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第四編塩竈の特性と地域資源を生かした、活気あるまち(平成18年度施政方針)

印刷用ページを表示する 更新日:2019年12月2日更新

本文

次に、「塩竈の特性と地域資源を生かした、活気あるまち」についてご説明申し上げます。

地元商業の活性化につきましては、昨年壱番館1階に開業しました「とっとちゃんハウスボックス&ベンチャーショップ」に多くの方々が来店し賑わいを見せておりますが、平成18年度におきましては、起業意欲のある方に対する支援を拡大してまいります。

中心市街地の活性化に向けた地元商店会のイベント開催などの取り組みに対しましては、地元と一体となった活動支援を積極的に行い、より身近で魅力ある商店振興に努めてまいります。平成17年度におきましては、地元青年四団体が中心となり市内25店舗の協力を得て、塩竈の風景を詠んだ和歌の入ったのれんを配した塩竈観光案内所「しおナビiショップ」を開設いたしました。地元の青年四団体では、平成18年度においても観光を中心とする「まちづくり」を目的とした様々な事業を計画しており、このような市民の方々との連携を図りながら、観光客の受け入れ体制の強化に努めてまいりたいと考えております。

本市には、かつての門前町の風情を偲ばせる建物が残されております。所有者のご理解を得ながら、趣のある家屋の活用を図り、本市を訪れる方が歩いて楽しむことができる回遊性のあるまちづくりや歴史的な街並みづくりを進めてまいります。

「仙台塩釜港港湾計画」の改訂が予定されていることから、航路の浚渫や老朽化施設の更新をはじめ、港湾機能の整備、特定重要港湾として塩釜港区の機能強化と活性化を県に働きかけてまいります。

また、港奥部再開発事業におきましては、旧観光桟橋周辺の防潮堤の着工にあわせ、眺望に配慮した渚を感じられる遊歩道整備が行われます。さらに、北浜地区において進められております県の緑地護岸整備につきましては、地権者の方々のご協力を賜りながら、防災機能の強化を図るとともに、本市の歴史や文化を取り入れた魅力ある親水空間となるよう提案し、早期実現を目指してまいります。

マリンゲート塩釜につきましては、昨年国から「みなとオアシス」の認定を受けましたので、これを契機に、人々が集い、憩い、潤える空間づくりにより一層取り組んでまいります。また、平成18年度より指定管理者制度に移行いたしますので、今まで以上にサービスの向上や経営基盤の安定が図られるよう指導してまいります。

浅海漁業につきましては、将来にわたって安定した経営基盤を確立できるよう本市の4漁業協同組合を含む県内35の沿岸漁業協同組合の一本化を支援してまいります。また、養殖漁業の活性化と地域ブランドづくりを促進するため、野々島地区において予定されているカキの浄化施設整備事業を支援してまいります。

第五編市民と行政の協働で創るまち

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