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平成30年12月定例記者会見(11月30日開催)
説明項目が5項目でありますので、若干、私が感じていることを前段ご説明させていただきます。昨年8月末に、宮城県市長会の総会がありまして、その場で会長職務代理者を仰せつかりまして約半年余り、職務代理者として宮城県市長会という新たな組織の活動ということに携わってまいりました。
今年の4月の総会で正式に宮城県市長会の会長ということで選任をいただきました。
会長になって率直に感じることでありますが、我々は、仙台市にこんなにもおんぶに抱っこといいますか、そのような中で市長会を運営してきたのかなというのが率直な感想であります。
改めて市長会の会長として9カ月目に入りますが、結構忙しいです。何よりも14市の会員の方々の意思統一を図るということの大変さを感じております。従いまして定時総会だけでなく、折りに触れて、市長会の臨時総会を開催させていただきながら、様々な問題課題を共有させていただいているところであります。
具体的に申し上げれば、来年10月から正式にスタートいたします幼児教育の無償化の問題です。
今、国におきましても、新年度予算編成の中で議論されているようであります。国のほうでは、幼児教育無償化をするということを決定しておりますが、一定額については県ならびに市町村にもしっかりと負担してください。という話であります。
先日、東京で「全国市長会理事評議員合同会議」があり、平成31年度予算編成にあたって、市長会としてどういった要望を纏めるかということが主題でありましたが、大半は、幼児教育の無償化に関して国がどういうスタンスであるか。また、そういうことによって地域社会にどういったことを期待しているのか。ということが残念ながら見えない。
少なくとも基礎自治体に対して、もう少し丁寧にご説明されてしかるべきではないか。というご意見が出席者の大多数でありました。
そういった会議に臨みまして、本市でも昨日(11月29日)も平成31年度予算編成に向けた取組の基本方針について各担当課と侃々諤々の議論をしたところであります。
一番大切な予算編成について、市民の方々の思いをしっかりと受け止めるようなものでなければならないだろう。というふうに、改めて感じさせられたところであります。
また、上京した際「市長会創立120周年記念市長フォーラム」が開催されました。
今、総務省では、自治体戦略2040構想を出しています。2040年になると、日本の人口は年間90万人ずつ減り続けていく。政令指定都市規模の市が一つずつ無くなっていく状況になります。乳幼児の出生率も今94万人だそうでありますが、74万人で20万人減っていくということが、自治体戦略2040構想の中で打ち出されております。
これに対して地方自治体がどう向き合っていくのかというのが、今回のフォーラムのテーマであったかと思います。
2040年になったときに、我々日本国民がどういうことをなすべきか、ということからフィードバックしていき、今我々が何をやらなければならないかということに、気づくことが大切であります。パネルディスカッションの中では、ある首長が、ネクストステージは、もう我々地方都市では始まっている。人口減少あるいは少子化はすでに始まっています。という話をしておられました。
本市もネクストステージにどっぷりつかっている状況にありますので、まずは、我々が、2040年に向けて、どういったビジョンを持っていくのか。ということを職員とも、しっかりと話をしてまいりたいと思っております。
市民総務部 |
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産業環境部 |
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教育委員会教育部 |
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教育委員会教育部 |
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教育委員会教育部 |
しおがま文化大使交流事業鶴田美奈子ピアノコンサート画になるコンサートwith画家金丸実華子 ***“塩竈の第九”ゴールドベルク変奏曲とともに*** |
[市民安全課防災係(355-6491)]説明項目の資料[PDFファイル/396KB]
塩竈消防団については平成31年1月6日日曜日、午前9時45分から11時45分までの2時間、塩釜魚市場で出初式を開催させていただきます。
また、浦戸消防団につきましては、時期をずらして、2月3日日曜日に、浦戸諸島開発総合センター(ブルーセンター)で開催いたします。
東日本大震災から、もう7年9カ月目に入っております。震災というものを後世に伝承する出初式にしてまいりたいと思っております。
Q.魚市場でやるのは今年初めてということだが、市場の中で実施するのか?
A.昨年度までマリンゲート塩釜で行っておりましたが、消防団の方々が「魚市場」で行いたいとお話がありましたので、魚市場の協力を得ながら開催することになりました。観閲式などは岸壁のほうで実施いたします。
[観光交流課(364-1165)]説明項目の資料[PDFファイル/415KB]
今年もJR東日本クルーズトレイン「四季島」が運行されるそうであります。12月8日土曜日から運行が始まり、本市には午後8時半頃、乗客の皆さんが仙台からバスで、マリンゲート塩釜に到着され、塩釜から観光船に乗って松島に向かわれます。
松島海岸で下船後、バスで東北本線の松島駅に移動され、そこに停車している四季島に乗車されるということであります。
前回も塩竈市の魅力・活力を精一杯アピールさせていただきたいということで、毎週お出迎えお見送りをさせていただいてまいりました。
今回もできるだけのお出迎えをさせていただきたいと思っております。
Q.船内でもおもてなしをするのか?
A.40分ぐらいをかけて松島に向かいますので、船内の中で、塩竈市、松島町のPRの他、三味線や古代笛などの演奏を行い、おもてなしいたします。
[学校教育課(365-3216)]説明項目の資料[PDFファイル/577KB]
現在、浦戸小中学校の特認校生徒でありますが、小学校の在籍数が33名、中学生が19名、合せて52名であります。特に小学校については1、6年生、中学校について1、3年生の生徒数が多くなっています。
小学校の卒業生が8名、中学生は7名であります。合せて15名であります。小学生は引き続き、中学校に入校いただくものと思っております。
中学校が7名卒業しますので、また新たな在校生をお迎えしたいということで、新たに特認校生を募集します。体験入学期間は平成31年1月21日から1月25日の5日間実施いたします。なお、浦戸小中学校の特認校生の応募期間は12月6日から12月28日までの期間です。
浦戸小中学校では、あさり採りやカヌー体験、島民の方との運動会、みなと祭りへの参加、そして演劇活動等、四季折々様々な取り組みをさせていただいております。
来年度も、特認校生が多数入校いただきますことをご期待しています。
[生涯学習課(362-2556)]説明項目の資料[PDFファイル/125KB]
本市の成人式は、毎年390から400名ぐらい、約70%の参加状況であります。
どういった成人式を行うかということで、今年度満20歳となる方あるいは満19歳となる方による成人式実行委員会を組織させていただき、参加される方にとって、どういった成人式であってほしいのか。ということを、色々ご意見いただいております。
そういった皆様方の思いを実現できるような成人式にしてまいりたいと思っております。
昨年は本市に就労されております外国人の方々にもご案内をさせていただきましたところ、インドネシアの方々にもご参加いただきました。会場で行っておりましたお茶会にも関心を持って参加いただいたことを記憶しております。
是非、今年も多くの外国人の方々にご参加いただきますことを期待しているところであります。
Q.成人式の実行委員会は何名で組織されているのか?
A.15名です。
Q.実行委員会は自主的に集まって組織されたものなのか?
A.教育委員会が各中学校から推薦いただき、了解いただいた方々で組織されたものです。
Q.特に今年力を入れていること等はあるか?
A.実行委員会で協議していただいた中で結果的には昨年度と流れは変わりませんが、記念品を昨年度までの図書カードからペアビールカップに変更しております。
[生涯学習センター(367-2010)]説明項目の資料[PDFファイル/654KB]
鶴田美奈子さんのピアノコンサートであります。鶴田さんはドレスデン国立音楽大学大学院を卒業されて、現在ドイツ在住であります。
毎年この時期、新年を本市で過ごされたいということで、塩竈に足をお運びいただいておりますが、この機会を利用して、教育委員会主催で、鶴田美奈子さんのピアノコンサートを開催いただいております。
今回は、バッハゴールドベルク変奏曲を全曲演奏されるそうであります。25日のコンサートには、私も是非、参加させていただきたいと考えているところです。
毎年、本市で12月にクリスマスコンサートを開催いただいております。今回で12回目になります。
そういった縁がございまして、東日本大震災追悼式で天満さんに追悼演奏を行っていただけないかということでご依頼を申し上げましたところ、ご快諾いただきました。
その際、大変恐縮ですが20分弱ぐらいの演奏時間なのです。と申し上げたところ、「20分で結構です。お亡くなりになられた方々、被災された方々に対する思いをお伝え申し上げたい」ということで、毎年お越しいただいております。
来年開催いたします追悼式での演奏も天満さんにお願いをさせていただいたところであります。
世界で活躍されている著名なバイオリニストでありますので、本市の魅力、素晴らしさをお伝えいただくということで、今回本市の文化大使に任命をさせていただくことにいたしました。
Q.天満さんの出身地は?
A.東京都になりますが、天満さんのお母様が福島県相馬市の方で、天満さんご自身は「自分は東北にゆかりがある」とおっしゃっておられます。
Q.追悼式で演奏されたのはいつから?
A.最初に演奏いただいたのは、平成23年6月の合同慰霊祭のときです。これまでに8回来ていただいております。
Q.しおがま文化大使は天満さんで何人目になるのか?
A.8人目になります。
Q.小中学校へのエアコン設置について
A.国のエアコン設置に関係の補正予算が確か817億円であります。仙台市や多賀城市もエアコンを設置します。と手を上げているのは、その予算を活用し、おそらく12月補正予算ということだろうで思いますが、本市も一緒であります。
本市の場合は、空き教室は別にして、小学校では普通教室102、その他の教室として職員室も含めて24、合わせて126教室。中学校が普通教室53。保健室や会議室等その他の教室が17で併せて70教室です。合計ですと、196教室に新年度エアコンを導入したいということで、約3億8千万弱の補正予算を12月定例会に上程させていただきます。
ただ国の方が確定していませんので、宮城県にどれだけ配分されるのか。すべて認められるのか、普通教室だけに。と言われるのか、まだ決まっておりませんので、あくまで、希望的な数値ではあります。