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3.大好きです塩竈(平成22年度施政方針)

印刷用ページを表示する 更新日:2019年12月2日更新

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「ともに学びともに歩む、市民が輝くまち」「市民と行政の協働で創るまち」の実現に向け、誇りと愛着あるまちづくりを進める「大好きです塩竈」についてであります。

一昨年の試験運行以来、4万人を超える方々にご利用いただきました「NEWしおナビ100円バス」は、ルート拡大や停留所の増設を図り、この2月から本格運行を開始し、市内15分交通体系がほぼ構築されました。今後も市民の皆様の足として、なお一層ご利用いただけるように努めてまいります。

早期の完成が待ち望まれております県道「利府中インター線」につきましては、吉津隧道までの区間が、いよいよ本格的に事業着手となりますことから、関連する「藤倉庚塚線」の改良についても調査いたします。また、都市計画道路「八幡築港線」の整備促進を県に働きかけるとともに、貞山大橋の改修を行い本市の物流機能の強化を図ります。

学校教育につきましては、知育・徳育・体育を推進しつつ、各小学校での少人数指導によるきめ細かな指導や、「しおがまサマースクール」などにより、学力向上に努めてまいります。また、全国学力・学習状況調査に全校で参加し、教育指導の改善などに取り組みます。さらに、小中学校の全クラスの暖房機を更新し、学習環境を整えます。

小・中一貫的教育を行っている浦戸第二小学校・浦戸中学校においては、恵まれた自然環境の中での、小規模校としての特色を生かした教育をさらに推進してまいります。

生涯学習においては、エスプや遊ホールなどで多彩な文化イベントを展開するとともに、「佐藤鬼房顕彰全国俳句大会」などを支援しながら、文化芸術活動を促進いたします。

市民図書館では、学校との連携や利用サービスなどを強化し、市民の皆様の学習意欲に応えるとともに、本年度は、赤ちゃんに本をプレゼントする「えほんデビュー事業」をスタートし、親子で本に触れる機会を創出してまいります。

また、「生涯学習基本構想」の見直しにより、市民一人ひとりが意欲を持って学習できる社会を目指すとともに、市無形文化財に指定する「塩竈神楽」などの郷土芸能を保存、活用し、地域文化の伝承に努めてまいります。

さらに、スポーツ振興のビジョンである「あおぞらスポーツプラン」の見直しを進め、だれもが、いつでも、どこでもスポーツのできる環境を整えます。また、体育館の命名権の収益を活用した、一流アスリートを招いてのイベントの開催や、中学校の部活動への助成などにより、スポーツの振興につなげてまいります。

環境対策については、「塩竈市環境基本計画」に基づき、啓発事業やエコオフィスプランに取り組む事業所の拡大を図り、ごみの分別・減量化に努めます。

また、宮城県の自然エネルギーの導入促進コンテストで大賞を受賞いたしました「バイオディーゼル燃料化事業」は、水産都市独自の取り組みとして高く評価されておりますので、この取り組みをさらに推進し、資源循環型社会づくりを進めていきます。

さらに、体育館への太陽光発電装置やLED電球を試験的に導入し、今後の温室効果ガス排出量の削減につなげてまいります。

次に、市民活動につきましては、町内会役員の高齢化が進んでいることから、若年層の参加を促すような取り組みを進めるとともに、市民団体の活動を支援し、支えあう協働のまちづくりを進めてまいります。

また、ふるさとへの関心を高めるため、引き続き次世代の青年育成交流事業に取り組んでまいります。

浦戸の振興につきましては、島ならではの魅力を生かした体験型交流を推進するとともに、情報を発信し交流人口の増加に努めます。また、島内への高速インターネット環境の整備を進め、高度情報社会に対応してまいります。

風光明媚な浦戸の海は、豊かな恵みの海でもあります。この浦戸の海産物の魅力を発信するため、PRやイベントを展開し、ブランド力を高め、付加価値の向上を図ります。

また、本市ゆかりの「しおがま文化大使」の方々には、本年度も引き続き、塩竈の魅力を全国に発信していただき、イメージアップを図ります。「広報しおがま」につきましても、2色刷りで大きい文字を使った紙面づくりを行うなど、充実してまいります。

「行財政改革の推進」に続きます。

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