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令和7年度北方領土青少年等現地視察事業の報告

印刷用ページを表示する 更新日:2026年1月26日更新

本文

北方領土問題を学ぶために塩竈市の中学生が北方領土隣接地域を視察しました

 塩竈市の中学生20名が北方領土青少年等現地視察事業(主催:北方領土返還要求宮城県民会議)に参加し、北海道根室市などを訪れ、歴史的・国際的な課題である北方領土問題について学びました。

 

北方領土問題とは…第二次大戦末期の1945年8月9日、ソ連は、当時まだ有効であった日ソ中立条約に違反して対日参戦し、日本がポツダム宣言を受諾した後の同年8月28日から9月5日までの間に北方四島(択捉島、国後島、色丹島及び歯舞群島)のすべてを占領しました。当時は、日本人は四島全体で約1万7千人が住んでいましたが、ソ連は1946年に四島を一方的に自国領に「編入」し、1948年までにすべての日本人を強制退去させました。それ以降、今日に至るまでソ連、ロシアによる法的根拠のない占拠が続いています。

 

視察事業の行程

視察期間:令和7年8月19日(火)~21日(木)

主な行程:

(1)納沙布岬から北方領土を目視

歯舞群島の一部と国後島を実際に目で見る機会を設けました。

(2)元島民の方の体験談の聴講

島での生活や占領時の出来事について、元島民の方から直接お話しを伺いました。

(3)北方領土問題啓発施設の見学

下記施設で資料や展示物を見学し、北方領土問題の背景や現状について詳しく学びました。

・北方四島交流センター(ニ・ホ・ロ)  ・北方館  ・船舶「えとぴりか」 など

 

視察の様子:「令和7年度北方領土青少年等現地視察事業」を実施しました。 - 宮城県公式ウェブサイト<外部リンク>

視察終了後の活動

アンケート調査の実施

 視察終了後は、事業で得た知識や経験をもとに効果的に啓発を行うため、市内中学校の生徒を対象とした意識調査(アンケート調査)を実施しました。結果の概要は下記のとおりです。

(1)認知度

「北方領土問題についてどのくらい知っていますか」という質問では、【あまり知らない】【全く知らない】と回答した生徒が75%を占め、比較的低い結果でした。

(2)関心度

「北方領土問題について知りたいことはどのようなことですか」という質問では、以下の回答が多く見られました。

 ・北方四島の位置など地理的特徴

 ・北方領土問題の歴史と現状

 ・元島民の方の思い

 ・問題に対して自分たちにできること

啓発チラシの作成

 アンケート結果を基に、多くの生徒が「知りたい」と回答した項目を分かりやすく解説するチラシを作成しました。作成したチラシは市内各中学校で生徒に配布します。

北方領土について知ろう [PDFファイル/1.03MB]

今後の活動

 令和8年2月7日(土)に開催する第44回「北方領土の日」宮城県塩竈集会において、中学生が体験発表を行い視察事業の成果を報告します。

 【関連リンク】第44回「北方領土の日」宮城県塩竈集会の開催について

 戦後80年を経過した今、若い世代の方々が北方領土問題を正しく理解し、返還運動を継承していくことが重要です。視察に参加した生徒だけでなく、多くの方に関心を持ってもらえるように啓発を行ってまいります。

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