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高度経済成長期に建設されてきた、さまざまな公共施設等が、これから大量に更新時期を迎える一方で、急激な人口減少と少子高齢化の進行が見込まれ、公共施設等の維持管理や更新のための財源が年々厳しい状況になってくることが予想されます。これを受けて、国も地方公共団体に対して、公共施設等の総合的かつ計画的な管理を推進するため、「公共施設等総合管理計画」の策定に取り組むことを要請しています。
本市においてもこれからの公共施設等のあり方を考える公共施設マネジメントに取り組むため、平成29年3月に「塩竈市公共施設等総合管理計画」を策定しました。
公共施設等総合管理計画は、厳しい財政状況が続く中で、今後、施設の老朽化への計画的対応を図る必要があること、人口減少などにより公共施設等の利用需要が変化していくことが予想されることを踏まえ、公共施設等の維持管理に関して長期的な視点をもって、更新・統廃合・長寿命化などを計画的に行うことを目的としています。今後、公共施設等総合管理計画で示された方針に基づき、公共施設等の総合的なマネジメントを進めていきます。
計画について、ご意見・ご感想等がございましたら、下記の問い合わせ先(担当:市民総務部財政課管財契約係)までお寄せください。いただいた内容につきましては、今後、策定予定の公共施設再配置計画等の参考とさせていただきます。
平成29年度(2017年度)から平成58年度(2046年度)までの30年間とします。
※塩竈市公共施設白書は、平成26年度末の普通会計における公共施設の保有状況や利用状況、または施設の更新費用等を明らかにした塩竈市公共施設等総合管理計画を策定する上での基本資料です。