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定例記者会見(平成29年4月)

印刷用ページを表示する 更新日:2019年12月2日更新

本文

平成29年4月定例記者会見(4月4日開催)

市長あいさつ

いよいよ29年度がスタートすることになりました。本市でも、4月1日付で180名近い職員の異動を行いました。部長級が4名で、かなり大きな異動になったと思いますが、やはり目標は東日本大震災以降のまちづくりをどうしていくかということであります。特に、本市といたしましては、対向支援頂いている職員の受入については、29年度で終了させていきたいというのが、大きな目標であります。

30年度以降は本市の職員で、残された復旧・復興を推進していくということになります。そういった意味では、29年度は大きな分岐点になると考えております。

目標はもう一つありまして、人口減少社会ということが重くのしかかってきております。関連して、少子高齢化も進んでおります。歯止めをかけるということを目標にやってきておりますが、例えば、人口減少でありますと、自然増減は依然として続いておりますが、人口異動という社会増減については一定程度歯止めがかかりつつあるのでは、と認識しております。これからは社会増減だけでなく、自然増減も、何とか歯止めをかけられないかと、29年度も様々な施策を打ち出したところであります。

なぜこういったことを取り組むかという大きな方針の一つになるのが、「塩竈市公共施設等の総合管理計画」になるのではないかと思っております。これは総務省から28年度中に作成ということが義務付けられております。

本市で申し上げますと、あくまでも建物的なものとご理解いただければと思いますが、150ございます。延べ床面積が23万平方メートルであります。市民一人あたり、4.3平方メートルのものを保有しているという現状です。本市の場合、昭和30年代に公共施設等を整備しており、特に学校等については30年代~40年代前半に作っておりまして、老朽化が著しく進行しております。これからこういった施設の更新に約1,090億の予算を必要としております。

一方、通常の予算、義務的な経費等を除きまして、我々が今回の公共施設等総合管理計画の中で投入できる予算は858億ほどであります。232億以上の差がありますので、やはりスクラップをしていかなければなりません。すべての施設を塩竈市として維持管理していくのは不可能であります。それだけの経費が予算として生み出せない、従いまして、これからは私の造語でありますが、スクラップ&スクラップそしてビルドと申しますか、今まではスクラップ&ビルドでありましたが、スクラップを二つ作ってビルドを一つするというようなペースで取り組んでいかなければならない。具体的に申し上げれば24~25%はスクラップをしなければ、今の目的は達成されないことが最近ようやく分かりました。

先ほど申し上げましたとおり、公共施設等の総合管理計画がようやく3月初めに纏まりまして、これから具体的にどのように進めるかについては、実施計画を今から作ろうという状況にございます。このような状況は本市に限らず、すべての自治体が直面する課題ではないのかと思っています。

従いまして、これからの塩竈の行財政運営をもう一回立ち直しをしていかなければならない。29年度はそういった転換期にあると思っております。。

説明項目の全ページ資料[PDFファイル/23MB]

市民総務部

平成29年度の派遣職員及び塩竈市任期付職員の状況について

市民総務部

NEWしおナビ100円バス「新ルート便」新車両出発式について

健康福祉部

子育て応援の新たなチャレンジ

健康福祉部

NHKハートフォーラム「楽しく老後を生きる」の実施について

産業環境部

春、到来。しおがまの夜~しおがまさま神々の花灯り・同時開催イベント

教育委員会教育部

まちと記憶と映画館~団らんのひととき編

平成29年度の派遣職員及び塩竈市任期付職員の状況について

[総務課(355-5056)]説明項目の資料[PDFファイル/631KB]

29年度は18団体28名の方々の派遣を頂いております。昨年度は派遣職員数が36名でありましたが、今年度28名になっております。前年度との差8名でありますが、主に復興庁、宮城県、神奈川県、兵庫県等々から派遣を頂いた職員の方々でございます。第二の職場ということで、今まで塩竈にご支援頂いた方々が、3年あるいは5年という任期を終了され、退職された方々の数が相当数にのぼっております。各市から派遣いただいている支援者数は、ほぼ前年同様の職員の方々を確保できていると考えております。

なお、これらの職員についても29年度いっぱいということを基本として取り組んでまいりたいと思います。

Q:今年度で職員の派遣依頼を終了するとのことだが、派遣元の自治体にはその意思は伝えているのか?
A:正式な話としては伝えておりません。ただ、4月1日も職員派遣いただいている碧南市長が本市にお越しいただいた際、「引き続き頑張りますから」というお話はいただきましたが、「29年度を一つの区切りとさせていただくつもりです」というお話をさせていただきました。6月頃、全国市長会がありますので、その折にはご支援いただいている首長もお越しになりますので、私からそういった意思をお伝えしてまいりたいと思っております。

Q:碧南市のように引き続き派遣協力いただける自治体がある中、30年度から本市職員のみで取り組んでいくと考えられたのはどういった理由か?
A:一つは、派遣いただいている自治体の善意で行われていること、また、今回の復旧復興というのが、全国の方々の負担の中で続けている。我々もどこかで区切りをつけて、ここから先は本市職員の力だけで頑張っていくぞ。ということを決意表明しなければならないと思っています。今までは、様々なことを復旧復興の中でやってきました。そういったものを29年度整理し、30年度からは基本的に本市職員の力で、残りの復旧復興を行っていくということを考えております。
具体的には現在復興推進局を設置しておりますが、29年度いっぱいで復興推進局は廃止したいと考えております。復興推進課については、他の部に吸収し、引き続き復旧復興にあたってまいります。

Q:具体的には災害公営住宅が完成したことなども理由にあるのか?
A:それもあります。また、大きなプロジェクトであります魚市場、中の島の大雨対策事業、浦戸の防潮堤の高さも決まり、防潮堤の整備も本格的に着工してまいります。また、北浜・藤倉の土地区画整理もようやく家が建ち始めております。残るのは、海岸通1番2番地区の再開発と浦戸の施設整備が遅れておりますので、そういったものについて、職員の努力でしっかりと取り組んでまいります。ただこれは決定ではなく、私の所信であります。
Q市の技術職員も少ない状況の中、まだ幾つかの大規模プロジェクトが残っているが、応援職員がいなくなる不安はあると思うが。
A:無いと言ったら嘘になるが、派遣先のご苦労を考えると、我々は乗り越えなければならないだろうと思います。

NEWしおナビ100円バス「新ルート便」新車両出発式について

[政策課(355-5631)]説明項目の資料[PDFファイル/6.4MB]

旧来から1ルートに関しては市民の方々の足として運行を重ねてまいりました。かなり高い評判をいただき、NEWしおナビ100円バスの空白区間を埋めてほしいという多くの方々のご要望がございまして、昨年7月15日から空白区域の乗り残しの発生、あるいは災害公営住宅の建設に伴う新たな需要に応えるために試験運行してまいりました。「北西部・南西部・北東部」というコースでありました。

かなり多面的に利用いただき、ぜひ29年度から本格運行して欲しいという多くの声を寄せていただいております。これを踏まえて、4月1日から本格運行をスタートしております。ただ、既存のルートが白いバスであります。バスは高齢者の方々の利用が多いため、白いバスでは混乱をしかねないため、新ルートについてはブルーのバスを運行させていきたいと思っておりました。ただ、残念ながら4月1日に間に合わず5月1日に新しいバスが就航することとなります。

オープニングセレモニーについては5月1日朝7時40分~本塩釜駅前参道口にて開催いたします。

バスは既に運行しておりますことをご報告申し上げます。

28年度と29年度で若干違いが発生しております。バスの停留所を3カ所追加しております。北浜の災害公営住宅、杉の入3丁目、市営清水沢東住宅集会所前であります。主に新たな災害公営住宅の整備個所を中心に、今まで空白地点である杉の入3丁目にも停めてもらいたいとの要望があり、3ケ所新規に追加いたしました。

Q:バスはどれだけ利用されているのか?(44.36)
A:既存のバスですと、年間約53,000人ぐらい利用しています。年度末集計が纏まっておりませんが、新ルート便は、試験運行が昨年7月から始まっていますので、大体53,000人の6、7割程度ではないかと思っています。当初は認知度が低かったのですが、年度末に向けて増えてきております。
一日あたりの乗車数にすると、既存のしおナビバスで219人。その人数の7割程度は新ルート便の乗車数になろうかと思います。

Q:4月3日から本格運行で変更になったのは、バス停が3カ所新設されただけか?
A:そのとおりです。ルートの変更はありません。

子育て応援の新たなチャレンジ

[生活福祉課(364-1131)・子育て支援課(353-7797)・保険年金課(355-6519)]説明項目の資料[PDFファイル/1.2MB]

1点目が4月から入学する第3子以降の児童に対し、3万円の入学準備資金を支給させていただくということであります。対象者は約60名で、195万の予算を計上いたしております。

2点目に、塩竈アフタースクール事業を29年度から本格的にスタートいたします。地域コミュニティ、何よりも放課後の子どもさんたちの自主的な居場所を作っていきたいということであります。もちろん学業もありますが、スポーツ活動、あるいは地域の方々と一緒に様々な活動を行っていく、例えば地域のごみの清掃活動なども入ってくるのではないかと思っておりますし、あるいは高齢者の方々に昔遊びを教えていただくなど、多岐にわたる活動を提案させていただきたいと考えております。

3点目に、生活困窮世帯の子どもさんたちへの学習支援であります。800万の予算を計上しておりますが、貧困の世代間の連鎖ということが今言われております。そういったものを抜本的に変えるということのために、今年度から新たに取り組むものであります。
具体的には、平日の夕方の時間帯に、生活困窮世帯の児童生徒を対象として、子どもたちが通いやすい地域に拠点を設けて、学習支援を行ってまいります。

4点目ですが、海岸通1番2番地区市街地再開発の業務棟2階に、子育て支援センターと保育機能を有する子育て支援施設を整備してまいります。オープンは31年の夏場ぐらいになろうかと思いますが、29年度から具体的な事業に取り組んでまいります。

保育所については、40名の定数で考えております。また、子育て応援ということでは、「ここるん」をこの場所に移して、今まで以上の空間を確保し、あるいは屋上を活用して、野外活動も行えるような子育て支援事業を行ってまいります。

5点目であります。子ども医療費を高校3年生まで拡大をいたします。子どもたちの健康増進に活用していただければと思います。

最後に6点目ですが、藤倉児童館及び放課後児童クラブについて指定管理者として運営管理を行ってまいります。4月1日にオープニングセレモニーを開催いたしました。NPO法人ワーカーズコープに、事業費1億2650万円で指定管理を行っております。様々な取り組みメニューが用意され、現在整理中でありますので、纏まりましたら、記者会見等の場でご説明させていただきます。

NHKハートフォーラム「楽しく老後を生きる」の実施について

[長寿社会課(364-1204)]説明項目の資料[PDFファイル/901KB]

来月、5月20日土曜日、午後2時から開演を予定しております。本市の場合、高齢化率が30%を超えまして、32%ぐらいまでに達しております。やはり、高齢者の方が、生きがい、誇り、喜びを持って、このまちで暮らしていただくことが、一番だと思っております。

本市におきましても、実は29年度から、認知症予防対策の塩竈方式というものをスタートさせていきたいということで、具体的な取り組みメニューを用意しているところです。今回の事業は、第1部はトークセッションということで、「楽しく老後を生きる!塩竈市の取り組み」について、藤倉振興会の会長と、清水沢中部町内会健康推進員の方にお話いただきます。

藤倉については、すでに新しい総合事業をスタートさせております。具体的には介護認定度が要支援1、2等の方々も参加して、健康体操を行っていただいております。また、清水沢中部町内会の皆様には清水沢東災害公営住宅の集会施設を活用して、手芸活動でありますとか、音楽活動、あるいは地域コミュニティ増進活動など、様々な活動をしていただいております。そういったことをこの場でお話いただくことになります。

なお、第2部は「トーク&ライブステージ」ということで、介護に取り組んでおられるジャズシンガーの綾戸智恵さんにお越しいただき、楽しい時間を過ごしていただく予定であります。

春、到来。しおがまの夜。しおがまさま神々の花灯り・同時開催イベント

[観光交流課(364-1165)・商工港湾課(364-1124)]説明項目の資料[PDFファイル/9.8MB]

4月14日㈮と15日㈯の二日間にわたって開催いたします。この調子でまいりますと、ちょうど桜が満開の頃にあたるのではないかと思っております。県内外から大勢の方々にお越しいただきます。本町くるくる広場では、本町茶屋がオープンするほか、亀井邸では、夜桜カフェも開催いたします。

今回、杉村惇美術館のスタッフの方が、和服姿でおもてなしする新たなイベントも開催いたします。塩竈の魅力を様々な形で発信してまいりたいと思っております。

まちと記憶と映画館。団らんのひととき編

[杉村惇美術館(362-2555)]説明項目の資料[PDFファイル/3.9MB]

これも美術館としての取り組みでありますが、「まちと記憶と映画館」という取り組みであります。

期間は29年4月29日~6月25日までの約2カ月間です。本市にはたくさんの映画館がございまして、近郷の方々が映画をみる時には「塩竈」にお越しいただいた歴史があります。そういった歴史をもう一度紐解きながら、塩竈のまちおこしを改めて考える機会にしていただきたいと思います。

その他(資料提供項目)

平成29年度保育所・放課後児童(仲よし)クラブ入所・入級児童数

今年も現時点では、待機児童「0」と申し上げる状況でありますが、実は厚生労働省のほうで、待機児童の定義を見直すそうであります。その詳細が来ておりませんが、待機児童にならない基準がどう変わるかよって、本市でも待機児童が発生するかもしれませんが、28年度の基準でまいりますと、待機児童は0であります。合計でありますが、前年度692人であります。今年度は683人であります。また。実は4月1日以降に、12名の方が入所いただくことになっておりますので、合計695人となり、昨年より3名増加となり、保育所の入所希望者数が増えると言う傾向は続くようであります。

また、放課後児童クラブについても、待機児童は「0」であります。尚且つ入級児童数でありますが、6クラブ開設しておりまして、前年度が336人であるのに対して、新年度は402人であります。66人の増加です。増加の要因はやはり、共働き世帯の増加であります。もう一つは、障がいをお持ちの方であっても、本市では積極的に受け入れをしております。そういった方々が施設入所ではなく、仲よしクラブで学校の皆さんと一緒に放課後を過ごしたいという方々が相当数増えてきているようであります。我々としても、そういった方々を積極的に受け入れしてまいりたいと思っております。

Q:仲よしクラブ、定員により入級者数が多いが、全員受け入れるのか?
A:だいたい30人ぐらいを1クラスにして、あとは2クラス、3クラスと用意をしているわけですが、その範囲の中で、オーバーした分は受け入れさせていただきます。

Q:待機児童に含まれない人というのは具体的にどういう人か
A:求職活動を休止している方や他の保育所は空いているが、希望する保育所以外には入所しないというような方、育児休業中で申請をしている方、認可外保育施設を利用している方については対象外となっています。

第11回かれい釣り全国大会IN塩釜

これまでは11月初旬頃に開催しておりましたが、寒いことと気候が安定しないということで、今年は4月に開催いたします。復旧復興を「かれい釣り全国大会」といった形で取り組んでいることを評価いただきまして、当日は復興大臣賞をご用意いただけるようであります。


  • 3月の日程[市民総務部政策課(355-5764)]
  • 平成29年度、春の交通安全県民総ぐるみ運動が実施されます[市民総務部市民安全課(355-6486)]
  • 地域密着型サービスに新たなサービスが加わりました[健康福祉部長寿社会課(364-1204)]
  • 平成29年度、保育所・放課後児童クラブの入所・入級児童数[健康福祉部子育て支援課(353-7797)]
  • OH~エンすまいる情報発信4月号[産業環境部観光交流課(364-1165)]
  • 鹽竈神社春の門前市[産業環境部観光交流課(364-1165)]
  • 第11回かれい釣り全国大会IN塩釜[産業環境部観光交流課(364-1165)]
  • 第34回しおがま市民まつり[産業環境部商工港湾課(364-1124)]
  • 東日本復興祈念チャリティーコンサート2017。心の糸・愛の歌を紡いで、タンゴ・ラテン・シャンソンの午後[教育委員会市民交流センター(365-5000)]
  • THE塩竈SOUND・PORT・CONCERT2017おやじバンドライブ[教育委員会市民交流センター(365-5000)]
  • 平成29年度塩竈市杉村惇美術館定期講座「はじめての墨画」[杉村惇美術館(362-2555)]
  • 塩竈市杉村惇美術館「ざくろ通信」[杉村惇美術館(362-2555)]
  • 本の杜・プクちゃんつうしん・しおかぜ・話題の本棚[市民図書館(365-4343)]
  • 公民館だよりWAY・エスプKID’S[生涯学習センター(367-2010)]

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