塩竈市では、昭和60年に「塩竈市名誉市民及び市民栄誉賞に関する条例」を制定し、市民又は本市に縁故の深い方で、学術、技芸、産業、その他広く社会文化の振興に著しく貢献し、郷土の誇りとして、市民から深く尊敬されている方などに「塩竈市名誉市民」「市民栄誉賞」の称号を贈り、その功績をたたえています。
名誉市民
亀井文藏氏(大正13年7月6日生)
平成18年3月15日議決
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事績
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亀井氏は、亀井商店(現カメイ株式会社)入社後、塩釜港の活用を図りながら社業の伸長と地域の発展に尽力され、本市のみならず東北の産業経済と商業の振興発展に大きく貢献されている。
また、本市教育委員を務められ、本市教育水準の向上と学校教育の振興に尽力されたほか、カメイ株式会社からの寄付を基に設置された「カメイこどもの夢づくり基金」により、中学生を対象とした海外研修事業や小・中学校図書館の蔵書整備、こどもたちに感動を与えるための支援プロジェクトが実施されるなど、本市における教育文化事業の推進に多大な貢献を果されている。
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略歴
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- 大正13年7月:塩竈町に生まれる。
- 昭和22年9月:東北帝国大学工学部卒業
- 昭和27年10月:カメイ株式会社(旧株式会社亀井商店)入社
- 昭和45年4月:塩竈市教育委員会教育委員
- 昭和53年1月:カメイ株式会社代表取締役社長
- 平成2年6月:カメイこどもの夢づくり基金設置
- 平成5年5月:カメイ株式会社代表取締役会長
- 平成15年6月:カメイ株式会社代表取締役名誉会長
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市民栄誉賞
中原誠氏(昭和22年9月2日生)
昭和60年7月21日推挙
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事績
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将棋の道にたゆまぬ精進を続け、名人位を始め、数々のタイトルを獲得し、棋界の最高位を極めている。功績は、本人はもとより、郷土塩竈のイメージを高め市民の誇りとなるものである。
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略歴
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- 昭和36年:初段に昇進
- 昭和40年:4段に昇進
- 昭和43年:初の公式タイトル棋聖を獲得
- 昭和45年:8段に昇進
- 昭和47年:名人位獲得
- 昭和48年:9段に昇進
- 昭和51年:16永世名人の資格を得る
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