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平成29年2月定例記者会見(2月1日開催)
本日2月1日からコンビニ交付がスタートしました。朝一、正常に稼働していると担当職員から報告がありました。今、本市に求められておりますのは、一つはスリムな行政体制を作っていくということであります。特に、今は東日本大震災で組織が膨れあがってきておりますが、これは一過性のものでありますので、29年度末には本市の組織体制を再構築しなければならないと思っております。
スリムな行政組織の構築については、今後も最大限の努力をしながら、併せて本来の目的であります大きな市民サービスを提供できるよう引き続き取り組んでまいりたいと、今朝、決意をあらたにしたところであります。
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[総務課(355-5007)]説明項目の資料[PDFファイル/108KB]
今年も東日本大震災の追悼式を開催いたします。6年になりますので七回忌になります。そういった思いも込めて、職員にはお亡くなりになった方々、復興で頑張っていただいている方々にお答えできるような追悼式を開催しようとお願いしているところです。
出席者総数は800人程度。併せまして、本市におきましては追悼式が午後2時35分からですが、式典の中で政府主催の追悼式を組み込んでまいります。
また午後1時から4時まで千賀の浦緑地のモニュメントでも献花式を行わせて頂くほか、サイレンに合せて午後2時46分に黙とうをお願いすることとしております。
また、今年もバイオリニストの天満敦子さんによる追悼演奏が行われます。天満さんには本市での追悼演奏が自分のライフワークであると言っていただいております。
[政策課(355-5631)]説明項目の資料[PDFファイル/140KB]
昨年12月、長期総合計画の中間報告会を開催させていただきました。平成27年度が5年目でありましたので、前期の長期総合計画の総括をさせていただきました。
市民の方々からは様々なご意見を頂戴いたしました。大変厳しいご意見をいただいたことも事実であります。やはり、人口減少についての不安、もう一つは高齢化をたどる人口構成の中で、本市の高齢者福祉というものに、どう取り組んでいくか。というようなことでありました。
併せまして、人口減少の歯止めということになっていくと思いますが、子ども達の保育・教育や出産に対する本市の支援体制をさらに充実していくべきではないのかといったような様々なご意見を頂戴しました。
また、産業の復興について不安を抱えておられる方が大勢いる中で、産業振興策を今後どうしていくのか?ということもご質問いただいたところであります。一つひとつ、担当からご報告、ご説明をさせていただくとともに、私からもお話させていただいたところであります。
中間報告は中間報告と致しまして、今回は28年度の進度報告会を2月11日土曜日に午前10時から12時30分まで、ふれあいエスプ塩釜で開催いたします。
計画策定に関わっていただいた審議会及び市民懇談会委員の皆様にご参加いただき、5点法で判断をいただきます。まちづくり目標「だれもが安心して暮らせるまち」、「海・みなとと歴史を活かすまち」、「夢と誇りを創るまち」の中から、それぞれテーマを抽出し、そのテーマごとに評価をいただくことにしております。
今のところ、長期総合計画からは、5~6つを評価項目として提案したいと思っております。これまでも開催してきましたので、経年変化をみるために同じ項目を一つは出さなければならないと思っておりますし、震災復興の取組みも3項目ぐらい出させていただき、単純平均で総合評価点とさせていただくということであります。
進度報告会の結果につきましては、市のホームページや議会にも報告させて頂く予定です。
[水産振興課(364-2222)]説明項目の資料[PDFファイル/370KB]
魚市場の中央棟に調理室を設けております。7つの調理台を設置しておりまして、20~30人の方々に新しい魚の調理方法でありますとか、食べ方について、今後積極的に情報発信し、市民の皆さんの台所として使っていただこうという視点であります。
その一環で、2月26日日曜日、午前9時から小学3年生~6年生18人を対象に、「マグロのおいしい“変身”クッキング」を開催させていただきます。マグロはビンチョウマグロを使用します。宮城学院女子大学の皆さんに指導していただきながら、最後は試食会、後片付けまで参加者で行います。
[観光交流課(364-1165)]説明項目の資料[PDFファイル/303KB]
第2回目の「みなと塩竈・ゆめ博」を昨年10月1日から1カ月間開催いたしました。今回のテーマは「仙台市民の方々にとっての普段使いのまち塩竈」でありました。
併せまして、開催期間中、仙台駅周辺で東北学院大学の学生の方々にご支援いただきながら、アンケート調査をさせていただきました。アンケートは、ゆめ博開催前、開催期間中、開催後と3回に分けて、仙台市民、学生あるいは企業の方々にアンケート調査を実施し、972件のアンケートを回収できました。
こういったアンケートを通じて、どのような形で塩竈をアピールしていくかということについて、本市のまちおこしにご尽力をいただいている東北学院大学の齋藤ゼミの方々を中心に、4つのゼミから、アンケート結果を基に、取り組みの課題について発表いただくことになっております。
2月19日日曜日、午後2時30分から遊ホールで開催いたします。
[生涯学習課(362-2556)]説明項目の資料[PDFファイル/221KB]
まちの至るところに千年の歴史を誇る文化が色濃く残されているわけでありますが、我々市民もなかなか気が付いていないことがあります。新ためて文化財の重要性、大切さを認識し、文化財のあるまちをたのしむマップづくりを通じて、さらに塩竈の魅力を発掘してまいりたいと思います。
ワークショプは3回コースで行われ、第1回目は2月21日(火曜日)旧亀井邸、鹽竈神社博物館で行われます。
Q.マップはいつ頃作るのか?
A.今回のワークショップを受けて、来年度作成する形になります。
Q.作成したマップの活用方法は?
A.市民の方が、来訪者の方に自らご案内できるような形にしてまいりたいと思います。
イメージとしては現在「ぶらぶらりんMAP」がありますが、歴史・文化色が強い、神社、仏閣等、文化財を全面に出し「ぶらぶらりんMAP」を補完するような資料になればと思っております。
[市民交流センター(365-5000)]説明項目の資料[PDFファイル/427KB]
兼ねてから塩竈のまちづくりを進めるうえで、「鹽」にご縁のあるまちと交流をしてはいかがかと、様々な角度から検討してまいりました。御釜神社の例祭のときに、県外の塩作りを行っている方々にも足を運んでいただいています。それらの資源を有効に活用していくべきではないか?というのが1点でありますが、もう一つは海外との交流も話題として上りました。そのような中、ザルツブルクと交流ができないか?ということで、ザルツブルクはモーツァルトの生誕地でもありますし、ザルツブルガー・ゾリステンという素晴らしい交響楽団がありますので、本市の文化大使である菅野潤さんを通じて、こういったコンサートをできないか働きかけをさせていただき、一昨年、第1回の復興祈念「しおのまち音楽祭」を開催することができました。
2回目となる今年は、3月4日土曜日に午後4時から開催いたします。
また、ザルツブルガー・ゾリステンの皆さんが、アウトリーチコンサートということで、市内の小中学校に足を運んでいただき、世界的な演奏を行っていただき、本物に触れていただく機会を作っていただきますほか、3月3日金曜日には、伊保石の災害公営住宅にも足を運んでいただけるということであります。
毎年の行事でありますが「塩釜フード見本市」ですが、今年で10周年を迎えることになりました。
今回は地元企業も43社参加いただきます。過去最大であります。記念すべき10周年を盛大に開催させていただくほか、「しおがま屋」という新しい料理のレシピを紹介するイベントも開催させていただきます。特に今年は「港町の男飯」ということで、仲卸の方々にもご参加いただいております。
塩竈甚句全国大会は、毎年200人ぐらいの皆様にご参加いただいております。2月25日土曜日に午前9時から午後6時まで、一般の部、少年の部全、熟年の部に分かれて行われ、大勢の方々にご来場いただいております。
亀井邸の中でも最も参加人数が多いイベントであります。内容も充実していることはもちろんでありますが、亀井邸という昔ながらの建物の中で古い雛を飾るということの魅力が非常に大きいのかなと思っております。
本市の体育館はネーミングライツを募集し、現在は塩釜ガスさんが命名権を取得しています。年間、約300万円であります。主にスポーツ活動に活用させていただき、そのうちの約100万円の予算を活用しまして、オリンピック等に参加いただいた著名なアスリートにご来場いただき、自身の体験談や参加者に直接指導いただくイベントを開催しております。今回はロンドン五輪で女子卓球団体の銀メダリストであります平野早矢香さんにご来場いただき、午前中はエキシビジョンマッチやトークショー、午後には、特別指導を行っていただきます。
本市では、オリンピック出場や世界大会での上位入賞、全国大会や国民体育大会で優勝された方に「塩竈市スポーツ賞」を、全国大会や国民体育大会で上位入賞された方に「スポーツ奨励賞」を贈らせていただいております。今年はリオデジャネイロオリンピック、ボート競技のダブルスカルに出場された大元英照さんを「スポーツ賞」として表彰させていただきます。これまでの表彰式では、スケジュールの都合で出席いただけなかったのですが、今年はオリンピックで応援いただいた市民の皆さんに直接お礼を申し上げたいと、表彰式にご参加いただくことになりました。
塩竈市杉村惇美術館も開館から2年が過ぎましたが、当初は指定管理者制度についてご意見をいただいたこともありましたが、これまでの成果は目を見張るものがあったのではないかと思っております。年間を通じて様々な取り組みを行っていただいておりますほか、建物の魅力も数多く発信いただいております。この間の市民の皆さんのご支援に感謝を申し上げるということで、2月5日日曜日まで「塩竈市杉村惇美術館アーカイブスPROGRAS」を開催しております。機会がありましたら、ぜひ訪れていただきたいと思っております。