ページの先頭です。
メニューを飛ばして本文へ
2節 医療体制の充実
本文
第3章健康に暮らせるまちづくり
現状と課題
- 疾病構造の変化や少子高齢化が進む状況で、介護保険の導入や第3次国民の健康づくり運動(健康日本21)が展開されています。
- 平成11年現在、市内には市立病院1箇所、私立病院3箇所、一般診療所42箇所があります。しかし、医師の高齢化や少子化の進行により小児科医が減少傾向にあります。また、市立病院、民間病院、診療所、保健所、保健センターなど関係機関の機能分担と連携は不可欠であり、今後、地域医療体制の構築と連携強化を図ることが必要とされています。
- 休日の救急医療に対しては、塩釜地区休日急患診療センターを中心に、輪番制を導入し、対応にあたっていますが、診療科目などの充実とともに、浦戸諸島の救急医療体制の充実が必要となっています。
- 塩釜地区の中核病院として位置づけられている市立病院は、施設の老朽化や経営状況の悪化などの問題を抱えていることから、それらに対する対応策の検討が必要となっています。
基本目標
- 地域医療機関が中心の一次、二次医療のさらなる充実と三次医療との連携を図り、良質な地域医療体制を確保します。
- 休日の救急医療の確保を図るため、救急医療体制の充実を図ります。
- 二市三町の二次診療病院として、市立病院の機能を充実します。
施策の体系
医療体制の充実
- 地域医療体制の充実
- 救急医療体制の充実
- 市立病院の機能充実
施策
- 地域医療体制の充実
市民の疾病や健康に関する治療や相談が心配なくできるように、地域医療機関と高次専門病院との連携を強化するとともに、適切な機能分担を図り、良質な医療を提供できる体制を構築します。
- 救急医療体制の充実
- 塩釜地区休日急患診療センターや病院群輪番制、塩釜地区休日救急歯科診療を充実するとともに、塩釜地区内における精神病者の救急医療体制を構築します。
- 浦戸地区については、浦戸診療所との連携を図りつつ、救急輸送体制の充実を図ります。
- 市立病院の機能充実
二次診療病院として必要な機能を整え、医療圏の中核病院として良質な医療サービスを提供します。
このページをシェアする