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2節 交通体系の構築

印刷用ページを表示する 更新日:2019年12月2日更新

本文

第3章快適に暮らせるまちづくり

現状と課題

  • 地球的規模での環境問題、高齢化社会の到来など社会情勢の変化により、これまでの利便性に重点をおいた整備から、環境負荷の軽減、高齢者、障害者などの交通弱者への配慮などが求められています。
  • 交通の円滑化のために、今後も幹線道路の整備を推進していく必要があります。特に広域的な交流を促進するために、三陸縦貫道とのアクセス道路である都市計画道路越の浦春日線を促進することが必要となります。
  • 市内の主要道路においては、だれもが快適に安全に歩行できる歩行者空間を形成するとともに、塩竈の個性や魅力が感じられる道路空間を形成していくことが求められています。
  • 市民にもっとも身近な生活道路においては、一部に狭隘な道路などがあることから、安全性、快適性の向上のために、今後も整備を促進する必要があります。
  • 交通の円滑化や環境負荷軽減の観点から、鉄道やバスなどの公共交通の利用を促進するための取り組みを行うことが求められています。これまで循環バスの運行を行うなど公共交通の充実を図ってきましたが、一層の充実が必要となります。
  • 浦戸と本土を結ぶ市営汽船(離島航路)は、離島に住む市民の暮らしを支える交通手段であることから、なお一層の利便性の確保と運行の効率化が求められています。

基本目標

  • 地域産業における輸送力向上及び広域的な交流を促進するため、幹線道路の整備を推進し、道路交通体系を確立します。
  • 日常生活における安全性及び快適性、利便性の向上を図るため、生活道路の整備を進めます。
  • 快適な市民生活を支え経済活動をスムーズに循環させるため、また、市内の交通渋滞を緩和し交通事故の危険性を低下させるため、鉄道、バスなどの公共交通機関の利用を促進します。
  • 市営汽船(離島航路)については、島民の利便性の向上を図るとともに、安全で効率的な運営に努めます。

施策の体系

交通体系の構築

  1. 道路交通体系の確立
  2. 公共交通機関の充実

施策

  1. 道路交通体系の確立
    1. 歩車道分離、道路の拡幅と隅切り、視認性の確保、急勾配・急カーブの緩和、街路灯の設置など安全性の向上を図ります。
    2. 街路樹や花壇などの植栽、地域個性の表現、周辺環境との調和など、景観との調和により、快適性の向上を図ります。
    3. 案内板の設置、幹線道路とのアクセス、十分な歩行空間と車道の確保など利便性の向上を図ります。
    4. 越の浦春日線の国道45号までの早期整備と県道移管を行います。
    5. 市道認定路線の整備実施計画の策定(中期整備路線、各年度毎整備路線)を行い、計画的な整備を推進します。
    6. 本市が管理している橋梁の点検調査及び補強・補修調査設計と年次整備計画の作成を行い、適切な維持管理を行います。
  2. 公共交通機関の充実
    1. JRの鉄道路線の利活用を推進する、パークアンドライドなどの交通誘導対策の可能性について検討を行います。
    2. 駅舎のバリアフリー化などの環境整備について関係機関と協議を行います。
    3. 越の浦地区への(仮称)塩竈北駅の設置を継続して検討します。
    4. 市民の生活スタイルに合ったバス路線網や、ダイヤ、運航系統の編成を関係機関に働きかけを行ないます。また、市内循環バスについては、利用実態や需要に即した路線の整備を行います。
    5. 市営汽船については、生活環境に合ったダイヤを検討するとともに、効率的な運営に努めます。
    6. 運航の安全性を確保するため、航路標識や接岸岸壁の整備を推進しながら、航路の浚渫などについて関係機関への要請を行います。
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