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平成27年1月定例記者会見
あけましておめでとうございます。今年は未年のスタートであります。
大晦日は暴風雪波浪警報が出されましたが支障なく新年を迎えられることができました。
ただ、残念なことに、神社に伺ったところ元旦の参拝客はかつてないぐらい程、人出が少なかったという話でありました。様々な厳しい環境にありますが、本市としては当面の大きな課題であります東日本大震災からの復旧復興を加速させていく必要があります。
今年の復興の目標一つとしては、新たなまちづくりがあります。北浜・藤倉地区は復興土地区画整理事業で新たなまちづくりを進めます。また、海岸通1番2番地市街地再開発事業については大変厳しい状況にありますが、本市の中心市街地でありますので、1番2番地区が一定程度復興を成し遂げないと、復興を実感していただけないと思っております。今年の最大の課題として問題解決にあたっていかなければならないと考えています。
産業の復興では魚市場の工事が本格化します。4月からはA棟C棟の本体的な工事に着手することになります。整備中のB棟については3月末までには供用開始ができます。併せてC棟は平成27年度中の施設整備完了を、A棟についても29年度の半ばぐらいまでに完了させたいという目標を立てているところです。これにより水産加工業、基幹産業の復興に加速がつけばと考えています。
定住促進の取り組みでは、平成27年度に清水沢地区、北浜地区、錦町東地区の災害公営住宅の整備が一気にスタートします。27年度中には一部完成するものもありますが、全体としては28年半ばまでにはなると思いますが、定住促進に弾みをつけていきたいと思っています。
生活基盤では、中の島地区、これから始まる越の浦、北浜周辺の浸水冠水区域を下水道整備で将来の展望を切り開いて参りたいと思っています。下水道整備に合わせて、避難道路あるいは道路整備も加速していくのではないかと考えています。
長期総合計画の推進ついては、杉村美術館が開館し、新たな文化拠点が整備されました。また、平成27年度は国民健康保険税を3.33%の引き下げを行うほか、下水道料金についても2%程度引き下げを予定しております。さらに消費税等の引き上げが再開された時に、市民の方の生活の一縷になればと思っています。
また、基幹産業である水産業、水産加工業界の皆さんは販路が回復できず悪戦苦闘されておりますので、来年度は新たな支援策を明らかにしてまいりたいと思っています。
中学校では新年度から月1程度の実施になりますが、土曜日の授業を開始します。県内でもいくつかの市町で行っていきますが、新たなモデルとして塩竈方式のようなものを開拓していきたいと、思っています。
昨年も記者クラブの皆様には叱咤激励をいただいておりますが、今年も本市の復旧復興、長期総合計画の政策実現に頑張って参ります。
市民総務部 | |
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健康福祉部 | |
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教育部 | |
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震災復興推進局 |
[政策課(内線295)]説明項目の資料[PDFファイル/939KB]
浦戸諸島における集落再生のため、旧浦戸第一小学校及び旧浦戸第二小学校を漁業従事者等が宿泊できる施設や地域住民の交流の場として活用できる施設、防災避難施設として、(仮称)浦戸ステイ・ステーションを整備します。完成は年内を目標としておりますので、今後整備促進を図って参ります。
Q.旧小学校の改修であれば、着工式のようなものはないのか?
A.着工式の予定はないが、竣工式は実施する予定です。
Q.竣工はいつ頃になるのか?
A.今年6,7月頃を予定しております。
Q.漁業体験できるということだが、現時点で応募や呼びかけなどは行っているのか?
A.浦戸でボランティア活動を行っている団体の利用なども視野に入れています。
Q.漁業というと具体的はどんなことか?
A.のりや、カキが中心になりますが、一部ホヤ、あわびなど養殖漁業中心になると思います。
[政策課(内線295)]説明項目の資料[PDFファイル/993KB]
平成26年11月28日に施行された「まち・ひと・しごと創生法」に基づき、塩竈市における人口減少の克服や地域経済の発展等の解決に取り組むため、平成26年12月3日に推進本部を立ち上げました。目的は、産業基盤による新たな雇用、定住促進が大きな柱です。例えば地域振興券を代表するような支援策を展開し、商業者の力になってまいりたいと思います。
また平成27年度は「塩竈ゆめ博覧会」の開催を目標に掲げており、本市と塩釜商工会議所が協力して取り組んで参りたいと思っています。塩竈ゆめ博覧会は、「まち・ひと・しごと創生」の起爆剤になると考えています。
2040年までの人口推計をお示ししておりますが、人口減少の歯止めをかけ、緩やかな傾斜、出来ればプラス人口にしていきたいと思っています。
Q.推進本部会議は各自治体でも一様に本部立ち上げを行うのか?
A.「まち・ひと・しごと創生法」の中に努力義務として規定されております。他の自治体は動きが様々で、先日国の考え方が示されましたので、それを受けて各自治体で対策が進められていくものと思います。
Q.塩釜ゆめ博覧会の時期や規模などはどの程度決まっているのか?
A.塩釜商工会議所が事務局となり、実行委員会の準備委員会ということで現在検討中です。
仙台圏を中心とした近隣の住民に塩釜をアピールし、塩釜の楽しみ方を知ってもらい、塩釜を訪れてもらうリピーターを増やしていこうという取り組みです。まもなく実行委員会が結成されると思いますので、その際には改めてお知らせします。
[子育て支援課(353-7797)・健康推進課(364-4786)]説明項目の資料[PDFファイル/1.1MB]
父親の子育て参加促進を図るため、石垣寿大さんを講師に招き「子育てセミナー」を開催します。参加しやすいように2月1日日曜日に実施しますので、親子で参加していただきたいと思います。
[保険年金課(内線222)]説明項目の資料(PDF:1,037KB)[PDFファイル/1.1MB]
今回、国保税額を平均で3.33%、年間で平均5,339円引き下げを行います。医療保険分の所得割、資産割、均等割、平等割のうち、「資産割」を廃止し、医療保険分の税額を引き下げます。資産割を廃止することで、低所得者の負担軽減ができます。
[浦戸振興課(369-2240)]説明項目の資料[PDFファイル/4.4MB]
浦戸の魅力をあらゆる形で発信するため「うらとのウラガワ・ノゾキミ帖」の作成をしました。普段ご覧いただくことの出来ない浦戸の魅力をもう一度ご覧いただくため、ノゾキミ帖の中から選りすぐりの5点を、1月24日~2月7日まで「うらとラウンジ菜の花」において展示します。また、30日には、これまでの取り組みや「だんべっこ船ツアー」の様子など紹介する報告会を開催します。
Q.報告会の参会者はどの程度を想定しているのか?
A.全島民、浦戸でボランティア活動を行っている各種団体の方など、目標は50人程度と考えています。
[市民交流センター(365-5000)]説明項目の資料[PDFファイル/2.1MB]
本市の文化大使である菅野潤さんとザルツブルガー・ゾリスデンがオーストリアから来塩され、三重奏による音楽祭が開催されます。市民の皆さんに改めて音楽の魅力を堪能していただきたいと思います。
「塩」という名が地名に入っているということで、これから先も交流の幅を広げてまいりたいと思います。
[市民交流センター(365-4343)]説明項目の資料[PDFファイル/3.3MB]
今年の文芸講演会は「椎名誠」さんを講師にお招きして行います。作家活動のほか、映画、写真など幅広い分野で活躍中であり、様々なお話が伺えると思っております。
[市民交流センター(365-5000)]説明項目の資料[PDFファイル/2.4MB]
演目は「遠い日の忘れもの」で、作・演出は丹野久美子さん、音楽は只野展也さん行います。
今年も山寺宏一さんやみやぎびっきの会からもご協賛いただいています。これまでは歴史文化に根差したものでありましたが、昨年からこのまちで市民がどんな暮らしをしているのかを「テーマ」にしています。
[復興推進課(内線347)]説明項目の資料[PDFファイル/854KB]
マリンゲート塩釜と本塩釜駅周辺の商業施設とをつなぐ「津波避難デッキ」の工事について、東北ドック鉄工(株)に受注が決定しました。
現在、着工に向けた準備を進めており、春から工事が始まります。工事開始にあたり、仮設店舗について1月中の撤去を予定しておりましたが受注業者の配慮により5月いっぱい仮設店舗の営業が可能となりました。昨年12月末に仮設店舗の方々にお話をし、受注業者のご配慮に感謝されるとともに、5月末の移転について了解をいただいたところです。
Q.避難デッキの着工式が実施するのか?
A.実施予定ですが、現在、設計の詰めの段階で、3月には工事着工予定です。
Q.工事はどちら側から行うのか?
A.イオン側からスタートします。