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第2章豊かな心と文化を育むまちづくり 、1節 生涯学習の推進
本文
1節生涯学習の推進
現状と課題
- いつでも自由に学習機会を選択して学ぶことができ、その成果が社会に還元できるような生涯学習社会の実現が求められています。
- 本市では生涯学習を推進するにあたって、平成9年度に「生涯学習基本構想」を策定し、市民の主体的な学習活動を支える環境づくりに取り組んできました。
- 市民図書館や生涯学習センター(公民館・エスプ)は、多くの市民利用に支えられ、本市の生涯学習の基幹施設として、情報提供、学習相談などの役割を果たしてきました。近年、市民の生涯学習への意欲が一層の高まりを見せるとともに学習内容が多様化していることから、市民のニーズを的確に把握し、対応していく必要があります。
- 各種講座は、受講者の大半を中高年の女性・高齢者が占めるなど利用者層に偏りが見られます。今後は、多様なライフステージに応じた学習プログラム・機会の開発と実践が求められています。
- 学校や生涯学習施設・民間施設間の連携を図るため、それらの施設を有機的に結ぶネットワークを構築する必要があります。
基本目標
- 市民の高度で多様化する学習ニーズに対応するため、学習施設の充実と体制づくりを行います。
- 市民の自発的な意志による主体的な学習を支援するため、ニーズに合った学習機会を提供します。
- 市民の学習活動を支援するために、情報提供及び支援サービスを充実します。
施策の体系
生涯学習の推進
- 学習環境の整備
- 学習機会の充実
- 学習支援サービスの充実
施策
- 学習環境の整備
- 市民図書館や生涯学習センター(公民館・エスプ)の施設の充実を一層図るとともに、施設間の相互連携を強化します。
- 生涯学習施設の拡大を図り、市民が積極的に参加できるための基盤整備を行います。
- 学習機会の充実
- 市民の学習ニーズの把握に努め、生涯学習事業を推進します。
- 市民の輪の広がりや市民本位の豊かなまちづくりを進めていくために出前講座の充実を図ります。
- 高齢者の豊かな知識・技術を生かした地域活動、次世代への技術の継承など、多様な交流機会を創出します。また、高齢者の学習ニーズに合った講座の開設を行うなど、学習機会を創出します。
- 読み聞かせなど子どもたちが楽しく、読書や学習を行えるような機会やプログラムを創出します。
- 男女の共同参画を踏まえた講座の開講や女性に関わりのある学習テーマやメニューの充実を図ります。
- 働く青少年が楽しく学び、仲間づくりができるように多彩な学習内容による講座の開設と交流行事の充実を図ります。
- 学習支援サービスの充実
- 自発的な市民活動を促進していくために生涯学習指導者・ボランティアを育成強化していきます。
- 市民図書館や視聴覚センター、生涯学習センター(公民・エスプ)、学校、市役所、さらにはCATVなど民間を含めての情報ネットワーク体制を強化していきます。
- コンピュータ・インターネットの導入・活用を積極的に進めるとともに、既存の図書館資料の電子化・データベース化や新しい電子資料の収集・提供を行うことにより、従来のサービスの大幅な拡大を図ります。
- 国際的な視野にたち、外国語資料の収集・提供、多言語による利用案内やレファレンス・サービスの充実を行います。
- 高齢者や障害者などが利用しやすいように、図書資料を郵送で貸出しする宅配サービスを拡大します。
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