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近年、本市においては、女性の就労増大や核家族化の進展、ひとり親世帯の増加、また令和元年10月からスタートした幼児教育・保育の無償化を要因として、 特に 0 ~2 歳の低年齢児の保育ニーズに対応できないことから待機児童が生じており、待機児童の解消が喫緊の課題となっております。
また、子ども達の健やかな成長の支援 と、ご家族を含めた安定的な生活の支援を推進するために、利用する子ども達が 安心して過ごすことができる 保育環境 の 整備や、保 護者が安心して就労することができる保育サービスの提供を、市全体の保育施設で実践していかなければいけません。 一方、公立保育所 5 か所のうち 3 か所が建築後 40 年以上 を 経過しており、施設の老朽化が進行してい る ことから、 利用者の理解を得た上で、 運営の見直しを進めていく必要があります 。
これらのことを、市 が運営する「公立保育所」と民間事業者が運営する「私立保育園」の垣根 を越えて連携しながら、市全体として取り組んでいき ます 。そして、 待機児童の解消と安定的かつ最良の保育を提供 するため の方策 を整理する「 塩竈市の 保育事業の方向性」を定めることで、 第 2 期塩竈市のびのび塩竈っ子プランの基本目標としている 「子どもがのびのびと健やかに育つまち」 「親が安心して子どもを産み育てられるまち」の実現を 図ってまいります 。
令和4年3月塩竈市の保育事業の方向性 [PDFファイル/1.39MB]