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塩竈市清掃工場は、令和8年2月18日に排ガス(ダイオキシン類)の基準値超過が判明し、翌日の2月19日から休炉としていました。
本市として、下記の通り改善対策を行い、試験操炉期間中に排ガス中のダイオキシン類濃度の測定を実施したところ、ダイオキシン類対策特別措置法等で定められている大気排出基準値に適合する結果(測定結果:0.39ng-Teq/立方メートル、排出基準値:5ng-Teq/立方メートル)を得ましたので、5月1日より焼却処理を再開しています。
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日時 |
内容 |
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令和7年12月15日 |
排ガス中ダイオキシン類の定期測定実施 |
| 令和8年2月18日 | 排ガス中ダイオキシン類測定結果が基準値を超過していたことが判明 |
| 19日 | 清掃工場を休炉 |
| 3月26日 | 塩釜保健所に対し、改善計画書を提出 |
| 4月9日 | ダイオキシン類に係る設備の補修完了 |
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10日 ↓ 18日 |
試験操炉開始 ダイオキシン類の再測定を実施 試験操炉終了、清掃工場を再び休炉 |
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5月1日 |
排ガス中ダイオキシン類の分析結果納品 ・測定結果(0.39ng-Teq/立方メートル)が基準値内(5ng-Teq/立方メートル)と確認。 清掃工場再稼働。 |
プラントメーカー協力のもと調査を行った結果、原因として温度調整バーナーの機能低下が確認されました。
このことから、焼却炉内の二次燃焼の役割を担う温度調整バーナーがうまく稼働しなかったことにより高温部煙道内の温度が安定せずダイオキシン類が再合成したものと判断します。

図.清掃工場全体図と原因箇所
改善対策として(1)原因となった設備の補修、(2)再発防止のための施設の運転・管理体制の改善を行いました。
(1)原因となった設備の補修
基準値を超過した原因が温度調整バーナーの不良であるため、下記のとおり復旧整備を行いました。
1)バーナーノズル内シール部品を耐熱性の高い金属製に変更
2)制御盤内のパージタイマーの交換
3)バーナーノズルの交換
4)燃料油・パージ空気配管の着脱継手の交換
(2)再発防止のための施設の運転・管理体制の改善
排ガス中ダイオキシン類の基準値を遵守するため、運転・作業マニュアル、管理マニュアルや保守点検項目の見直しを行い、安全意識の向上に努めてまいります。
この度の清掃工場排ガスの基準値超過につきまして、市民の皆さんには多大なるご心配、ご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。二度と同じことを起こさないためにも、リスクマネジメントの強化および施設の運転・管理体制の改善に全力で取り組んでまいります。