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震災2日後、FMラジオベイウェーブは、水没した建物から機材を運び出し、市民の皆様への情報発信に尽力されました。いち早く県内初となる魚市場のマグロの水揚げをはじめ、かまぼこなど水産加工業の一部の皆様は操業を再開されました。また、浦戸諸島では、「うらと海の子」オーナー制度の創出が大きな反響を呼び、全国からの支援が相次いでおります。
この危機的状況におきまして、これまで市民の皆様とともに培ってきた本市の潜在能力は、さらに輝きを増して発揮されております。
私は、今回の東日本大震災により、改めて『百折不撓(ひゃくせつふとう)』様々な困難に挫折することなく、勇気をふるい挑戦していく、この言葉の意味を深く噛みしめております。
『塩竈人(しおがまびと)』の使命を深く心に刻み、志を高く掲げ、愛するふるさと塩竈を再生し、『おいしさと笑顔がつどうみなとまち塩竈』を必ずや実現してまいるため、皆様とともにあらゆる困難に果敢に挑んでまいります。
市民の皆様並びに議員各位のさらなるご理解とご支援をお願い申し上げます。