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【写真】昭和初期の市街と港のようす(現在の海岸通)※市民提供
太平洋戦争開戦直前の昭和16年、市制施行を記念して作られた「塩竈市民歌」。知らない人も多いのではないでしょうか。
この市民歌は、NHK連続テレビ小説「エール」で主人公のモデルになった、古関裕而(こせき ゆうじ)氏が作曲しました。歌詞は市制施行を記念し、東京日日新聞(現在の毎日新聞)で公募し、櫻井宏氏の歌詞が選ばれました。
市民歌が誕生した当時は、第二次世界大戦の最中ということもあり、歌詞の中には、現在では適切ではないとされる表現が含まれており、戦後はほとんど歌われなくなってしまいました。今回は歴史的資料として、動画投稿サイトYoutubeへ再現動画を掲載しています。
動画では市制施行当時の街並みの写真も掲載しています。塩竈市が誕生した昭和16年当時をイメージしながらお聴きください。
塩竈市は令和3年で市制施行80周年を迎えます。私たちが暮らす塩竈市の歴史を振り返ってみませんか。
動画投稿サイトYoutube「塩竈市民歌再現動画」<外部リンク>
塩竈市民歌再現動画では、市民歌を広く知っていただこうと活動されている、市民コーラスグループ「リリーズコール」の皆さんが歌唱と演奏を担当しています。
今回の動画制作と取材にご協力をいただきました皆さまに感謝申し上げます。
【協力】
歌唱・演奏:リリーズコールの皆さん
写真提供:佐藤 健太郎さん、阿部 光浩さん、大和田 庄治さん
録音:ベイウェーブ78.1FM
塩竈市民歌にまつわるエピソード、当時の体験談をまとめた動画も公開予定です。
みなさまも市民歌にまつわるエピソードや体験談、資料などの情報がありましたら、ぜひ政策課市政情報係までお寄せください!