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3節 社会的災害に対する安全性の向上
本文
第1章安全に暮らせるまちづくり
現状と課題
- 市民生活の多様化や物流交通の活発化などにより、交通事故の発生件数・死亡者数は増加傾向にあります。交通事故の防止を図るため、交通ルールの厳守、交通マナーの高揚、交通環境の整備のより一層の充実が求められています。
- 都市化の進展や地域社会における連帯意識の希薄化などを背景として、犯罪抑制力が低下し、青少年の非行や各種の犯罪が増加傾向にあり、その内容も悪質化・多様化・低年齢化してきています。
地域の防犯対策としては、東西南北・浦戸の5つの防犯協会を中心とした活動への支援や各町内会の防犯灯維持に対し助成を行ってきましたが、今後も地域防犯活動の積極的な支援や啓発活動を充実していく必要があります。
- 飼い犬などは、年々増加傾向にあり、それに伴い飼養者のモラル並びに管理の仕方が社会問題となっています。そのため、犬の飼養者への指導と啓発事業の展開と併せ、犬の管理技術の向上を図ることが課題となっています。
- 規制緩和など従来の制度の見直しが進められる中、消費者の選択の幅が広がり、利便性は向上する一方、自らの選択に基づいて行動することが求められています。
特に最近では、多重債務、悪徳商法による契約など消費生活に関わる問題の発生が大幅に増加しています。現在、消費生活相談員を配置し相談を受付けておりますが、相談体制の充実や問題の発生を未然に防止するための啓発を行っていく必要があります。
基本目標
- 交通事故の発生を抑制するため、交通安全対策を充実します。
- 犯罪の発生を抑制するため、防犯対策を充実します。
- 動物による危害を防止するため、飼養者のモラルの向上と管理技術の向上を図ります。
- 消費に関わるトラブル発生の抑制、及び被害者への支援を行うため、消費者対策を充実します。
施策の体系
社会的災害に対する安全性の向上
- 交通安全対策の充実
- 防犯対策の充実
- 動物適正飼養指導の推進
- 消費者対策の充実
施策
- 交通安全対策の充実
- 交通安全指導員による街頭指導、小学校の交通安全教室の開催などを行い、市民意識の高揚を図ります。
- 道路の構造、交通の状況に応じ、ガードレールや交通標識などの交通安全施設の整備を進めます。
- 降雪、凍結期における除雪、融雪対策を推進します。
- 防犯対策の充実
- 学校や地域の防犯協会などの関係団体と連携しながら、犯罪防止のための広報啓発活動を行います。
- 防犯灯維持の支援を行います。
- 動物適正飼養指導の推進
狂犬病予防、飼い犬指導取締りと併せ、動物愛護及び適正な飼養などに係る知識の普及啓発を行います。
- 消費者対策の充実
消費生活情報の提供、消費者団体の育成と充実、消費者大学の開設などを行います。また、消費相談員を配置し、相談・指導の充実に努めます。
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