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第二編ともに学びともに歩む、市民が輝くまち(平成18年度施政方針)

印刷用ページを表示する 更新日:2019年12月2日更新

本文

次に、「ともに学びともに歩む、市民が輝くまち」についてご説明申し上げます。

学校教育につきましては、思いやりの心と健康な体、そして豊かな創造力と郷土愛を育むことを目指してまいります。

学区外の児童生徒を受け入れてまいりました浦戸第二小学校と浦戸中学校につきましては、引き続き、浦戸諸島の恵まれた自然環境を活かした教育を行い、年齢の異なる子どもたちの助け合いの心を育んでまいります。

また、教育環境向上のための学校施設改修につきましては、有効な財源を確保し年次計画を早めて整備を進めるとともに、特に老朽化が著しい玉川小学校の校舎につきましては、大規模改修に向けた実施設計を行ってまいります。

カメイこどもの夢づくり基金の活用につきましては、平成17年度に引き続き、創造性豊かな人づくりのため、各小中学校に「こどもの夢づくり文庫」の整備を行うとともに、感性豊かな心を育むための感動支援プロジェクト事業を実施してまいります。

児童生徒の健やかな成長を担う学校給食につきましては、安全と衛生管理の一層の向上を図るため、平成17年度に引き続き小中学校の食器の更新を行い、全校での更新を完了させてまいります。玉川小学校給食施設につきましては、耐震診断の結果を踏まえ安全性を重視し、関係者と協議を行いながら、緊急措置といたしまして第二小学校での共同調理に向けた準備を進めてまいります。

青少年相談センターでは、多感な青少年期の複雑な悩みを相談する場として、カウンセラーによる相談業務を引き続き実施してまいります。

生涯学習につきましては、地域独自の自然や風土、伝統、歴史、そして文化に根ざした地域づくりを推進し、ふるさと塩竈への愛着を深めていただくために「塩竈学」を積極的に進め、「塩竈学問所」や「塩竈学シンポジウム」を継続して実施してまいります。

また、親子の体験学習を実施し、体験を通して親子の愛情を深めていただくとともに、本市の未来を担う子どもたちの郷土愛を育んでまいります。さらに、市民団体が企画する塩竈学関連の事業に対しましても、積極的な支援を行い、心の豊かさを醸成する生涯学習の推進に努めてまいります。

ふれあいエスプ塩竈と公民館からなる生涯学習センターにつきましては、子どもたちの健全育成や生涯学習の場としてご活用いただくとともに、ボランティアの皆さんと一緒に特色ある事業を企画してまいります。さらに、市民のニーズに対応した事業を展開し、より多くの方々にご利用いただけるよう、多様な学習機会を提供してまいります。

遊ホールにつきましては、使用料の減免制度を設け、市民参加の企画などを通じて、多くの方が利用しやすい環境づくりを進めてまいりました。平成18年度におきましても、市民図書館との一体感ある施設として、さらに利用しやすい環境づくりに努めてまいります。

生涯スポーツの推進につきましては、だれもが健康で生きがいをもって生活できるよう気軽にスポーツに親しんでいただける環境づくりを進めてまいります。そのため、日常生活の中に軽スポーツを取り込んだ生活習慣病の予防や改善に向けた教室を開催してまいります。

平成18年度は、体育館開館20周年、プール開設10周年の記念の年であり、また指定管理者制度に移行しますので、これを機会として市民のさらなる健康増進と生きがいづくりに向けたスポーツの振興と利用者のサービス向上に努めてまいります。

国際交流の推進につきましては、国際交流員と市民とのふれあいを通して、国際理解と心のコミュニケーションが浸透する交流事業の充実に努めてまいります。また、小中学校には外国語指導助手を引き続き配置し、外国語学習と交流を通じて国際感覚に優れた児童生徒を育成してまいります。

男女共同参画社会の実現に向けましては、互いに人権を尊重し合うことが大切であり、それぞれの個性と能力を発揮することで活力あるまちづくりにつながるものと考えております。本市といたしましては、市政に女性の意見を反映するため、審議会等への女性委員の登用を進めているところであり、平成18年度におきましては、女性登用の目標達成に努めてまいります。さらに、「しおがま男女平等・共同参画基本計画」が平成18年には中間年を迎えますので、男女共同参画社会づくりを確固たるものにするための条例の制定に向けて準備を進めてまいります。

第三編海と緑とともに暮らす、環境にやさしいまち

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