ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 組織で探す > 総務部 > 政策課 > 施政方針(令和4年度)

施政方針(令和4年度)

印刷用ページを表示する 更新日:2021年2月22日更新

本文

 

R4施政方針 [PDFファイル/473KB]

 

令和4年度の予算案をはじめとする議案をご審議いただくにあたりまして、市政運営の所信の一端と施策の主な内容について説明申し上げます。

我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が徐々に緩和されつつありましたが、新たな変異株の出現により、再び感染者数が増加するなど、依然として先行きが不透明となっております。

また、世界的な物流の停滞や労働力の不足、半導体など原材料の供給面での制約や、原油価格の高騰など、引き続き国内外の動向に注視すべき状況にあります。

そこで国は、感染症対応に万全を期し、感染症拡大により影響を受ける方々への支援を早急に行うとともに、「成長と分配の好循環」と「コロナ後の新しい社会の開拓」に取り組みながら、カーボンニュートラル、デジタル化、地方創生、少子化克服の推進に努めるとしております。

一方、本市におきましては、引き続き新型コロナウイルス感染症による経済活動の停滞や、極めて深刻な状況となっている人口減少、少子高齢化の影響による税収の落ち込みや社会保障関係費等の上昇が見込まれております。

また、重点課題に掲げている各種公共施設の再編や老朽化への対応により、厳しい財政状況が続くものと認識しております。

このような状況の中、令和4年度は第6次長期総合計画の初年度であるとともに、市制施行80周年を契機に蒔いた種を20年後の100周年に向かって育て上げていくための重要な年度でもありますことから、本市にとって大きな飛躍が期待される年となります。

これからの塩竈の一層の飛躍に向け、市民の皆様が、「楽しみながらこれからも塩竈で暮らしていきたい」と感じていただけるよう、個性豊かで調和のとれた持続可能な「新しい塩竈」の創造に取り組んでまいります。

 

市政運営の基本方針

続きまして、令和4年度の市政運営の基本方針について説明申し上げます。

令和4年度は、今後10年間の市政運営の指針として、本市の目指す都市像と、それを実現するための基本的施策を総合的かつ体系的に示した第6次長期総合計画の初年度であります。

「海と社に育まれる楽しい塩竈」を、目指す都市像として掲げ、8つの塩竈物語として紡いだまちづくりの目標と方向性について、具体的な施策を紐づけながら効果的に推進してまいります。

特に、国が重点的に取り組むこととしている、「少子化を克服し、子どもを産み育てやすい社会の実現」については、本市の喫緊の課題でありますことから、強力に推進してまいります。

また、時代の潮流に対応できるよう「官民を挙げたデジタル化の推進」につきましても、本市の指針となるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進計画を策定し、行政手続きのオンライン化による市民サービスの向上と行政の効率化を進めてまいります。

さらに、本市は「グリーン社会の実現」のため、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにするゼロカーボンシティを目指すことをここに表明いたします。塩竈市の豊かな環境を次の世代に引き継ぐため、市民の皆様や事業者の皆様のご意見をお聞きし、共に議論を重ねながら、地域資源を活かした本市ならではの脱炭素施策を検討し、「ゼロカーボン  シティ・塩竈」の実現に向けて取り組んでまいります。

次に令和3年度から継続する、重点課題の解決と未来への礎の構築では、これまで検討してまいりました7つの重点課題の解決に向けた方向性と手法について整理を行い、令和4年度では、特に、庁舎や市立病院、ごみ処理施設のハード整備において、優先順位を決定し、構想の具現化に取り組んでまいります。

また、市制施行80周年を契機に蒔いた種を育てながら、これまで築いてきた様々な方との関りを深め、市民一人ひとりのシビックプライドの醸成と人材の育成に全力を挙げて取り組んでまいります。

新型コロナウイルス感染症への対応については、引き続き市民の皆様が迅速に安心してワクチンを接種していただけるよう、十分な態勢を整えた上で、刻一刻と変化する状況を捉えながら、半歩先、一歩先の対策を講じてまいります。令和4年度も国の交付金などを活用し、生活・事業を維持するための施策と併せ、消費喚起や観光誘致などのコロナ収束後の経済回復に向けた各種支援施策を状況に応じ、効果的に実施してまいります。

 

 

第6次長期総合計画

第6次長期総合計画では、将来人口の目標を50,000人と設定しております。人口減少の克服と少子高齢化の進行に歯止めをかけるためには、子育て世帯の移住・定住を促進するとともに、子どもを産み育てやすい環境を整えることで、持続可能なまちを実現する必要があります。

また、私は、常々、市民が塩竈に誇りを持ち、自らが進んでまちづくりに参画いただくためには、シビックプライドの醸成と「人」の育成が重要であるととらえております。

塩竈に生まれ、学び・育ち、さらには結婚、出産を経て子育てに取り組み、塩竈に住み続けられるライフサイクルを幹とした、各ステージで楽しく、生き生きと暮らしていくための枝葉となる施策を充実させていくことにより、特に若い世代の皆様がこのまちに住み続け、移り住んでいただくことにつながるものと考えております。

そのことから、第6次長期総合計画に掲げる施策のうち、「産み育てやすい環境を整える」事業と「子育て世帯の移住・定住を促進する」事業について、特に重点を置いて取り組んでまいります。若い世代の皆様に本市を選んでいただけるよう、ライフステージに合わせた横断的な各種施策の展開についてご説明申し上げます。

はじめに、妊娠期から子育て期までの切れ目のない支援につきましては、安心して妊娠・出産・子育てができるよう、子育て世代包括支援センター「にこサポ」と「ここるん」の二つの施設が連携を図りながら、引き続き専門職員による相談・支援体制の充実を図るとともに、乳幼児の遊び場の提供に努めてまいります。

特に、出産前における子育ての不安を払しょくするため、各種講座や相談事業を拡充するとともに、妊産婦健診や不妊治療の助成等を継続して実施してまいります。

次に、産後における新たな支援でありますが、塩竈に生まれた赤ちゃんとそのご家族を祝福し、健やかな成長を願って、お子さんが誕生した世帯に祝金を贈呈する「“こんにちは赤ちゃん”誕生祝金贈呈事業」を実施してまいります。

また、「産後ケア事業デイサービス型」を助産院でも展開し、経済・心身の両面での産後の支援に努めてまいります。さらに、「子ども家庭総合支援拠点」を立ち上げ、ソーシャルワーク業務も担いながら、相談業務の強化や関係機関との更なる連携を図り、児童虐待防止に努めてまいります。

保育サービスの提供につきましては、待機児童を解消するため、民設民営による保育園の新設に取り組み、令和6年4月の開園を目指して、令和4年度につきましては事業者を選定し、選定した事業者とともに施設の建設を推進してまいります。

また、塩竈市全体で質の高い保育を提供するため、保育士等の全体研修や発達支援コーディネーター研修を実施し、保育士としての専門性を高めてまいります。

さらに、待機児童の解消に向けた取組とあわせて、公立保育所の老朽化や保育士不足といった課題に向き合うため、公立保育所の運営を見直してまいります。利用者や市民の皆様に対しては、情報発信を積極的に行うとともに、関係機関と十分に協議を行いながら、課題解決に取り組んでまいります。

小中学校に関する取組といたしましては、「社会をたくましく生き抜く力」を育成するため、「学びの共同体」による授業づくりをはじめ、幼保小連携や小中連携、地域連携による「学習支援推進事業」及び「学校運営協議会推進事業」を実施してまいります。あわせて、各小中学校にAI型ドリルを導入するなど、「協同的な学び」と「個別最適な学び」との一体的な取組により、児童生徒の確かな学力の育成に努めてまいります。

さらに、高校や大学との連携を強化し、学生ボランティアを活用して夏季休業中の児童生徒の自主的な学習を支援するなど、学習の習慣化を図ってまいります。

安全安心で快適な学校環境の実現に向けては、長寿命化改良事業等により計画的な整備に努めてまいります。

また、今年の4月から民法改正により、成人年齢が18歳に引き下げられますが、本市は、これまでと同様に対象を20歳とし、未来の塩竈を担う若者の門出をお祝いしてまいります。

次に、歴史や文化を未来へつなぐ取組といたしましては、小学生を対象とした「体験型生涯学習事業」で地域の特性を生かした体験活動を行い、ふるさとに誇りを持ち、ふるさとを大切にする人づくりを推進してまいります。

また、出前講座やWeb博物館「文化の港シオーモ」など、市民が身近に学べる機会を提供することで、ふるさと塩竈をより深く理解していただき、「市民が主役のまちづくり」を進めていくためのシビックプライドの醸成に努めてまいります。

スポーツ振興への取組といたしましては、次世代を担う小中学生及び高校生等が生涯スポーツ分野で全国大会に出場する際に、その功績を讃えるとともに、保護者の負担軽減を図るため、褒賞金を交付する「スポーツ振興事業」を継続してまいります。

また、一流アスリートを招聘し、共に体を動かし、高い技術・経験に触れられる機会を設けることで、スポーツを通じ、感動を味わう場を提供するとともに、市内の運動人口の裾野拡大を図ってまいります。

貧困の連鎖を防ぐための「子どもの学習支援事業」につきましては、学習支援だけでなく学校中退防止を含む支援を行うとともに、居場所づくりや日常生活習慣の形成、社会性の育成を図ってまいります。令和4年度におきましては、新たに受験対策として中学三年生を対象としたオンライン学習を開始するとともに、社会福祉事務所と教育委員会との連携を強化し、生活保護世帯だけでなく準要保護世帯を含めた受け入れの拡充を図ってまいります。

子育て世帯の移住・定住の促進につきましては、新たな取組として、本市に居住し婚姻届を提出していただいた世帯に対して、お祝いの気持ちを表するとともに、新たな夫婦生活における経済支援を目的として、結婚祝金を支給する「新婚さんいらっしゃい事業」を展開してまいります。

また、市外から転入してくる子育て世帯を対象に、住宅の取得を支援する「子育て・三世代同居近居住宅取得支援事業」につきましては、新たに、多子世帯への助成を拡充し、さらなる移住・定住を促進しながら、子育てしやすいまちづくりを推進してまいります。

さらに、商店街等で子どもにやさしい設備やサービスを提供する店舗に対して支援を行う「しおがま子育てサポート協力店事業」につきましても、引き続き実施し、協力店の情報を広く発信しながら、子どものいるご家族が安心して外出できる環境を整備してまいります。

次に、公園の遊具、建築物等の長寿命化対策や計画的な更新等を行うために、「公園施設長寿命化計画」を策定してまいります。計画策定後につきましては、国庫補助等を活用しながら、子どもたちが公園を安心して楽しく利用できるよう、遊具等の計画的な補修・更新を行ってまいります。

安全・安心まちづくり推進事業につきましては、犯罪に遭わない、起こさせない環境づくりのため、市内の必要箇所に対して防犯カメラを順次設置するとともに、防犯カメラを設置しようとする町内会等に対しては、設置費用の一部を助成し、犯罪発生の抑止と治安の向上を図ってまいります。

また、所有する防犯灯をLED化しようとする町内会等に更新費用の一部を助成する「防犯灯整備事業」についても引き続き実施し、犯罪発生の抑止と町内会の負担軽減に努めてまいります。

さらに、地域住民の生活環境の改善と安全な都市生活を確保するため、私道の道路舗装や側溝整備を行う町内会等に対して、整備費用の一部を助成する「私道等整備補助金交付事業」を継続して実施し、住環境の向上に努めてまいります。

以上が、第6次長期総合計画に基づく施策展開のうち、特に重点的に取り組みます「産み育てやすい環境を整える」事業と「子育て世帯の移住・定住を促進する」事業でございます。

そのほか、第6次長期総合計画に基づく、子育て・教育以外の特に重点的に取り組む事業についてご説明いたします。

 安心・安全な住環境の提供につきましては、多発する自然災害に対応するため宮城県が新たに公開する「津波浸水想定区域」を基に、「塩竈市地域防災計画」や「津波避難計画」等の改訂を行い、あわせてこれらの計画に基づくガイドブックを作成し地域の防災力の向上に努めてまいります。

 また、災害発生時には、コロナ禍における避難所運営が適切に行われるよう、施設の管理者との連携を日頃から深めるとともに、運営を担う職員への研修を徹底してまいります。

 さらに、ひとり暮らしの高齢者や要介護者、障がい者など災害時に支援を必要とする方々が取るべき避難行動について、一人ひとりの状況に合わせて定める「個別避難計画」の策定を順次進め、「誰一人取り残さない」防災の構築に努めます。

 住宅の耐震診断や改修工事に対し、耐震改修費用等を助成する「木造住宅震災対策事業」や、通学路等の道路沿いにある危険なブロック塀の除却に要する費用の一部を助成する「危険ブロック塀等除却事業」につきましては、令和4年度も継続いたしますとともに、大規模盛土造成を行った地域の地盤調査等を行う「宅地耐震化推進事業」を実施し、地震等による被害の防止や造成地の安全性確保に努めてまいります。

 包括的な福祉の支援施策につきましては、福祉分野の各種個別計画の上位計画となる「地域福祉計画」の策定に取り組み、支援者を行政だけでなく地域全体で支える「重層的支援体制」の整備に努めます。

 また、平均寿命の延伸に伴い、いつまでも住み慣れた地域で自立した暮らしができるよう、コロナ禍でも継続的に実施できるフレイル予防や、健康づくりなど、介護予防に向けた支援を行ってまいります。

 さらに、ひとり暮らしの高齢者等が、地域で安心・安全に生活し続けていただけるために、日常の安否確認や、緊急事態に備えて、IoT機器を活用した見守りサービスの導入経費の一部を助成する、「高齢者あんしん見守り支援事業」を実施してまいります。

 障がいのある方が、地域で自分らしく生き生きと暮らすため、「地域生活支援事業」による、「障がい者スポーツ教室」の開催や、「日中一時支援事業」、「地域活動支援センター運営事業」などを実施するほか、「障がい者総合支援事業」による相談体制を充実させることで、日常生活や社会参加への支援に努めてまいります。

 産業振興等に関する取組といたしましては、国内外での商談会への参加など、販路拡大に向けた取組を支援する「塩竈産品販路拡大支援事業」や、遠洋底びき網漁業漁船の水揚げを促進する「水揚漁船誘致促進事業」を継続し、さらには新たにEU向けの輸出を見込んでいる事業者やHACCP認定を取得した加工業者を支援・誘致する「HACCP施設利用促進事業」を実施するなど、本市の基幹産業である、水産業・水産加工業の振興に取り組んでまいります。

 

重点課題と未来への投資

次に私が市長就任以来、特に、重点課題と位置付けている事業についてご説明いたします。

主にハード整備を検討する、「庁舎整備」、「市立病院のあり方」、「ごみ処理問題」につきましては、令和3年度中に、基礎調査等を実施し、基本的な考え方や整備手法などについて検討してまいりましたので、今後、事業に優先順位をつけながら、順次整備を図ってまいります。

令和4年度につきましては、より優先度の高い事業として、中倉埋立処分場の埋立残容量を確保するための取組を実施してまいります。

「学校再編」につきましては、児童生徒数の推移を見据え、本市における適正な学校規模・教員配置の考え方を整理するため、外部有識者を含めた検討組織を立ち上げ、議論を行ってまいります。

「門前町再生」につきましては、門前町地域に関わる商店街組織や町内会組織等の代表による地域横断組織を立ち上げ、自らが門前町の現状分析や将来像を模索するとともに、実現に向けた推進体制の整備やプランニングに取り組んでまいります。

「産業創出再生」につきましては、水産食材の供給基地としての強みをさらに発展させるため、「みやぎの台所・しおがま」のキャッチフレーズのもと、魚食普及活動や「三陸塩竈ひがしもの」のブランド力向上、インターネットを介した通信販売を行う企業の支援など、地元産食材の生産・販売の促進とPRの推進に取り組んでまいります。

また、本市経済を支える水産業・水産加工業においては、人材の確保が喫緊の課題となっておりますことから、新規就労者や特定技能資格を有した外国人の雇用促進に努める事業者等への支援を実施してまいります。

さらに、仲卸市場では、青年部組織であるブリッジプロジェクトが中心となって、魅力創出に向けた積極的な活動を行っております。令和4年度につきましては地域おこし協力隊を活用し、SNSによる情報発信を行いながら、新たな客層の掘り起こしとリピーターの確保に努めるとともに、空き盤台を活用した出店トライアル事業の実施や屋外誘客イベントの開催など、若い発想力を支援してまいります。

「浦戸の再生」につきましては、人口減少・高齢化が著しい浦戸諸島の活性化のため、令和3年度に「浦戸再生プロジェクト」を創設し、浦戸諸島に関係する方々との意見交換を行い、浦戸の島づくりの方向性を検討してまいりました。令和4年度につきましては、地域おこし協力隊の活用などにより島の情報発信を行いながら、関係人口の創出に取り組んでまいります。

続きまして、市制施行80周年を契機に、100周年を見据えた未来への礎を築く事業について説明申し上げます。

まずは、塩竈の良さを再認識する取組として、「塩竈学問所講座」や「地域のおしごと体験事業」等について、引き続き実施し、市民をはじめ、未来を担う子どもたちのふるさと塩竈に対する誇りと愛着を深めてまいります。

「小中学校アートプロジェクト事業」につきましては、アート作品を制作する楽しさや経験をとおし、未来の芸術・文化を支える人材の育成につなげるとともに、愛校精神を醸成してまいります。

「緑と憩い再生事業」につきましては、伊保石公園の現状を踏まえ、今後を見据えた基本計画を策定し、「誰もが・いつでも・自由に憩える公園」の実現に向けた再整備につなげてまいります。また、小学校の学区内にある公園には、子どもたち自らが植樹を行うことで、郷土愛を育成しながら魅力ある公園を整備してまいります。

「国際交流事業」につきましては、塩竈市の子どもたちが国際社会で活躍できるよう、海外研修の場や在留外国人との交流などを通じて、異文化への理解を深めるだけではなく、自国文化を再認識することで、自己表現力の向上や、異なる文化の人々と共に生きていく資質や能力の定着を図ってまいります。

「塩竈の魅力発信事業」につきましては、市制施行80周年を記念して新たに制作した「塩竈シティプロモーションロゴマーク」を活用しながら、塩竈特有の豊かな地域資源や海に育まれた美食、その恵みを体感できる魅力的なライフスタイルなど、多くの人に選ばれる塩竈ブランドの構築を目指し、関係部署や機関と連携したシティプロモーションを推進してまいります。

 

結び

以上、市政運営に取り組む所信の一端と施策の方向性についてご説明いたしました。

令和4年度は、今後10年に向けた第6次長期総合計画の初年度であります。本計画で描いた未来の塩竈の姿の実現に向けた強力な第一歩を踏み出すべく、全力で各種事業に取り組んでまいります。

また、市制施行80周年を契機に、職員一人ひとりがこれまで先人たちが紡いできた歴史の重みを尊重し、次世代に継承していくためには「何が必要なのか」「何をなすべきなのか」を常に意識しながら、日頃から研鑽を重ね、塩竈の魅力を自らが学び・再認識することができるよう徹底させてまいります。

そして、半歩先、一歩先を見据え、時代の変化に的確に対応できる組織作りに努めるとともに、10年後やその先にある市制施行100周年を節目とする持続可能なまちづくりに取り組んでまいります。

本市には様々な課題や解決しなければならない問題が山積しております。これからも数多くの困難が待ち受けていることは間違いありません。

しかしながら、私はそれらを乗り越えた先には必ず『光が見える』、この言葉を信じ、様々な困難にも果敢に立ち向かい、市民の皆様に「楽しみながらこれからも塩竈で暮らしていきたい」と感じていただける「海と社に育まれる楽しい塩竈」の実現に向け、誠心誠意取り組んでまいります。

市民の皆さま並びに議員各位のご理解とご協力をお願い申し上げます。

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

このページをシェアする <外部リンク>