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第三編海と緑とともに暮らす、環境にやさしいまち(平成18年度施政方針)

印刷用ページを表示する 更新日:2019年12月2日更新

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次に、「海と緑とともに暮らす、環境にやさしいまち」についてご説明申し上げます。

環境対策につきましては、本市が率先して取り組んでおります「エコ・オフィスプラン」を通じて、市民の皆様や事業者へ環境保全の理解を深めていただき、ごみ減量化などについて一層働きかけてまいります。

廃棄物処理につきましては、埋立処分場の延命化を図るために、清掃工場改良工事やごみ破砕機の導入等を行っております。そのため、ごみの分別方法が変更となりますので、ごみ分別に関する周知徹底を行い、市民の皆様のご理解、ご協力をいただきながら取り組んでまいります。

水産加工業者から排出される廃食用油を精製したバイオディーゼル燃料の事業化につきましては、塩釜市団地水産加工業協同組合が事業主体となっており、平成18年度にはプラントが完成する運びとなっております。地域新エネルギービジョンの重点プロジェクトとして支援を行いながら、本市ならではの資源循環型社会づくりを目指してまいります。

水道事業につきましては、災害に強い水道施設の構築を図るため、第5次配水管整備事業や老朽管更新事業を実施してまいります。さらに、市民に親しまれる水道事業を目指すため、独自広報紙の継続的な発行や利用者への定期的なアンケートの実施を行いながら、市民への情報提供や市民ニーズの把握に努めてまいります。また、利用者の利便性向上を図るためのコンビニエンスストアを利用した料金納入制度の導入につきましては、7月以降早い段階に実施できるよう努めてまいります。

今後、水需要の低迷による料金収入の減少や、仙南・仙塩広域水道料金の改定などにより厳しい事業運営が見込まれますので、より一層の事務事業の見直しを行い、経営基盤の強化に取り組んでまいります。

下水道汚水事業につきましては、平成16年度の市内の下水道人口普及率は98.2%に達しております。平成18年度につきましては、一部未整備となっております地区の整備を進めますとともに、老朽管渠につきましても、速やかな汚水排水のための補修や改築を実施してまいります。また、水洗化普及率は、94.7%となっておりますが、未接続世帯の方々に早急に接続いただくよう働きかけを行ってまいります。

さらに、浦戸野々島地区の汚水処理につきましては、快適な生活環境の向上と環境保全のため、排水処理施設を整備してまいります。松島湾内の松くい虫対策につきましては、特別名勝「松島」を次世代に残すため、松くい虫の駆除や予防を積極的に実施し、景観の保持に努めてまいります。

梅の宮の市営住宅建設につきましては、現在、第2期工事として12戸の建設に着手しており、平成18年度の完成により一層快適な居住空間を提供してまいります。また、付帯設備としての集会所につきましては、地域コミュニティーとの連携を図り、子育て支援事業への活用も進めてまいります。

最近、駅周辺に新たな住宅建設が進められており、また海辺の賑わい地区整備が進むなど街並みが大きく変わろうとしております。このことから、本市建設行政の総合的な指針となる建設行政推進計画を策定し、限られた財源の有効活用や、環境及び福祉の面にも配慮しながら、本市の特性に沿った都市基盤の整備に取り組んでまいります。

浦戸振興の要となる市営汽船につきましては、経営健全化計画に基づき、生活航路として安全かつ安定的な運航を確保してまいります。具体的には、経費の縮減及びサービスの維持向上を図るため、今回建造した小型船舶を中心とする船舶体制の転換やダイヤ改定を実施してまいります。

あわせて行います運賃改定につきましては、島民の方の負担軽減のため、島発往復割引の新設や通勤定期の割引拡大を実施するほか、一般利用客向けの各種割引制度も導入してまいります。

第四編塩竈の特性と地域資源を生かした、活気あるまち

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