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平成28年6月定例記者会見
全国市長会からの職員派遣の照会があり、5月23日から熊本県宇土市に1週間ずつ、6班体制(各班2名)で職員を派遣しています。業務内容は罹災判定調査になります。
5月30日、第1班の職員が帰塩し現地の報告を受けました。職員からは「我々の5年3カ月前のことを思い出すと、このまま放置できない。許されるならばボランティアでも行きたい」と話をしておりました。本市も建築職の職員が少ないため、第1、2班は建築職の職員を中心に派遣しましたが、第3班からは資格を有しない職員を派遣することになります。数日間調査業務を研修した上で、派遣したいと思っております。3班の派遣に際しては、総務部次長も熊本に訪問し、今後の支援体制についてもご相談させていただき、宇土市様の希望に沿った形で支援させていただきたいと思っています。
先日仙台市で、東北市長会の総会が開催されました。その中で特別決議が提出されております。これは東日本大震災の復旧復興の関係で、東北市長会から全国市長会に特別決議を提出し、出来れば全国市長会で採択いただき、国の機関に要望していただくということであります。改めて内容を見ますと、5年間内容がほぼ一緒であります。言い換えれば、未だに課題解決されていないという現実を、我々は重く突きつけられていると思っております。
先週金曜日、宮城県の市町村長会がありました。村井知事以下、各部長や振興事務所長の出席をいただき、仙台市長と町村会の会長から要望がなされました。仙台市長からは「乳幼児医療費の拡大」について要望が出されました。確か奥山市長の要望は3~4回目の要望でありました。知事からは、前段、知事としての福祉感について述べられました。「乳幼児医療費も大切な課題であるが、国民が等しく生活圏を保障されるというときに、国や県、基礎自治体の果たすべき役割が明確になってしかるべきではないか。」知事としては、乳幼児医療費は本来、国として取り組むべき課題ではないのかと考えておりますので…という話でありましたが、再三にわたり要望いただいているので、平成29年度から一定程度引き上げについて検討します、という回答をいただきました。具体的な話は出されておりませんので、今後県としてどこまでできるのか内容を詰めさせていただきたいということでありました。半歩前進になるのか、一歩前進になるのか、我々も引き続き行動を起こしていくべきではないかと考えております。
国においては消費税増税2年半の先送りを決断されたようでありますが、本来、福祉目的税が色濃くあったと思いますが、我々が今直面しております少子高齢化社会にどういった形で取り組めるのか、大変不安であるのは事実であります。市民の方々の立場にたてば、消費税が上がらないのはありがたいことかもしれませんが、一方で直面する課題にどう解決していったらよいのか。また新たな課題が上積みされたということになると考えております。いずれ、待ったなしの課題でありますので、市としてどれだけ取り組めるかということについて、早急に検討するよう職員に指示したいと考えております。
市民総務部 | |
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健康福祉部 | |
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震災復興推進局 |
[市民安全課(355-6491)]説明項目の資料[PDFファイル/192KB]
毎年実施しております総合防災訓練です。毎年テーマを設定しており、今年は「市内全域の停電を想定した」避難訓練を行います。そのため指定避難所も停電を想定した避難所開設運営訓練を行います。電力がないという中で実施しますので、情報入手も困難になりますし、場合によっては冷暖房も対応できないということになります。そのような場合、どのような対応を取るべきか訓練いたします。さらにメイン会場となる第一小学校では、昨年整備した耐震性貯水槽からの給水訓練も行います。
[長寿社会課(364-1204)]説明項目の資料[PDFファイル/170KB]
総合防災訓練にあわせて、6月12日、第二中学校で認知症サポーター養成講座を開催します。避難所や日常生活の中で起こりうる認知症の方やその家族について理解を深め、中学生が災害時にできることを学びのテーマに実施します。中学校で認知症サポーター養成講座を実施するのは本市では初めての取組みで、受講対象者は中学2年生99人と防災訓練に参加された地域住民20人程度になります。
Q.これまでの受講者数は?
A.平成28年3月末現在3106人です。
[長寿社会課(364-1204)]説明項目の資料[PDFファイル/169KB]
「地域づくり講演会」は、災害公営住宅入居者に対するコミュニティ形成の支援に関する協定を本市と締結している都市再生機構(UR)との協働で実施するものです。
6月2日木曜日、全国コミュニティライフサポートセンター、ご近所福祉クリエーターの酒井保さんを講師にお迎えし、講演会を開催いたします。
目的でありますが、一つは災害公営住宅相互でのコミュニティ形成はもちろんですが、できれば既存の町内会の方々とも一緒に活動をお願いしてまいりたいと思っております。これまでに完成した錦町、伊保石の災害公営住宅をみておりますと、既存の町内会の中に溶け込んでいくのが難しいという課題に直面しております。伊保石地区は災害公営住宅内にある集会所を相互に利用するなど、伊保石清水沢1区町内会の方々と比較的溶け込んでいただいていると思っておりますが、錦町ではなかなかコミュニティが形成できないようであります。都市再生機構(UR)様とも様々な機会に既存の町内会の皆さんと交流する機会を作って行こうという協定を締結しました。その一環として、まだ清水沢の災害公営住宅には入居者はおりませんが、町内会の皆様方にこういった受け入れについて、積極的にご支援をいただきたいということで「地域づくり講演会」を開催することにいたしました。
[健康推進課(364-4786)]説明項目の資料[PDFファイル/186KB]
5~6年継続して実施しております。一つは命の大切さを中学生の方々に理解をいただき、また赤ちゃんを産み育てることがいかに大変で大切かを体験いただきたいと思っています。
浦戸を除く市内の全中学校で開催しています。6月27日~7月8日までの期間に体験実習を行います。
体験実習後には、後日、各学校で坂総合病院の舩山由有子先生による「将来を担う君たちへのメッセージ」と題して講演会も実施します。
Q.対象学年は?
A.中学3年生です。市全体で420人程度です。
[下水道課(364-2193)]説明項目の資料[PDFファイル/157KB]
今、国道45号線の下に雨水貯留管を設置しております。直径が約3メートルであります。45号線の第三小学校付近から中の島のポンプ場まで直結しております。国道45号の真下でありますので、地上に出ることが難しいためシールド工法で施工しています。すでに管道は完成しており、供用開始されると中に入ることができなくなりますので、そこで第三小学校の4年生とご父兄の方に「子ども現場見学会」を開催することになりました。
Q.供用開始はいつか?
A.平成29年の夏頃、全面稼働になります。
[生涯学習課(362-1023)]説明項目の資料[PDFファイル/128KB]
本市出身の大元英照さん(アイリスオーヤマ)が、ボート競技男子軽量級ダブルスカルでリオデジャネイロオリンピックへの出場が決まりました。現地に行くのはなかなか難しいですが、応援団的なものを組織し、応援をしてまいりたいと思っております。
6月3日には市役所に表敬訪問をいただくことになっております。
Q.これまでに市で受けた受賞歴について
A.平成14年から平成27年の間に「塩竈市スポーツ賞」を12回受賞されています。
また、平成26年には市の特別功労を受賞されています。
[生涯学習課(362-2556)]説明項目の資料[PDFファイル/117KB]
平成27年度からスタートした総合教育会議の中で、「子どもたちの体力の向上」について提案をいただき、スポーツ推進委員の方から自分たちで何かできることをやってみたいということで、子どもたちの体力向上やコミュニケーション力を形成するため「わくわく遊び隊」結成をしたいというお話をいただきました。
今回、塩竈フットボールクラブ、塩釜市体育協会、スポーツ推進委員の3者で実施主体を立ち上げ、玉川小学校の1年生から3年生を対象に、6月から来年2月までの毎週金曜日開催します。夏休み期間中は、サッカー教室や水泳教室、伝承遊び、地域交流会の開催を予定しています。開催時間は、授業終了から下校時間まで約1時間です。6月17日金曜日午後3時30分からオープニングセレモニーを行います。
Q.開催校の児童が対象になるのか?
A.今回は玉川小学校の児童を対象としています。
[市民交流センター(365-5000)]説明項目の資料[PDFファイル/1.1MB]
遊ホール開館25周年に伴い、記念行事を行います。いじめや自殺、子どもたちを取り巻く時代の環境が従来より大きく変化する中、子どもたちに「自分とは何なのか」ということを親子で考える夏にしていただきたいと思います。具体的には「ちえりとチェリー」の映画上映会を行うほか、劇団たんぽぽによる「いのちのまつり」という演劇を上演いたします。
[復興推進課(355-6596)]説明項目の資料[PDFファイル/138KB]
清水沢地区災害公営住宅の3号棟(東工区)31戸が完成し、6月30日に入居式を行います。間取りは1LDK~3LDKの31戸でありますが、現段階で30世帯の方々が入居いたします。
残念ながら、本市生活習慣病の罹患率が高くなっています。特に特定健診の受診率が30数パーセントであります。目標は60%ですので、1月3日程度の受診になります。特定保健指導に至っては、12~3%程度です。自分の命は自分で守るということを考えた場合、非常に残念な状況であります。このような状況を踏まえ、6月25日に寶澤篤先生を講師にお迎えし、生活習慣病予防講演会を開催いたします。
昨年も実施しておりますが、パナソニックのバレーボール部とラグビー部の選手と小学生の子どもたちとの交流会が開催されます。
今年は北京オリンピックのバレーボール代表選手、山元隆弘さんも来場いただきます。
塩竈市杉村惇美術館において、未来を担う児童、生徒たちが住んでいる地域の風景や営みに関心を持って、誇りや愛着を育んでいくことを目的として「こどもと伝える海とみなとまちの風景展」を開催します。
審査員として洋画家吾妻篤さん、脚本家・CMディレクターの大宮エリーさんに会場にお越しいただきます。
また、子どもたちの作品は、塩竈市杉村惇美術館、空き店舗の他。ブルドスペースやエスプに展示し、市民の皆さんにもご覧いただく機会を設けてまいります。