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【国際拠点港湾仙台塩釜港「塩釜港区」】
塩竈の港は古くから陸奥国府多賀城のへの荷揚げ港として開かれたといわれ、藩政時代伊達政宗の水運振興策によって港町としての機能を発揮するようになり、四代藩主綱村公の特別保護政策により仙台藩の門戸港として繁栄をみました。明治43年に第2種重要港湾に指定され、大正4年に第1期塩釜港修築工事に着手、昭和8年、東西埠頭、中埠頭、物揚場、臨港鉄道、航路等の近代港湾の整備がなされ、昭和9年には横浜税関塩釜支署が設置され、国際貿易港の指定を受け、今日の塩釜港の基盤が形成されるとともに港勢も発展してきました。平成13年4月、塩釜港(塩釜港区・仙台港区)は重要港湾から特定重要港湾(現国際拠点港湾)に格上げされ、また、「塩釜港」の名称は「仙台塩釜港」に変更となりました。
※仙台塩釜港の特定重要港湾は全国で22番目、東北初です。
東日本大震災により大規模な被害を受けた「シオーモの小径」。復旧にあたっては、アサヒグループホールディングス株式会社様から多額の寄附をいただき、倒壊した石碑の再設置や植樹などを行いました。また多くの関係者の協力により復旧工事が完了したことを記念して令和元年7月12日に式典を行いました。なお今回の復旧工事では、各句碑の前に敷石を設置し、気持ち良く句碑を楽しめるような環境整備も行いました。塩竈を訪れた文学者に心を寄せながら散策をお楽しみください。
平成29年における塩釜港の利用概況を集計したものですのでご活用下さい。
塩竈市では、仙台塩釜港塩釜港区の利用促進と、取扱貨物量の増加を図るため、水産品の輸入・移入を行なう荷主を対象とした補助制度を行っています。
明治以降に塩竈を訪れた多くの文学者の言葉によって塩竈を象徴的に表した「シオーモの小径」が完成。完成を記念して、詩人・歌人でもある高橋睦郎さんなどにより句碑の除幕が行われました。「シオーモの小径」は、海のまち塩竈の個性を活かし、各種イベントが楽しめる多目的広場「みなと広場」の一角に整備しました。美しい塩竈の海と文学者たちの言葉に触れ、小径の散歩をお楽しみください。