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平成26年4月定例記者会見
本日、153名の職員の人事異動発令を行いました。思いは、復興実感できるような取組すべての部・課で推進できるような体制を構築したつもりです。
今年度の特徴的なことは、本市では初めて再任用制度を活用し、平成26年3月31日に退職された9名方々を引き続き再雇用いたしました。
また、今年度も県外各市、兵庫県・宮城県などから、47名の職員の方々にご支援をいただくことになりました。昨年よりも相当数増えております。
人的には、平成25年度からさらに補強されていると思います。新規採用職員を16名雇用し、特に技術土木職員2名も加えさせていただきました。
復興実現をできる強化された体制とでスタートできると考えておりますので、私も今年1年、様々な課題解決に向け不退転の決意で、副市長をはじめ、職員とともに取り組んで参りたいと思います。
総務課 | |
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政策課 |
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子育て支援課 |
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観光交流課 |
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観光交流課 |
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学校教育課 |
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[総務課(364-1111・内線274)]説明項目の資料[PDFファイル/252KB]
東日本大震災に係る職員、任期付職員の派遣状況ですが、全体で47名です。県内の被災地の中では恵まれている環境にあると考えております。
[政策課(364-1111・内線295)]説明項目の資料[PDFファイル/367KB]
昨年度取り組んだ事業で、名前は「うらとラウンジ菜の花」とつけました。
現在浦戸の人口が概略で350~360人。震災前540人だいぶ人口減少が厳しい環境にあります。定住人口だけではなく、浦戸に訪れていただく方の基地として浦戸ラウンジを開設しました。
島民の方や市外から浦戸に訪れる方々の休憩場所として、さらにはラウンジには、震災の実態について明らかにするスペースを作り、4月11日完成して、紅白の餅ならぬ、黄色と白の餅を配ります。
また、野々島には待合所がなかったので浦戸市営汽船を活用する島民の方々にも利用いただき、浦戸交流人口の拡大に結び付けて参りたいと思います。
Q.ラウンジは部屋があるということなのか。また、何かが出るということですか?
A.浦戸の菜の花の資料や浦戸のPRコーナーなど、寛ぎながら読んでもらえるような場所となっています
Q.専従の職員はいますか?
A.職員はおりません。自由にお使いいただきたいと考えています
Q.ラウンジの事業費はどのくらいですか?
A.700万円ぐらいです。内訳は部屋の改修のほか、中の展示物やパネルや椅子、書籍類など、DVD(PR)等のプロの方に撮っていただいておりますので、コンテンツ部分と施設改修の合わせてた金額です。
Q.ラウンジの広さは?
A.およそ10坪(33平米)です
[子育て支援課(364-1131)]説明項目の資料[PDFファイル/323KB]
保育所の待機児童は年度当初6年連続「0」。平成25年度707名保育児童でスタートしましたが、平成26年度682名。25名保育児童が減少している状況にあり、少子化社会の到来をひしひしと感じております。来年は、また「増加傾向になります」というような取り組みをしっかりやっていかなければならないと考えています。
保育児童減少でありますが、平成23年は東日本大震災により共稼ぎの方が大幅に増加し、23、24、25年と700名を超えましたが、平成26年度になり、その状況が一段落し、平成22年度の数字にほぼ戻ったものと考えています。
仲良しクラブは前年度より若干上回り7名程度増加。で、開所クラブ数も1クラブ増え、全部で11クラブになります。
[観光交流課(364-1165)]説明項目の資料[PDFファイル/335KB]
今年で3回目になります。
新潟の市長さんの特段のご配慮により、球根を栽培するためには、花を切らなければならない。その切ったチューリップの花を有効活用させていただくということで、チューリップの花をいただき、それで「花絵プロジェクト」を開催させていただきます。
今年も新潟まで参加者の方々が新潟へチューリップをいただきにあがり、感謝を申し上げながら、新潟の有志の方も本市に足を運んでいただき、一緒に「花絵プロジェクト」に参加いただくことになります。
完成後の花絵は、29日までの3日間飾ります。当日は多くの児童生徒のみなさんとご父兄の方々に参加していただきます。また、家族の方々の交流の場としてのご活用いただければと考えております。
Q.花は前日に摘みに行くのですか?
A.前日に6万本摘んできます。
Q.募集人数は?
A.今回は、新潟に行くスタッフを厳選し、今回新たに「花作り隊」を募集し、一つのパネルを4~6人のグループで作っていただくことにしています。
Q.参加者は何人くらいを想定しているか?
A.市民まつりもありますで、今年も1000人を目指しています。
[観光交流課(364-1165)]説明項目の資料[PDFファイル/14MB]
4月18日(金曜日)、19日の2日間にわたり、塩竈神社・志波彦神社の境内を借りて「しおがまさまの花あかり」を開催します。併せて昨年同様「しおがまさま神々の花灯りde酒蔵めぐり」を開催します。オリジナル日本酒グラスを購入し、3つの酒蔵の試飲をしていただきます。お酒が好きな方は心待ちにするイベントです。
多くの方々に塩竈のすばらしい固有の文化を楽しんでいただきたいと思います。
[復興推進課(364-1111・内線347・342)]説明項目の資料[PDFファイル/3.3MB]
復興事業の進捗状況です。
北浜地区土地区画整理事業、藤倉2丁目地区被災市街地復興土地区画整理事業は、まもなく、仮換地指定ができる状況であります。北浜については5月下旬、藤倉については7月下旬の仮換地指定を目指しています。
この仮換地指定は本換地に向けた前段の作業で、仮換地指定ができると直接工事に入れるようになります。本格的な面整備がこの時期に開始できるということになります。中心市街地の再開発として取り組んでいる海岸通り1・2番地区でありますが、都市計画決定が認められております。今後は本組合設立にむけて、また1歩2歩踏み出していくことになります。
また、高度利用地区変更、様々な計画策定作業等も合わせて進められるものと考えております。今現在は、1番地区はマンション。2番地区は出来ればホテル機能を導入したいということで、準備組合のみなさんが毎週水曜日に勉強会を開催し頑張っていただいております。本市としても、関係者の皆様と一緒になって取組を行っていきたいと考えています。
Q.今後の流れはどうなるのですか?
A.平成25年度に都市計画決定を受け、平成26年度に再開発組合を設立し、権利変換計画決定を行います。
[学校教育課(365-3216)]説明項目の資料[PDFファイル/644KB]
平成25、26年度の児童生徒数は小学校が33名、中学校が46名。併せて合計79名の児童生徒が減少となっております。
学級数も小学校で1学級、中学校で1学級。2学級減少しています。結果として教職員が小中で2名が減少しております。
こういった環境が本市の少子高齢化をどう打開していくか。今、定住促進化計画に基づき様々な取り組みを行っております。平成26年度も子ども医療の拡大や住宅建設の積極的な取組を行っていきたいと考えております。
最大の課題は生産年齢人口世代の方々に定着していただくかをリサーチしていくことが大事と考えています。
定住促進の魅力の一つが、実は学力向上にもあるのではないかと思います。
学力向上のため、宮城県教育委員会から様々な事業の支援をいただいているところです。また、市の事業としては、学力向上対策事業や小学校指導教員配置事業であります。具体的には、算数、数学で少人数で学習指導をしたいということで、30数人の学級を2に分けて、職員を2名配置し、じっくり学習、能力UP学力向上の定着を進めている。
あるいは、青山学院大学との連携事業であります。今はやりのスカイプを活用して、児童生徒が勉強で困ったときに、青山学院大学のほうにスカイプを通じて、学習の指導をいただくという取り組みを進めていきたいと考えています。具体的には、どのような取組で目的を達成するか青山学院大学の内容を詰めているところです。
いよいよ浦戸を浦戸小中一貫校として進めるため、26年度中に指定を受けるための様々な取り組みをしていくところです。
これらの取り組みをまとめたものが「新塩竈市学力向上プラン」であります。
Q.青山学院大学の連携事業はいつから実施しているのか?
A.昨年の2学期から実施しています。浦戸中学校で放課後の時間を使い、青山学院大学の外国人留学生の方とスカイプで交流し、簡単な英会話で交流しています。
[経営改革室(364-5521・内線337)]説明項目の資料[PDFファイル/457KB]
平成25年度は単年度黒字を計上する見込みとなっています。
平成26年度は県のドクターバンク事業により医師1名を5月から新たに派遣いただきます。なお一層、経営健全化、診療科目の充実強化を目指してまいりたいと思っています。
その成果を広く市民のみなさんに理解いただく取り組みとして「公開セミナー」を開催しており、毎年5回~程度の開催を目標としております。市立病院を身近なものと感じてもらうため、それぞれの診療科目の医師からテーマを設けて、市民の方々に健康のPRをさせてもらっています。
今回は「高血圧について」と題して、内科の後藤医長から話をいただくことになっております。また、「安全な医療への取り組み」として、医療安全管理者、島貫看護師長から常日頃の病院での医療安全の取り組み等をお話しさせていただきます。
[教育総務課(362-7744)]
震災復興支援として、5月にふれあいコンサートを開催していただくことになりました。
大変楽しいコンサートになればと期待をしております。