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市政運営の基本方針(平成23年度施政方針)

印刷用ページを表示する 更新日:2019年12月2日更新

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「第5次塩竈市長期総合計画」は、市政運営の基本であり、人口減少社会への対処や地域経済の活性化、本市の魅力を最大限活かし、賑わいと活力にあふれ、市民の皆様が安心して住み続けていただけるまちづくりに尽力してまいります。

また、震災復興計画は、総合計画の安全で安心なまちづくりの分野を担うものと位置付け、本市のまちづくり計画の両輪として、実現に取り組んでまいります。

復興計画の策定にあたり、震災復興本部会議を設置しました。今後、各専門分野の学識経験者や市民の皆様のご参画をいただくとともに、地区懇談会やアンケート調査などにより、幅広いご意見を取り入れてまいります。

計画の基本として、沿岸部や島嶼は甚大な被害であることから、計画期間を概ね10年とし、生活再建を最優先しながら、より快適で活力あるまちへの「復興」を目指してまいります。

まず、住まいと暮らしの再建であります。生活の基盤となる住宅を早急に確保し、再建を支援してまいります。次に、安全な地域づくりであります。被災の詳細を把握し、今回を超える災害に耐え得る対策を講じ、安全で安心して暮らしていただけるまちづくりを進めてまいります。最後に、産業・経済の復興であります。市内経済の再建に向けた支援策を講じ、地域経済の再生に留まることなく、活性化と雇用の確保を図ってまいります。

今後の10年のまちづくりにおきましては、“定住人口の確保”“交流の強化”“市民の連携強化”が最重要課題であります。

震災により甚大な被害を受けた塩竈市が、艱難辛苦を乗り越え長期総合計画の都市像『おいしさと笑顔がつどうみなとまち塩竈』を早期に多くの皆様に実感いただけるよう、着実に施策の成果を発現させるため、本市の総力を挙げて実現してまいります。

「定住」に続きます。

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