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塩竈市では、令和7年4月から財務事務に関しまして、事務執行の徹底した適正化を図るため、地方自治法第150条第2項に基づく内部統制制度を導入しています。
国のガイドラインで示していますリスク(行政目的の達成を阻害する業務上の要因)について、識別、分析、評価、対応までの一連の事務を管理し、不適正事務の発生防止や業務改善につなげいくことを目指しています。
また、制度において不適切な事項となる不備については、速やかに対応することで、経済的・社会的な不利益や影響をできるだけ縮小することを目指しています。
国のガイドラインでは4つの目的として、(1)業務の効率的かつ効果的な遂行 (2)報告の信頼性の確保 (3)業務に関わる法令等の遵守 (4)資産の保全 を示しており、その取組内容については、「塩竈市内部統制に関する基本方針」に定めています。
この他に、塩竈市では、業務改善の推進、効率的な組織・財政運営や内外からの信頼の確保を目的としています。
塩竈市では、内部統制制度の導入により、さらに業務の習得や把握に努め、事務の適正化・効率化・事務改善の推進を目指しますとともに、リスクの徹底管理によりリスクの低減、詳細にリスクを分析・評価することで、適切で速やかなリスクの対応策を講じること、そして本市の政策課題への適切な事務執行を目指しています。
塩竈市では、行財政運営の効率化と適正化の推進、強い危機意識の醸成の有効な手段として、内部統制制度を導入し、市民のニーズや信頼にお応えすることを明らかにするため、塩竈市内部統制に関する基本方針を定めています。