徒数は?
A.見込みですが、27年度は浦戸第二小学校が16人、浦戸中学校が21人、全体で37人です。26年度は浦戸第二小学校が21人、中学校が13人、合計34人でした。
Q.校歌のCDの完成時期は?
A.島民の方にもお配りする予定ですので式典までは準備できます。
Q.新しい学校の校歌として作ったのか?
A.現在の中学校の校歌をベースに、歌詞の一部を変更しています。
Q.校章も新しいものなのか?
A.中学校の校章をベースに小学校の「小」の字を追加したデザインとなっています。
[学校教育課(365-3216)]説明項目の資料[PDFファイル/149KB]
大阪府天王寺市の興国高等学校から、これまでにも被災地支援として様々な支援をいただいてきましたが、今回は、学校図書を寄贈いただくことになりました。約25万円相当ということで、1校あたり25,000円程度の図書を購入させていただきます。3月2日に玉川中学校で贈呈式を行います。当日は、興国高等学校の生徒さん29名と教職員6名の方が玉川中学校にお越しになります。
[生涯学習センター(367-2010)]説明項目の資料[PDFファイル/1.2MB]
3月11日の慰霊祭の挙行する際、ATUSHIさんにも来ていただくことになりました。ATUSHIさんは毎年、慰霊祭に足を運んでくださり、式典後、ふれあいエスプ塩竈で「POWEROFLIFE」というイベントを開催してくださいます。柴田三兄弟やATUSHIさんゆかりの方々がお集まりいただき、約1時間半の楽しい企画を行っていただきます。
[生涯学習課(362-1023)]説明項目の資料[PDFファイル/224KB]
3月29日(日曜日)、塩釜ガス体育館に平成の三四郎ことオリンピック金メダリストの古賀稔彦さんをお招きします。内容は古賀さんによる一本背負いのデモンストレーションをはじめ、市内小中学生の柔道体験、30分程度ですが「ふれあいトーク」などを行う予定です。