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定例記者会見(令和5年7月)

印刷用ページを表示する 更新日:2023年7月5日更新

本文

  令和5年7月定例記者会見(7月4日開催)

定例記者会見説明項目全ページ資料 [PDFファイル/2.99MB]

政策課

塩釜高校生徒と塩竈市長による まちづくり意見交換会について

管財契約課

令和5年度第1回塩竈市入札監視委員会を開催します

水産振興課

市内中学生がマグロについて探求学習する「さかな丸ごと食育」がスタート!

商工観光課

「第6弾 Let'sBuy!しおがま10割増商品券」を販売します

マリンゲート塩釜の空きスペースを活用して新たに「マリンゲートちびっこ広場」を整備しました!

第76回塩竈みなと祭

桂島海水浴場2023シーズンOPEN!

市長挨拶

おはようございます。本日は定例記者会見においでをいただきまして、感謝を申し上げます。今年もあっという間に、もう半年が過ぎてしまいました。

コロナが第5類に移行してから、今年は、本格的に塩竈みなと祭も全面的に通常開催させていただくこととなりました。

今年は選挙がございます。これは皆様ご承知の通り、東日本大震災から12年が経過をし、選挙準備をしている最中に、東日本大震災が発災したことにより時期がずれたということでございます。本来であれば3月、4月に選挙があったものが8月、県議会については、10月となり、やはりこういったところも、長期的なスパンで法律上の問題もありますので、やはり改善することが必要なのではないかと思っています。年度途中で選挙があるということについては、私たちにとっても違和感があります。年度初めであれば、職員の人事異動と、新年度が始まるそういった時期に選挙が行われて、時期的には、ちょうど良いのではないかと思います。それが約半年経過をして選挙がある。そういった違和感があります。そうは言っても、そう簡単に法律上、他の選挙と一緒にやるような形や、3ヶ月半年ずらすような形はそう簡単にはいきません、でもこれはしっかり議論をすべきだと思います。12年経ったので、改めてこのようなことを真剣に議論し、統一することで、経費を削減することもできますし、相乗効果も当然経費の面から言っても、あるだろうと思っております。改善をする議論にも、ちょうどいい時期に入っていると私自身は考えておりますので、そのような話をさせていただきました。

塩釜高校生と塩竈市長による まちづくり意見交換会について

この事業は、今年でもう5回目になります。とても貴重なご意見をいただく機会でございます。やはり若い人たちが持つ感性とか、意見というものを謙虚に聴く。これは市役所にとっても大きな材料になっていきます。これからも続けさせていただいて、私どもも一緒に成長できるように、このような事業は大切に育てていきたいと考えています。市役所にも塩釜高校を卒業された職員の方も多くいるので、地元の高校としてこれからも切磋琢磨して育てていきたいと思っているところでございます。

令和5年度第1回入札監視委員会を開催します

こちらにつきましても、定期的に入札監視というものを弁護士さん、公認会計士さんをはじめとする関係する先生方とさせていただいております。

毎回、職員も出席していますが、やはり、違う職種の方々が市の事業について、ご意見をいただくということは非常に勉強になりますし、役所の常識が外から見たときに非常識ということも相当数あると思います。そのように第三者の方々の目線で見ていただくことは非常に重要だと思っております。

これは、私が県議会の時代にも、政務活動費の問題でいろいろオンブズマンの皆様方からのご指摘、もしくは弁護士さんや多くの方々からのご意見。そういったものを学んできた私として、このようなことを事業の方にも取り入れていきたいと考えております。これは入札の部分ですけれども、市で行っている事業に関しましても、第三者の目を入れることは、公金を扱う役所としては、至極当然だと思っておりますので、今後は入札監視のみならず塩竈市で行う事業に取り入れさせていただきたいと考えているところでございます。

Q:入札監視委員会の話の中で、事業の監視という話がありましたけれども、導入の狙いと、実際にいつ頃から導入する予定なのかを教えていただきたい。(管財契約課)

A:[市長]

これは、選挙がありますので次に選ばれた方がどういうお考えになるのかは、わからないところもございます。ただ、もし私がそのまま続投となった場合のことを想定すれば、来年度から始めたいと思います。形式的には入札監視委員会と一緒で、公認会計士さんとか弁護士さんとか大学の先生、県庁の事業管理課長も入っていらっしゃいますけど、やはり塩竈市の公金を使わせていただく以上、その事業、特に補助を出している各種団体等についても、適正に使われているかどうか、どのように使われているかをチェックするのは至極当然なのだろう思います。民間の会社だとよく税務署が入るということがあるかもしれませんけれど、私どもも第三者の目で見てもらった方が良いだろうと思います。

市民の方々もその第三者の目になると思いますし、専門職の弁護士さんとか公認会計士さんの物の見方、考え方、それをご指摘、ご意見をいただく形で取り入れるということは、当たり前に必要だろうと思います。

市の監査として受け止めても、外の目、第三者の目、それを新たに入れることで違う目線で、市の職員も事業に取り組める、気づかないことを気づかせていただく。今までは当たり前にやっていたことでも、それに対しどのような指摘があって、改善策を指摘していくということを常に続けていかないと滞留が起こると言ったらおかしいですけど、慣れてしまうと思います。このようなことは、我々市役所で働く者にとっては、慣れて良いところと慣れては駄目な部分がありますから、そのようなところを丁寧にやっていくことは非常に重要だと考えております。来年の4月から同じ体制の中で違う部門を作るのか、別に作るのかは内部で協議をしなければいけませんけれども、同じような形で事業監視をさせていただきたいと思っています。

これからもっと財政的にも厳しくなります。これは人口減少、少子化ですね、やはりこれだけ世の中が疲弊してくると、儲ける会社と儲けない会社の差が激しくて、私どもは、この株の今の価値を享受している人たちがどのぐらいいらっしゃるのかは、あまり聞いたことがありません。ですからその恩恵を受けている会社が少ないのだろうと思います。それと同時にこの異常な円安は、原料を100%輸入している私ども塩竈市の基幹産業にとっては、多大なる打撃に繋がっているだろう。そういったことも踏まえると、「入るを量りて出ずるを制す」入ってくるものをどのように増やすかも努力しなければいけませんし、出していくものをどのように抑えていくか。これを徹底してやっていかないと、今までのやり方では、残念ながら、今の組織を維持することすら厳しくなってきていますので、そういったことも徹底的にやらせていただくことで一つの礎にしていきたいと、今はそのように考えます。

​市内中学生がマグロについて探求する「さかな丸ごと食育」がスタート!

市内中学生がマグロについて探究学習する魚丸ごと食育がスタートします。7月9日日曜日の10時から12月3日まで、6回開催させていただきます。

私どもが大変お世話になっている、東京水産振興会や宮城学院女子大学との連携事業になります。地場産品、特に基幹産業でもある水産加工業についての勉強ということになりますので、子どもたちにこういったことを知っていただくことは非常に重要な機会だと捉えておりますので、これからもこのような視点で、お子様方に魚食文化をお伝え続けていきたいと考えております。

Q:市内中学生がマグロについて探求する「さかな丸ごと食育」の事業の具体的な中身についてお聞かせください。

A:[水産振興課]

事業の中身について、全6回になりますが、1回目につきましては記載の通り、「マグロの種類と部位の特徴」についての座学と調理実習になりますが、2回目以降につきましては、参加される中学生の皆さんが、関心を持ったことをテーマして掘り下げていくという形を予定しています。

Q:具体的に言うと、1回目でアンケートを取るということなのでしょうか。(水産振興課)

A:[水産振興課]

1回目につきましてはマグロの種類が5種類ありますが、その内容説明とマグロの部位の特徴を説明し、それを食べていただく、それを生徒の皆さんがどこに着目するかで、2回目のテーマを決めていきますので、1回目が終わった段階で2回目のテーマが決まるという流れになっています。

Q:今回は全般的にマグロ関連をテーマにするのでしょうか。(水産振興課)

A:[水産振興課]

はい。今回は全6回の「マグロ」をテーマに、例えば、生態や流通や食味などを想定しております。

Q:体験できるようなところは考えられているのでしょうか。(水産振興課)

A:[水産振興課]

調理以外の体験については、生徒さんのリクエストに応じて、市場関係者の方々にもご協力をいただきながら体験も含めていきたいと考えております。

「第6弾 Let’s Buy しおがま10割増商品券」を販売します

第6弾となる10割増し商品券を販売いたします。7月24日から販売し、同日から使用をできるものでございます。私どもとしても、商品券について様々なご意見をいただきながら、6回積み重ねてきました。

使いにくいというところや、使う側の方のご意見、使われる方のお店のご意見をいただきながら、改善策があれば改善をするといったことを6回積み上げてきました。このようなことを続けさせていただいて、コロナ禍の3年半、大変厳しい状態であった商店街の皆さまをはじめ、市民の方々にこの事業を通じて、何とかしようと、消費需要がある盆暮れ、年度末に合わせ、そういったことを継続的にさせていただいております。これも国のコロナの交付金があったからこのような事業が継続できたということでございます。今の状況を鑑みれば、コロナの交付金はこの辺で終わりそうな気もするけれども、まだ続いている以上、ぜひ、地方とすれば国からのコロナ交付金は、もう少し続けてほしいというのが率直なところでございます。とにかく6回目を販売させていただいて、去年は間に合わなかったのですが、市議会の皆さま方の御理解もあり、職員の働きで、何とかお盆前に販売ご使用いただけることになりましたということが、去年とは違うところになります。

マリンゲート塩釜の空きスペースを活用して新たに「マリンゲートちびっこ広場」を整備しました!

7月13日10時から、マリンゲート塩釜の1階で写真の通り、空きスペースを活用して子どもの遊具を置かせていただきました。市内の企業、大郷運輸さんから、好評をいただいて、それを活用させていただきました。

公共スペースの空きスペースをそのままにしておいたままだから、人も来なくなるという悪循環となっています。私どもの大切な財産を再活用する、そのような考え方のもとに、この「マリンゲートちびっこ広場」を整理させていただきました。ここに新たにテナントに入りたいという方がいれば、当然移動できるようになってございます。このような場所を精査しながら、いたるところに作りたいと考えています。第1段目がこの「マリンゲートちびっこ広場」ということになります。

やはり、空き店舗にしておけば、当然人は来ませんので、もうそれが悪循環になって、行くわけですよね。ですから私どもができることは、やっぱり人を集める努力をさせていただくことが重要でございますから、今後、マリンゲート塩釜もしくはその周辺について、環境整備も含めてできるところから人を集めるための努力をし続けることを考えております。

マリンゲートの手前にある、これも県の方々のご協力なくしてはできませんけれども、駐車場の奥の草むらとなっている場所についても、結果的にみなと祭のときだけ綺麗にして、それ以外の期間は誰も寄り付かない場所になっています。その一部を削って、イベント広場、もしくは、いざというときの駐車場そういった形で憩いのスペースを作ろうと、もう既に動き出しております。マリンゲートを旅客単なる旅客ターミナルにするのではなくて、やっぱり人を集めるための拠点に生まれ変わらせようと、その一体的な動きを、まずは無理のない投資から実施していきたいと考えております。お父さんお母さんの身になったときに、あの建物は、クーラーもかかっていますし、いざ遊びに連れて行ってそのまま、お食事をしてとか、買い物をして帰ろうというところを作っていく必要があります。気軽に行けて、子どもさん方を遊ばせる場所や、もしくはおじいちゃんおばあちゃんたちのサロン的なものも、ぜひいろいろなところに作りたいと考えています。

公共スペースの空きスペースなど、無駄なスペースも多くあります。使わないから無駄になるので、そのスペースをどのように活用するかによって、無駄から必要な施設になっていく。壱番館でもエレベーターに乗るところのホールだって、もうちょっと工夫をすれば、もっとおじいちゃんおばあちゃんたちが滞在できる時間が増えるんではないか。魚市場の2階のスペース今は展示スペースやモニュメントなどがありますけれども、そのような空間にお子さま方が遊べる、おもちゃとかを設置したらですね、もっと違う人がそこに訪れてくださるのではないかと思います。

このようなことを考えながら、まずはモデル事業ではありませんけれども、チャレンジする形で、マリンゲートの中にちびっこ広場を整備し、スペースを大切に活用して生まれ変わらせ、子どもたちにも、おじいちゃんおばあちゃんたちのお時間も有意義に使っていただける、もしくはコミュニティを深めていただく施設に変えていきたいと考えています。

第76回塩竈みなと祭

皆さま方にも報道を通じていろいろお世話になってございますが、16日に前夜祭、17日は本祭ということで、今年は全面的にですね、コロナが明け、何の制約もなく、ただ消毒などの注意喚起のお願いはしますけれども、開催される運びとなりました。特に花火大会の桟敷席がまだ席が残っているということでございます、これからまだ

長時間ありますので、私どもとしても良い場所で花火をご覧になっていただきたいと思いますので、宣伝に努めてまいりたいと考えているところでございます。

桂島海水浴場2023シーズンOPEN!

桂島海水浴場を今年もオープンをさせていただきます。海開きが7月9日、開設期間が7月22日から8月16日ということになってございます。去年、桂島の皆さんと懇談会をさせていただいたときに、ご指摘をいただいていたのですが、やはり海水浴場に来ていただくにも、船賃や駐車料金などの経費がかかります。このような負担を少しでも軽減できないかとお話がございました。県道の築港大通線沿いの昔の貨物の線路跡に散策道がありまして、一部の使われてない場所があったものですから、県の港湾事務所にお願いをして、期間限定でも良いので駐車場として貸していただけないかお願いをしたら、快く無料でお貸しいただけるということになりましたので、島に来られるお客様用の無料駐車場を今回設置することができました。こういった駐車場をご活用いただきながら、ぜひ桂島の海水浴場に行っていただきたいと思っております。

Q:今回設置する駐車場の土地の名称は何と呼ぶのでしょうか。所有は宮城県となっているのでしょうか。

A:[浦戸振興課]

この部分は、港湾計画では緑地帯となっております。所有は宮城県となっております。

Q:駐車する際は手続きが必要なのでしょうか。

A:[浦戸振興課]

駐車した後で構わないので、受付で手続きは必要と思っています。

Q:駐車場の看板は設置するのでしょうか。また、駐車時間は定めているのでしょうか。

A:[浦戸振興課]

看板はこれから設置する予定です。駐車時間は宿泊のお客様もいると思われますので、今回は定めておりません。

Q:駐車スペースが足りなくなった場合はどうするのでしょうか。

A:[浦戸振興課]

駐車スペースが足らなくなった際の対応が課題となっておりまして、その場合は、駐車できなくなった時点で、その後はご遠慮していただくことになります。

Q:昨年(令和4年)、桂島海水浴場の来場者数が減った要因は何だったのでしょうか。

A:[商工観光課]

昨年は3年振りの開催となったのですけれども、やはりコロナ禍も影響があったということで、思った以上に来場者が少なかったという状況でした。

ただ、他の海水浴場も同じように来場者が少なかったという報告もいただいておりますので、今年はもう少し増えるのではないかと期待しております。

その他

Q:説明項目外の質問になりますが、次回市長選挙に向けての公約としてどんなことを掲げるのでしょうか。

A:[市長]

2期目のチャレンジをすると決意をして、表明をさせていただきました。例えば、先ほど、公共施設の空きスペースの再活用も公約に入ると思っておりますが、この4年間市長をさせていただいて、無我夢中で、1年で360日ぐらい働いた気持ちで今日に至っておりますが、今まで先送りしてきた大きな案件を、これ以上先送りできない状況まで来ていると私自身は認識しておりまして、このスケジュール感をどうしていくかを次の4年間で決めたいと思います。ただ、そのスパンは、間違いなく30年から50年のスパンになるだろうと思っています。特にハード的な課題として市役所の建て替えだったり、市立病院だったり、学校の再編だったり、ゴミ処理場だったり、これを今やろうとしても、建てると決めてから建つまでの期間は7年から10年もかかります。この間に利用できる制度があるのか、例えば緊急自然災害防止対策事業債とか、公共施設等適正管理推進事業債とか、また、それが時限立法なのかとか。こういったことを冷静に分析しながら、このスケジュール感を早急に決めないといけないだろうと思います。ここで丁寧な議論を省くということではなくて、同時並行的に塩竈市全体のこれからの青写真のその目標は、私としては18年後の市制施行100周年になります。

18年後の市制施行100周年のときに、どういう塩竈にしていくか。この視点で、次の4年の間に、今申し上げたような、先送りされてきた、厳しい案件の整理をしたい。

どの程度まで市民の方々にお示しできるかわかりませんけれども、それぞれの案件もしくは市全体としての18年後の目標、財政など、こういったものを重ね合わせながら、そういったものを、やはり次の4年の間にお示しできるよう全力を挙げたい。難しいことはわかっています。ただ、目標を掲げないで、市民皆さんに約束をしないことはできません、その代わり市民の方々にも必要な情報を提供し、必要であれば地域を回って、今の状況をご説明しながら、より良いものを作り上げるための話し合いをさせていただきたい。

塩竈市は、たたき台を出すかもしれませんけどそれが最終案ではないということです。皆さんと話し合いをしながらより良いご意見が出れば、当然そのような形にしていきたい。土地が無いから何もできないだけでは、先送りできない厳しい状態になっていますので、こういったことも含めて、大きいものとしては4年の間にスケジュールを定めて市民の皆さんにお示しをしたいと思っております。

Q:加えて、個別の主要な取り組みについて、基幹産業の水産業、浦戸諸島の人口増や活性化、それから門前町、くるくる広場を含めた交流人口の増加、この3点についてどういったアイデアをお持ちでしょうか。

A:[市長]

水産・水産加工業、これは言わずと知れた、昔ほどの勢いはないかもしれませんが、塩竈の基幹産業であることに、この方針に変わりはありません。一つ言えることは、「宮城の台所塩竈」この標榜は変えません。これを大きな目標に、モットーとして動いていきたい。その一つ、1期目で成果ということは言えませんけれども、やはり仲卸市場が劇的にこの4年の間に様変わりをしてきた。塩竈が持つポテンシャルはまだまだ隠れた能力なり、力というものがあると信じています。その一つとして体現していているのが仲卸市場だと思います。その中でやはり魚市場が今後、今までは港の歴史と一緒なんですけれども、天然の良港と言われた時代から、どんどん魚が入ってきて、日銭を稼いでいた、昭和30年40年、そこから二百カイリ以降の厳しさ、そして現在の状況、これを冷静に鑑みたときに、やはり生マグロという一つのブランドはこれからも大切にしなければいけません。ただその一方で取り扱う魚種について、もう次なる段階に入らないと、マグロだけでは安定した水産業として、今後も続けられるかどうかは、厳しいだろうと受けとめております。簡単に言えば、冷凍マグロ、冷凍カツオ、冷凍物を取り扱う様々なことにもチャレンジしていかなければならないだろう、超冷温の冷凍施設も将来的には導入することが必要だろうと思います。

このようなことを、オール水産でいろいろな状況を鑑みながら、次なる段階に行くための準備をしたいと考えていますので、2期目への一つの公約とすれば、これ市長選に挑戦したときも言ったかもしれませんが、水産振興協議会という団体がありますけれども、それを中心に今までの流れを大切にする部分と、新たなものにチャレンジしていくための協議をすぐにでも始めさせていただきたいと思っています。

逆に言うと、そういった会議をするときも、「燃油高騰の現状でそれどころじゃないだろう」という方も多くいらっしゃいますが、長期的な視点の動き方を今の時点でしておかないと、その先も無くなってしまうわけですから、今を生き残ることも大切ですけれども、その先を見据えて、しっかりと準備をしておくということも重要だと思っておりますので、私とすれば、もし2期目が達成できたら、すぐにでも、いろいろな水産業界、大手も含めて今までやってきた営業も続けますけれども、新たな水産、もしくは、水産物流こういった広範囲な水産関係の方々と、いろいろなアドバイスをいただきながら塩竈に合うやり方で、取り扱える魚種なり、チャレンジをしてみたい。新たな事業の研究をさせていただく期間にしていきたいと水産業については思っているところでございます。今までのやり方では無理だと思います。そういった認識でいないと今の産業を守れないとも考えておりますので、そういった決意の中で次の2期目のチャレンジは責任を持ってさせていただきたいと思っております。

浦戸諸島についてですが、ご承知の通り、浦戸については、もう高齢化が著しく進んでおりまして、このままだと、20年、30年後にどのような島になっているのかは、皆様方もご承知のことだろうと思います。私どもも、これだけ高齢化が進むと、例えば市営汽船の船舶の更新についても、今の塩竈ではなかなか厳しい状況になってきています。それと同時に浅海漁業などの産業に携わる方々が、70歳過ぎて80歳近い方でも、仕事をしていますが、やはり後継者をしっかり育てていかないと、浦戸の産業自体が成り立たなくなるだろうと考えておりまして、今まで何十年も浦戸について私も見ていますけれども、島内架橋を作るとか、迎賓館を誘致するとか、そういう話がありました。ただ、なんでこの状況になったのかを考えると、30名40年以上前から、船の時間を最終午後6時からもっと遅い時間にしてほしいというご要望を何十年もいただいていたのです。せめて午後7時にしてください。もし午後8時まであったら、働く人にとっても良かったし、午後6時では仙台の学校に通って部活動もすることもできないんですよ。そういうことの不便さが息子さんの代になって、塩竈の方に出てこられたり、仙台の方に移られたり、その結果、今の状況に至っているのだろうと。ですから、その30年、40年のツケというものを、やっぱり行政がどう反省するのか、どう考えるのかということを、今一度、浦戸の皆さんに対しては、市長として、こういった思いをどうやってお返しさせていただくか真剣に考えています。いろいろご要望もいただいていますが、しっかり対応をさせていただこうと思っています。それと同時に、島の持つ魅力があります。これは島ごとによって違います。桂島の防集跡地、これについても浦戸振興課長に指示を出しています。ここは、復興庁から予算をいただいて、4億円もかけて土を嵩上げしてもらいました。でも、それが何もできていない状況です。そこは海水浴場の目の前にありますから、これを芝生化したいと思っています。これは地権者の方々と協議をしていかなければなりませんが、キャンプ場を設置や、今流行りのサウナなど、あの場所でできないかと思っています。島根県の海部町に視察に行ったときに、大変勉強になりました。あの自然の風景を生かす、そういった建物のあり方には特別名勝松島としての規制があります。こういったものとどう我々が向き合っていくか。それをクリアしていかないといろいろな開発ができない特殊な離島なのです。先日、全国の離島振興協議会があったときに、国交省に担当課長を早速行かせました。いろいろなヒントをいただいてきたということですから本当に浦戸諸島をこれからも未来永劫、住んでいる方にとっては本当に癒しの島として、また私ども塩竈市民や市外の人にとってどういった魅力のある、訪れてみたい、定期的に行っていただける、そういった島にすることが、それが僕の大きな目標になっています。ですから、まずは浦戸に住んでいる方々のご要望に対して、真摯に向き合う、例えば朴島に浮き桟橋を設置してほしいという要望があります。これは朴島だけ何十年もありません。これは責任を持ってやろうと。8人9人しかいない人でも、あそこにだけない理由は未だに私はわかりません。ただ、そこだけは県の建設護岸なんです。島によって、地形形状が違う、あるいは県や市など管轄が違うなど、こういったことも、足かせにもなっている原因になっていますので、こういったところも整理をしていきます。

浦戸小中学校の子供たちがなぜあんなに明るいのか。学校に通うまでの“船勉”では、中学生が小学生にわからない宿題を教える、先生方も一緒に船に乗っていますから、わからないとこは先生に聞ける。島に行けば、じいちゃん、ばあちゃんが優しくしてくれるからみんな笑顔になる。こういった環境は、他にないと思っていますので、この宝の島を県民の癒やしの島として、私は村井知事にも、ぜひそういう島として大切に育ててほしいと一緒にご要望をさせていただきたいと思います。

こういったところからもですね、「県民の島」というのもあっても良いだろうと考えていますから、そういった動き方をしたいと思っております。

最後に門前町になりますが、ご承知の通り、大多数の全国の門前町と言われるところは、一つの街並みが形成されています。神社に参拝するまでの両側のお店だったり、お茶処だったり、お土産を買う場所だったりと、残念ながら塩竈市は奥州一宮の鹽竈神社がありながらも、その門前町としての形成がされていない。これはもう見たままだと思います。これをどうやって門前町のように、作り直せるかというのは非常に難しい課題ですけれども。努力しないとその課題すら、課題のまま先送りされてしまいますので、まずはチャレンジしようということで、県道北浜沢乙線については、ほこみち制度を活用して、国の力、そして県からもぜひ応援したいというお話をいただいております。それと同時に、本町通りは市道になりますから、連動しながら、最大限、今までの道のあり方から地域コミュニティの道路になるように、ほこみち制度を活用して、例えばあずまやを作る、オープンカフェを作る、そういったお客さんを誘致することを丁寧に取り組んでいきたいと思っています。ですから2期目の早いうちに取り組みさせていただけたとしたら、まずは塩竈市としての青写真を早速作りたい。このようなイメージですというものを、市民の方々、もしくは訴えるべき相手に、わかりやすくご説明させていただく必要性があるだろうと認識しています。今、宮城大学の佐々木先生を初めとする皆さま方にもさまざまな協議をしていただいております。本町通りは昔、お祭り広場だったり、人が集ったり、本当に人の行き来が多く、すれ違うときに肩がぶつかるような地域だった。それは私が子どもの時に自分でも見ていましたので、よく覚えています。昔の写真を見ると、本町通りが全ての塩竈市の人の集まる拠点だった。商店街としても、イベントをするときでも、ですからあそこの御釜神社を中心とする本町、もしくは北浜沢乙線の西町、宮町、そういった

ところをどうやって人の賑わいある地域として取り戻すか、これはほこみち制度を最大限に活用させていただいて、再生させていただきたいと思っています。先日も、あそこ新河岸川ってね、道路と川と思っていたのですよ、今は道路の下にボックスカルバートが入っているのですが、あれは水害があって、川をボックスカルバートにしたところですよ。そこに柳が川沿いの両側にあり、あれが懐かしいねっていう話を先輩方とさせていただきました。センダイ写真館さんの目の前にある柳はその名残りだと思いますけれど、元に戻すことはできないけれど、例えば、ソウルの漢江のように、街中の川を綺麗にして、人が集まれるような、今ではそれは塩竈ではできませんけれども、やはり名残りを感じていただけるような工夫は、必要ではないのかと思います。やはりこれがシビックプライド、郷土愛に感じていただけるような工夫は、小さい形でもいいからできないか、あの道路にある水路がありますよね。あれは実はそのような川があったから、その流れを表現しているのですよ。その柳もうまく見せることで、ミニチュア版みたいなものを作れないかと、そういうことも考えています。

そのようなものを地域に取り戻すことが少しずつできれば、1人、2人、10人と、お客さんが戻ってきていただけるのではと考えています。

Q:今日からIAEAの事務局長が来日されて、原発の処理水放出について最終段階に入ったということで、漁業も塩竈の基幹産業ということで、市長としてどのように考えていらっしゃるのか、風評被害など、今後の市の対策についてお伺いします。

A:[市長]

これは大変難しい質問です。これは県議会の時から、このような話は出ていましたし、議長のときにも東京電力に乗り込んでいってですね、だいぶ文句を言ってきた私とすれば、国の国民の皆さんに対する説明の仕方は不十分だったと思います。もう物理的にこれ以上、処理水を溜めることできないんですよね。それで全世界でそのような処理水をどうしているかということをやはりもっと国民の方々にわかりやすく説明すべきと思います。これは原発のある国では、どのぐらい薄めて放出しているのか、確か7倍か8倍だと思いますけれども、それを40倍にして放出しますよと日本では言っていたと思います。そのような知識すら私たちは知らなかったのですよ。ですから放出せざるを得ない、物理的にこれはもうその通りなのだろうと思います。その後にやはりこのような説明をもっと国民の方々にお伝えをするということが必要だったのではないのかなというのが、あの当時から思っていたことです。それで市長になって、このような話が宮城県の市町村長会議で、原発の再稼働か何かのときに話にした記憶があるのですけれど、かなりデリケートな問題なのです。それで今も処理水は出続けているわけですから、それが物理的にもう貯蔵できないわけですよね。だから放出し、説明が足らない、足りるか、このことを横に置いたとしても、出さざるを得ないので、あればこれは放出せざるを得ないのだろうとしか捉えられないのです。ですから、そのことを騒ぎ過ぎるとそれが風評被害に繋がってしまうのです。風評被害の特効薬って全くないのです。言えば言うほど、また違う問題が起きてしまうし、自分たちの意見をちゃんと言わなければ、政府に伝わらないし、そのところで、漁協の皆さんも含めて皆さんが反対だっていうのはもう当然です。ただその一方で、放出していかないと、物理的に難しい。この状況を誰が解決策を見いだせるのかっていうことだと思います。出さなければいけないのであれば出さなければならない責任を国が果たすべき、東電が果たすべきこれは至極当然だと思っています。

福島と宮城県は別だとお思いかもしれませんけれど、離れたとこの方から見れば福島も宮城も同じ場所にあると思っているのです。ですから、間違いなく放出するとなったら、宮城県の様々な業界の方々にも、即影響があることはもう見えている。それをどうやって補償という形で、国が間に入って対応してくれるのか、このことをきちんと業界の皆さんと、国がもっと責任を持って話すべきで、これを地方の我々がですね、こうしろああしろというのは、なかなかやっぱり厳しいのかなと思います。でも我々は声に出さないと、それも一致した意見として、国にぶつけていかないと、ただでさえ厳しい壁なのに、それがバラバラではもっと駄目になると考えています。ですから最近ちょっと村井知事とは話していませんが、放出するのはもうこれは仕方がないと考えている人が大多数だと思います。だけどその後の補償等についての明確な答えがないから、各業界の皆さんからすると、反対せざるを得ない。その狭間でみんな悩んでいるというのが多分この辺の人たちの実情なのではないのかなというのは私の率直な意見です。ですから問われれば、無責任に言えることは反対ですということは言いたいです。でも今の実情を見たときに、やはり放出せざるを得ない。そのことについては、簡単に言いますと理解せざるを得ない。というのが私の率直な気持ちです。だから放出せざるを得ないのであれば、そこに関係する人たちの対する補償責任は国がすべき、もしくは国が後ろ盾となって、しっかりとその責任を果たすべきだと思います。

Q:市長としては今の段階だと、説明責任はまだされていないという思いがあるのでしょうか。(水産振興課)

A:[市長]

これは3年も4年も市長になる前から言っていました。東電にも直接県議会で定期的に行っていましたので、はっきり言いました。もっと国民の皆さんに、こういう状況で放出しなければならないのであれば、説明した方が良いのではないですかと、国にも言っていました。でも西村経産大臣がそのことを説明し始めたのは多分ここ半年ぐらいですよね。やはり動きが遅いとしか言いようがなくて、世界でも放出しているのは、間違っていたらすいませんが7倍か8倍に希釈して出しています。それをもっと不安を解消するために日本では40倍に希釈して放出しますという話だったと思います。

そのことをちゃんと国民の皆様方に知らしめる。健康被害の問題とか、どの程度だと影響が出ちゃうのか、そういうことを国民の皆様方にわかりやすく国が説明する必要があると思います。それを果たしていないというのが率直な印象ですね。ですから、わからないまま反対だって思う人が多くいらっしゃると思います。

Q:市として風評被害が大きく取り上げられる懸念があった場合、対応できることは何かお考えでしょうか。(水産振興課)

A:[市長]

風評被害って騒げば騒ぐほど、風評被害になってしまいます。これはみんな多分答えがないのです。騒がないと伝わらないし、騒げば騒ぐほど風評被害に繋がってしまいます。その影響がどう出るか、どう出たかについて、行政として、業界の皆様方のご意見を受け止めて、それを県なり国なりに直接、現状や懸念を伝え、対策をお願いすることは、間髪入れずにやらざるを得ないだろうと思っておりますので、私らとすれば、市長会とか、宮城県市町村長会とか定期的にありますので、そこで情報を共有しながら、発信し続けるしかないだろうと思います。会長が多分代表して行かれると思いますけど、私らは呼ばれていないので、そのような機会を通じてお願いするしかないだろうと思います。

 

7月の日程
[秘書広報課(355-5764)]

”#塩竈の夏”インスタキャンペーンを実施します!
​[秘書広報課(355-5728)]

OH~エン!すまいる情報発信7月号
​[商工観光課(364-1165)]

上下水道部上水道課(給水装置係を除く)事務所移転のお知らせ

[上水道課(362-2555)]

暮らしの市
[塩竈市杉村惇美術館(362-2555)]​

若手アーティスト支援プログラムVoyage2023
釣船富紀子展「ROADSTEAD]・折田千秋展「コレクティブ・イメージ」

[塩竈市杉村惇美術館(362-2555)]​

宇宙の学校 at しおがま
[生涯学習センター(367-2010)]

えっぐおじさんのたまごの学校
[生涯学習センター(367-2010)]

Domenica95 フルートとピアノによるSummer concert
[生涯学習センター(367-2010)]

塩竈夢ミュージカル 出演者・スタッフ募集!
[塩竈市遊ホール協会(365-5000)]

本の杜・プクちゃんつうしん・しおかぜ・話題の本棚・こどもの読書週間ブックリスト​
[塩竈市民図書館(365-4343)]

遊ホールイベント情報
[塩竈市遊ホール協会(365-5000)]

ふれあいエスプ塩竈・公民館だよりWAY・エスプKID’S​
[生涯学習センター(367-2010)]

市長挨拶

おはようございます。本日は定例記者会見においでをいただきまして、感謝を申し上げます。今年もあっという間に、もう半年が過ぎてしまいました。
コロナが第5類に移行してから、今年は、本格的に塩竈みなと祭も全面的に通常開催させていただくこととなりました。

今年は選挙がございます。これは皆様ご承知の通り、東日本大震災から12年が経過をし、選挙準備をしている最中に、東日本大震災が発災したことにより時期がずれたということでございます。本来であれば3月、4月に選挙があったものが8月、県議会については、10月となり、やはりこういったところも、長期的なスパンで法律上の問題もありますので、やはり改善することが必要なのではないかと思っています。年度途中で選挙があるということについては、私たちにとっても違和感があります。年度初めであれば、職員の人事異動と、新年度が始まるそういった時期に選挙が行われて、時期的には、ちょうど良いのではないかと思います。それが約半年経過をして選挙がある。そういった違和感があります。そうは言っても、そう簡単に法律上、他の選挙と一緒にやるような形や、3ヶ月半年ずらすような形はそう簡単にはいきません、でもこれはしっかり議論をすべきだと思います。12年経ったので、改めてこのようなことを真剣に議論し、統一することで、経費を削減することもできますし、相乗効果も当然経費の面から言っても、あるだろうと思っております。改善をする議論にも、ちょうどいい時期に入っていると私自身は考えておりますので、そのような話をさせていただきました。

塩釜高校生と塩竈市長による まちづくり意見交換会について

この事業は、今年でもう5回目になります。とても貴重なご意見をいただく機会でございます。やはり若い人たちが持つ感性とか、意見というものを謙虚に聴く。これは市役所にとっても大きな材料になっていきます。これからも続けさせていただいて、私どもも一緒に成長できるように、このような事業は大切に育てていきたいと考えています。市役所にも塩釜高校を卒業された職員の方も多くいるので、地元の高校としてこれからも切磋琢磨して育てていきたいと思っているところでございます。

令和5年度第1回入札監視委員会を開催します

こちらにつきましても、定期的に入札監視というものを弁護士さん、公認会計士さんをはじめとする関係する先生方とさせていただいております。
毎回、職員も出席していますが、やはり、違う職種の方々が市の事業について、ご意見をいただくということは非常に勉強になりますし、役所の常識が外から見たときに非常識ということも相当数あると思います。そのように第三者の方々の目線で見ていただくことは非常に重要だと思っております。
これは、私が県議会の時代にも、政務活動費の問題でいろいろオンブズマンの皆様方からのご指摘、もしくは弁護士さんや多くの方々からのご意見。そういったものを学んできた私として、このようなことを事業の方にも取り入れていきたいと考えております。これは入札の部分ですけれども、市で行っている事業に関しましても、第三者の目を入れることは、公金を扱う役所としては、至極当然だと思っておりますので、今後は入札監視のみならず塩竈市で行う事業に取り入れさせていただきたいと考えているところでございます。

Q 入札監視委員会の話の中で、事業の監視という話がありましたけれども、導入の狙いと、実際にいつ頃から導入する予定なのかを教えていただきたい。(管財契約課)
(市長)
これは、選挙がありますので次に選ばれた方がどういうお考えになるのかは、わからないところもございます。ただ、もし私がそのまま続投となった場合のことを想定すれば、来年度から始めたいと思います。形式的には入札監視委員会と一緒で、公認会計士さんとか弁護士さんとか大学の先生、県庁の事業管理課長も入っていらっしゃいますけど、やはり塩竈市の公金を使わせていただく以上、その事業、特に補助を出している各種団体等についても、適正に使われているかどうか、どのように使われているかをチェックするのは至極当然なのだろう思います。民間の会社だとよく税務署が入るということがあるかもしれませんけれど、私どもも第三者の目で見てもらった方が良いだろうと思います。
市民の方々もその第三者の目になると思いますし、専門職の弁護士さんとか公認会計士さんの物の見方、考え方、それをご指摘、ご意見をいただく形で取り入れるということは、当たり前に必要だろうと思います。
市の監査として受け止めても、外の目、第三者の目、それを新たに入れることで違う目線で、市の職員も事業に取り組める、気づかないことを気づかせていただく。今までは当たり前にやっていたことでも、それに対しどのような指摘があって、改善策を指摘していくということを常に続けていかないと滞留が起こると言ったらおかしいですけど、慣れてしまうと思います。このようなことは、我々市役所で働く者にとっては、慣れて良いところと慣れては駄目な部分がありますから、そのようなところを丁寧にやっていくことは非常に重要だと考えております。来年の4月から同じ体制の中で違う部門を作るのか、別に作るのかは内部で協議をしなければいけませんけれども、同じような形で事業監視をさせていただきたいと思っています。
これからもっと財政的にも厳しくなります。これは人口減少、少子化ですね、やはりこれだけ世の中が疲弊してくると、儲ける会社と儲けない会社の差が激しくて、私どもは、この株の今の価値を享受している人たちがどのぐらいいらっしゃるのかは、あまり聞いたことがありません。ですからその恩恵を受けている会社が少ないのだろうと思います。それと同時にこの異常な円安は、原料を100%輸入している私ども塩竈市の基幹産業にとっては、多大なる打撃に繋がっているだろう。そういったことも踏まえると、「入るを量りて出ずるを制す」入ってくるものをどのように増やすかも努力しなければいけませんし、出していくものをどのように抑えていくか。これを徹底してやっていかないと、今までのやり方では、残念ながら、今の組織を維持することすら厳しくなってきていますので、そういったことも徹底的にやらせていただくことで一つの礎にしていきたいと、今はそのように考えます。

市内中学生がマグロについて探求する「さかな丸ごと食育」がスタート!

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