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はじめに(平成18年度施政方針)

印刷用ページを表示する 更新日:2019年12月2日更新

本文

平成18年度の予算案をはじめとする各議案のご審議をお願いするにあたり、市政運営に臨む所信の一端と施策の概要についてご説明申し上げますので、市民の皆様と議員各位のご理解とご賛同を賜りたいと存じます。

平成18年度は、本市にとって、将来の進路を決定する極めて重要な年であり、取り巻く難局という暗雲を吹き払い、元気で活気にあふれた塩竈を築いてまいる決意を新たにしております。

さて、わが国は、戦後目覚しい経済の発展と物質的な豊かさの時代を経て、少子高齢社会を迎え、未だかつて経験したことのない人口減少時代へ突入しております。
また、国と地方の財政構造の見直しである三位一体改革の姿が明らかになるなど、地方自治体に対し、改革の波が大きなうねりとなって押し寄せております。

このような地方の自立を促す大きな変革の時代に入り、行政システムの抜本的な改革が求められている一方、企画力や先見性に富む、経営感覚を備えた行政運営が重要となってくるものと認識しております。

私は、信頼される行政を目指し、市民の目線に立った市政運営のため、実効ある取り組みを積み重ね、行財政改革を積極的に推進してまいりました。今後とも、さらなる行財政改革を断行するとともに、「選択と集中」による事業効果を高め、市民が実感できる成果を示すことに努めてまいります。

日本経済は、緩やかな回復基調にあると言われております。本市においては、リサイクル産業の進出や新たな住宅の建設、また商業施設の出店が予定されているほか、税収については8年ぶりに増収が見込まれるなど、本市の活力再生の兆しが現れ始めているものと感じております。平成18年度は、これまで積み重ねてまいりました取り組みをもとに、塩竈再生の芽を育み、確かな幹となるよう飛躍する一歩を歩み出す年にしてまいります。

本市では、かつて先人たちが活力と元気を生み出すため、知恵と努力により幾多の難局を脱し、大きな発展を成し遂げてまいりました。この度、本市の産業経済の振興発展と教育文化の向上に大きく貢献されました亀井文藏氏を初の名誉市民として推挙し、広く市民とともにその功績を讃えてまいります。

このようにまちづくりにかけた先賢の意思を受け継ぎ、ふるさと塩竈に活力と元気を取り戻し、市民とともに次世代へ塩竈の郷土愛と誇りを継承していくことが私の使命であります。今後とも、市民の皆様が安心と豊かさ、そして愛着と誇りを感じていただけるよう「日本で一番住みたいまち塩竈」の実現に向け、市の総力を結集し、市民の皆様の期待に応えてまいります。
市政運営の基本姿勢

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