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平成29年11月定例記者会見(10月30日開催)
10月は行事が多く、特に知事選、衆議院議員選挙もあり、毎日が慌ただしい1カ月でありました。
その間、おかげをもちまして、塩竈市魚市場の完成記念式典や、10月29日(日曜日)には「魚市場開放まつり」を開催し、市民の皆さんにお披露目する機会を設けさせていただきました。
大勢の方々から「魚市場の完成こそが、本市の復旧復興の第一歩ですね」というお話をいただきました。改めて水産振興、水産加工業の振興、何よりも地元の皆さんの頑張る気持ちを大切にしながら、復旧復興、またその先を見据えたまちづくりをどう進めていくか。ということに職員の総力を挙げて頑張ってまいります。
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[子育て支援課(353-7797)]説明項目の資料[PDFファイル/31KB]
教育委員会では、被災し、学業に専念できない子どもたちを中心に、放課後の学び支援の時間やチャレンジ教室など、様々な取り組みを行っておりますが、今回、健康福祉部において福祉的視点に立った取り組みとして、「こどもほっとスペースづくり」に取り組む団体を募集し、活動費助成と研修会を行い、設立と活動の持続を支援していきます。
対象となる活動は、主に小学生を対象とした放課後、休日及び長期休業中の学校外での居場所づくりを行う活動です。対象団体は、本市に本拠地を有している団体、もしくは市外であっても本市で、対象となる支援事業を行える団体です。
助成金は、3~5団体が15万円、1~2団体が25万円で、総額100万円以内で助成をさせていただきます。決してご満足いただける助成金額ではないと思いますが、放課後の子どもたちの居場所づくりにご支援をいただくということで、このような取り組みを実施いたします。
具体的には、学習支援、英会話、料理教室、子ども食堂などもこの対象になります。ぜひ、地域の皆様に、自分の子どもと同じ目線で、子どもたちの居場所づくりのお手伝いをしていただければ、大変ありがたいと思っております。
Q.助成の応募書類先が、「地域創造基金さなぶり」となっているが、どういう枠組みなのか?市の独自事業なのか?
A.実施主体が子育て支援課になり、助成も本市が行いますので、本市独自の事業になります。
事業全体のコーディネートや助成団体のサポートをNPO法人「アスイク」に委託しておりまして、受託事業者が、基金や助成事業を専門に行っている「地域創造基金さなぶり」と提携を行っていることから、助成事務については「地域創造基金さなぶり」が事務局になっております。具体的な取り組みの支援・指導など、本市で対応できないところもあるので、そういった部分をお願いしています。
Q.位置付けとしては事業をサポートするということか?
A.団体のサポートは「NPO法人アスイク」が行い、助成については「地域創造基金さなぶり」になります。
Q.予算の100万円は、今年度の予算なのか?
A.今年度の予算です。
Q.場所は決まっているのか?
A.団体が決める形になりますが、想定としては集会所や公共施設などになるのではないかと考えています。
[浦戸諸島開発総合センター(369-2240)]説明項目の資料[PDFファイル/757KB]
11月18日、午前10時20分~午後4時30分まで、浦戸の魅力、特に自然、そしてそこで暮らしている島民の方の温かい心に触れていただきたいという思いであります。募集定員は20人で先着順になります。寒風沢、桂島、野々島、石浜も散策いただけます。
晩秋の一日を浦戸でお過ごしいただきたいと思います。
[教育総務課(355-8461)]説明項目の資料[PDFファイル/183KB]
毎年の行事になりますが、塩釜蒲鉾連合商工業協同組合から市内の小中学校に、かまぼこを贈呈いただいております。各学校ではかまぼこを使った「ふるさと給食」が提供されます。改めて子どもたちに、かまぼこの魅力を知ってもらいたいと思います。
[学校教育課(365-3216)]説明項目の資料[PDFファイル/27KB]
11月11日土曜日、午前9時30分から午後2時30分まで塩釜ガス体育館で実施いたします。
特に今年は小中一貫教育が本格的にスタートしております。先日、市内の小学校で学習発表会があり、私も各学校を回ってきました。各学校ともテーマ・課題については、学習発表会を小中一貫教育の中でいかに取り組んでいくかということでありました。
中学生が小学校に足を運んでいる場面に遭遇することはできませんでしたが、小中学校の垣根を越えた取り組みがすでに始まっております。特に玉川小学校、玉川中学校、月見ケ丘小学校では、かなり踏み込んだ取り組みを始めているということでありますし、そういった成果が学習発表会でも出ているというお話を校長先生から伺ったところであります。
Q.小中一貫教育の取り組み紹介はステージでの発表なのか?
A.小中一貫教育につきましては、ステージ上でスライドを使いながら、これまでの取り組みを紹介するほか、展示ブースを設けております。体験ブースも今年から中学校区ごとの体験ブースに切り替えております。
Q.説明の中で踏み込んだ取り組みを行っているという話だったが具体的にはどんなことか?
A.中学生になった教え子たちがどのような中学生活を送っているか確認する意味でも、小学校の教師が中学校1年の数学を教えたり、中学校の数学、英語の教師が小学校に出向いて教えたりといった、教育間の交流を行っています。また、中学校の体育祭に小学生が参加するなど、小学生と中学生が同じフィールドで様々な取り組みを行うことを基本にしています。
Q.年度の途中であるが、成果は見えてきたのか?
A.具体的な数値としては捉えておりませんが、子どもたちはお互いの交流を喜んでおりますし、「こどもゆめ議会」の意見の中でも「どんどん進めて欲しい」という意見も出ていますので、さらに進めてまいりたいと思っています。
(関連)
Q.不登校といじめに関するデータについて、宮城県が全国的に高いということであったが、塩竈市の現状はどうなのか?
A.不登校については大分改善され、小中学校の不登校児童生徒数は、昨年度よりも34パーセント下がっておりますし、不登校の出現率も小中学校ともに県平均よりを下回っております。
Q.県平均を下回ってきたのは、これまで取り組んできた成果なのか?
A.こどもの心のケアハウス「コラソン」や各学校に設置されている学びのサポートルームなどもありますので、その成果が出てきたのではないかと思います。
Q.いじめの状況は?
A.数字的には例年と同じぐらいです。大きく下がっているわけではありませんが、解消率(いじめが発生するがその後解消された割合)はかなり高くなっています。ほぼ100%に近い数値までいっています。
[生涯学習課(362-2556)]説明項目の資料[PDFファイル/21KB]
毎年、20人を超える児童の方から、「塩竈がこういうまちであったらいいな」という、ある種厳しい、また、あたたかいご質問をいただき続けてまいりました。職員には、こどもゆめ議会として、単に子どもたちの意見を聞き流すのではなく、出来るものから1つでも2つでも行政に反映させていこうという話はしております。
これまでもいくつか、形になっているものもございますが、残念ながら、未だ形にできないものがあることも事実であります。今年も子どもたちから様々な視点に立った塩竈の未来に向けたまちづくりについて、ご提案をいただきたいと思っております。
Q.ゆめ議会の提案の中で、実際に取り組んだことはどんなことか?
A.ゆるキャラを作ってはどうか。というご質問をいただいた時に、子どもたちが考えたゆるキャラを議場に持ってきてくれました。その一部を採用したり、塩釜高校の生徒さんたちにもゆるキャラを作っていただき、現在11のキャラクターがあります。
[生涯学習センター(367-2010)]説明項目の資料[PDFファイル/289KB]
隔年で取り組んでいる事業でありますが、本市の文化大使であります菅野潤さんが、小学校の子どもたちを中心に、ピアノの公開レッスンを行っていただきます。私も会場に足を運びますと、レッスン前と後では、子どもたちのピアノの音色が明らかに変わっています。やはり、しっかりとした指導者がつくことによって、目覚ましい進歩を遂げるのであろうと思っています。
菅野さんのレッスンが、子どもたちの健やかな発展に寄与できますよう、私たち行政もしっかり取り組んでまいります。
[市民交流センター(365-5000)]説明項目の資料[PDFファイル/180KB]
本市出身のピアニストで、文化大使であります鶴田美奈子さんが、折に触れて本市にお越しになり、婦人会の皆さんとの交流や、市内の小学校でアウトリーチコンサートを行っていただいております。今年は11月5日日曜日、午後2時から遊ホールで復興コンサート「慈心」を行っていただきます。
鶴田さんはお料理も得意な方でありまして、コンサートの中でもそういったこともご披露されておりますので、今回も、何かハプニング的なことが起こるのではないかと、期待しているところです。
Q.おくのほそ道の風景地はどこが指定しているのか?
A.文化庁です。
Q.籬神社は日本遺産の構成文化財にも登録されているか?
A.「籬が島」という名称で構成文化財に登録認定されています。
Q.修繕について、全体事業費、市の助成はどのくらいか?
A.259万2,000円の事業費で、本市は60万円助成しています。残りの内訳は、志波彦神社鹽竈神社が60万円、公益財団法人東日本鉄道文化財団が60万円を助成し、残りが自己資金になります。
Q.修繕はどこが主体になるのか?
A.籬神社奉賛会が中心になって組織する籬神社橋修繕事業実行委員会が行っています。
Q.市が助成する理由は?
A.おくのほそ細道の風景地に指定されていることを受けての助成です。指定を受けて、どういった助成を行うかということについて、要綱を整備しております。
Q.修繕の内容は?
A.橋の塗装のし直しで、橋の腐食防止や橋の下のほうがえぐれておりましたので、そういった場所の修繕です。
Q.仮移転とのことだが、本移転はどこに移転するのか?
A.JR本塩釜駅の構内に移転する予定ですが、JR東日本の管轄になりますので、現段階では、将来的に構内に移転するというところまでの話しかお話できない状況です。
Q.市としての考え方や要望のようなものはJR東日本に出すのか?
A.駅長とは意見交換させてもらっています。