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事業の選択と集中3.大好きです塩竈(平成19年度施政方針)

印刷用ページを表示する 更新日:2019年12月2日更新

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3.大好きです塩竈

誇りと愛着のあるまちづくりを進める「大好きです塩竈」についてご説明いたします。

まず、学校教育につきましては、塩竈を愛し、塩竈で生まれ育ったことを誇りに思い、自分を世界に発信できる児童・生徒に育成するために、教師の指導力と優れた教育計画、そして効果的な学校運営という3つの要素からなる「学校力」を高めていく必要があります。指導主事や教科指導員を活用した学力向上や、特別支援教育のための支援員の配置によるきめ細かな指導を行なう一方、地域に開かれた学校を目指してまいります。また、感動支援事業は、子どもたちに各界で活躍している著名人の体験談や実技などに触れさせることによって豊かな人間性を育んでおりますことから、本年度も継続してまいります。これらの取り組みを通しまして、知・徳・体の調和の取れた児童・生徒の育成を目指してまいります。

人生80年時代に入り、生涯学習には大きな役割が求められており、第二の学習期を迎え、地域と共に生きる「フルタイム市民」になる団塊世代をはじめ、各世代の市民の皆様に実りある豊かな生活を送っていただけることが、地域の活力にもつながるものと考えております。このため生涯学習センターや市民図書館における芸術文化活動や塩竈学の推進を図るほか、新たに、地域デビュー講座や地域活動入門講座などを開催しながら、本市への愛着を深める施策を充実させてまいります。

バス交通体系につきましては、利用者が増え続けている「しおナビ100円バス」を、この4月から仲卸市場や市民プールにまで運行区域を拡大し、利便性の向上を図ってまいりました。今後は、100円バスの路線拡大の可能性や、市の中心部まで概ね15分で行ける「15分交通体系」について検討してまいります。

浦戸地区の活性化につきましては、まず、週末や学校の長期休業期間に市営汽船の運賃を無料とする「うらと子どもパスポート事業」を今年度から県内の小学生へと拡大してまいります。また、豊かな自然や食・歴史などを活かした体験交流事業などを推進し、浦戸の交流人口の増加につなげてまいります。さらに、蒼い海を守り生活環境を改善させるための野々島地区の汚水処理につきましては、本年度いよいよ汚水処理施設の建設に着手しますので、早期の供用開始に向け整備を進めてまいります。

桂島におきましては、地元の漁民の方々が実施主体となり、国の助成を受けながら共同カキ処理場と、のり陸上採苗施設の整備を進めております。県事業として整備される新しい待合所や緑地広場を含めて、新たな観光資源としての活用も検討しながら、浅海漁業の振興に努めてまいります。

我が国はいよいよ人口減少時代を迎え、本市も平成7年をピークに減少局面に入っており、人口対策が課題となっておりますので、市内の人口動態や人口減少要因を分析しながら、居住環境の整備や転入者の増加に向けた取り組みについて検討してまいります。

昨年、本町に設置しました市民活動推進室は多くの市民に利用されておりますので、身近なところでもご利用頂けるよう、増設について検討してまいります。また、市民活動団体に対する新たな助成制度などについて検討し、分権型社会に対応した市民と行政による協働のまちづくりを推進してまいります。さらに、本市では初となる住民参加型の公募債を発行いたしまして、資金の面でも市民の皆様にまちづくりに参画していただき、教育環境の整備を図ってまいります。

男女が互いに尊重し合い、社会の対等な構成員として個性と能力を発揮する男女共同参画社会を実現していくため、塩竈らしさを取り入れた「男女共同参画推進条例」を制定してまいります。また、各種審議会委員に占める女性委員の割合をさらに高め、政策決定の場に多くの女性の参加を促してまいります。

さらなる行財政改革の推進

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