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基本計画【総論】

印刷用ページを表示する 更新日:2019年12月2日更新

本文

長期総合計画基本計画【総論】

  1. 計画の位置づけ
  2. 計画の構成
  3. 計画の期間
  4. 計画の基本指標
  5. リーディングプロジェクト-未来への礎-

計画の位置づけ

基本計画は、基本構想に定める都市像「海・食・人が活きるまち塩竈」を実現するために取り組むべき具体的な施策の方向を体系的に示したものです。

本計画期間は成熟社会への大きな転換期にあたり、人口減少時代、本格的な高齢社会の到来、地球規模での環境や資源の問題、市民の価値観や生活様式の多様化、地方分権など、過去の延長線上ではとらえられない諸情勢の変化に的確かつ柔軟に対応しながら、成熟社会にふさわしい都市のあり方を模索し、着実にその土台を構築していく期間と位置づけられます。

計画の構成

基本計画は、リーディングプロジェクトと分野別計画から構成されます。

計画の期間

平成13年度(2001年度)を初年度として、平成22年度(2010年度)を目標年度とします。

計画の基本指標

(1)人口

本市の人口は、平成22年(2010年)において、63,000人と設定します。

(2)年齢構成

  • 年少人口(0歳~14歳)は、8,800人となり、総人口に占める割合は、平成7年(1995年)の18%から14%に減少するものと見込まれます。
  • 生産年齢人口(15歳~64歳)は、40,000人となり、総人口に占める割合は、平成7年(1995年)の70%から63%に減少するものと見込まれます。
  • 高齢者人口(65歳以上)は、14,200人となり、総人口に占める割合は、平成7年(1995年)の12%から23%に達するものと見込まれます。

リーディングプロジェクト-未来への礎-

リーディングプロジェクトは、基本構想に掲げる将来像の実現を図る上で、本市の抱える主要な課題のうち、時代の潮流などを踏まえ「環境」、「個性づくり」、「少子高齢化」、「男女共生」、「協働」の5つの視点から、計画期間内に先導的かつ重点的に取り組んでいくべき施策を示したものです。

リーディングプロジェクトは、横断的かつ総合的な取り組みにより、分野別計画の相乗的な効果を発揮するものです。よって、その推進にあたっては、基本構想並びに分野別計画における施策の方向性を踏まえ、各プロジェクトに関連する主要な個別計画を中心に組織横断的な連絡・調整を図るとともに、各年度に優先して実施すべき具体的な事業の検討と進捗状況の管理を行い、その実現化を図ります。

(1)-海が活きる-うるおい環境プロジェクト

海が本市の貴重な財産であることを改めて見つめ直し、市民生活との関わりをより一層深めていきます。また、土地が狭く、残っている緑などの自然が少ないことから「守るよりは創る」という姿勢のもと、身近な緑の保全と創造に努めます。

また、地球規模での環境問題が今後ますます深刻さを増す中、ゴミの減量とリサイクルの推進など資源の有効活用を図り、環境負荷の少ない循環型社会を構築します。

これらの具体的な行動指針となる環境基本計画を策定し、市民・企業・行政の協働のもとに総合的に施策を推進します。

主要な個別計画

環境基本計画

(2)-海・食・人が活きる-個性きらりプロジェクト

1)21世紀に向けた『食の創造』

本市の歴史の中で育まれてきた多彩な「食」を総合的にとらえ直すとともに、産業と市民生活との結びつきを一層強めながら、一つの文化として食を高め、食を通じて内外に人、モノ、情報などの多様な交流が生まれるまちづくりを進めます。

「食のまち塩竈」を実現する上で、基幹産業である水産業の果たす役割は大きく、魚市場地区の再開発事業を中心に時代性を踏まえた産業の振興を図るとともに、各産業間の連携などを促進しながら、新たな活力と魅力を創出します。

主要な個別計画
  • 魚市場地区再開発実施計画
  • 食創造推進計画(未策定)

2)交流空間としての『中心市街地の再生』

本市の個性が集積する中心市街地については、海・食・歴史・文化を生かした施策を総合的に展開し、国や県、民間の協力を得ながら、個性的で市民にとって魅力のある交流空間として整備を進めます。

本町を中心とした地域は、市街地再開発事業やまち並みの整備により、歴史・文化を生かした、安全で快適な都心居住空間の形成を図ります。

また、港奥部の貨物ヤード跡地周辺については、都市基盤整備を促進しながら、海辺を生かした人々が交流する空間の形成を図ります。

主要な個別計画

中心市街地活性化基本計画

3)郷土への愛着を育む『塩竈学の構築』

市民が郷土への愛着とまちづくりへの理解を深めることを目的として、本市の自然や歴史・文化に対する理解とともに、まち並み景観、環境など、新しい個性や魅力の発見、まちづくりへの活用や行動なども含めた市民共有のまちづくり学習事業として「塩竈学」を市民参加のもと構築します。

「塩竈学」の企画、運営などについて、自主的、主体的な市民参加を図るとともに、学習成果が市民のまちづくり活動や人材の育成につながるよう支援を行います。

主要な個別計画

生涯学習基本計画(未策定)

(3)-人が活きる-生涯現役プロジェクト

本市は平成22年には、4人に1人が65歳以上という高齢社会を迎えることが見込まれることから、市民の自主的な健康づくりを支援するとともに、予防を重視した保健や医療体制の充実を図りながら、生涯にわたり健康に暮らせる体制の整備を進めます。

また、学校、地域、職場などさまざまな場面において、ノーマライゼーションの理念の普及を図り、高齢者や障害者などが個性や能力に応じて意欲的に学習、スポーツ、就労などに参加できる環境を整えるとともに、主要な公共施設やその周辺のバリアフリー化を推進します。

主要な個別計画

  • 高齢者保健福祉計画
  • 障害者プラン

(4)-人が活きる-のびのび塩竈っ子プロジェクト

少子化が急速に進行する中にあって、子育て環境が大きく変化してきています。そのため、保健、医療、福祉、教育、地域づくりなどからなる推進計画を策定し、妊娠期から青年期までの一貫した母子保健体制の確立、子育て支援や保育サービスなどの福祉施策の充実、未来を担う子どもたちが塩竈への愛着と主体的に生きる力など身につける学校教育の充実を図るなど、家庭・地域・企業・行政の社会全体が協力して、安心して子ども産み育てることができ、子どもたちが健やかに成長できる環境づくりを進めます。

主要な個別計画

のびのび塩竈っ子プラン

(5)-人が活きる-男女共生プロジェクト

女性の社会参加が進む中で、男女が性別による固定的な役割分担意識にとらわれず、お互いを尊重し、対等な立場で社会のあらゆる分野に参画し、個性と能力を発揮できる社会を目指して、その指針となる行動計画を策定し、学校・家庭・地域・職場などにおける男女共同参画社会の理念の啓発や、各種委員会・審議会への女性参画、推進体制の構築、必要な調査研究などを推進します。

主要な個別計画

しおがま男女平等・共同参画基本計画

(6)-人が活きる-協働のまちプロジェクト

少子・高齢社会における子育て支援や介護などの地域福祉、青少年の健全育成、災害時や環境問題への対応など、きめ細かな地域のニーズを実現していくため、地域コミュニティへの支援や市民活動サポートセンターの設置を含む自主的な市民活動への支援を行いながら、地域らしさを生かした市民主体のまちづくりを推進します。

また、さまざまな情報媒体を活用し、双方向の情報提供を可能とするなど、広報・広聴機能を充実するとともに、市民・企業・行政・NPO・ボランティアなど多様な主体の参加や協働ができる仕組みを確立します。

主要な個別計画

市民活動促進指針(未策定)

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