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定例記者会見(令和5年6月)

印刷用ページを表示する 更新日:2023年6月2日更新

本文

  令和5年6月定例記者会見(6月1日開催)

定例記者会見説明項目全ページ資料 [PDFファイル/2MB]

秘書広報課

「春キャン!作品展」を開催します

危機管理課

令和5年度 塩竈市総合防災訓練を実施します

危機管理課

防災ガイドブックを作成しました

保育課

東部保育所を運営する事業者を募集します

水産振興課

塩竈市立第二中学校美術部の生徒たちが『三陸塩竈ひがしもの』大漁旗をデザインします

業務課

塩竈市水道週間啓発コンクール応募作品展示会

   財政課    教育総務課 塩竈市立第二小学校創立100周年記念 ふるさとの海が見える学校再現プロジェクト(第1弾)

議事録は準備出来でき次第掲載します。

​市長挨拶

おはようございます。あっという間に今年も上半期が終わって下半期に入ってまいりました。時間が経つのは本当にあっという間だと思っているところでございます。

実は、皆様もご承知の通り、一昨日、火災が発生いたしまして、延焼も含めて計6軒が被害に遭われました。このように災害はいつ起こるかわかりませんし、起きた時に市としてどのような対応ができるのか、いつも考えさせられるところがございます。

今回も、焼け出された皆様をどのような形で、ルールの中で市役所としてできうる範囲があるのではないかと考えさせられた事案でありました。

とりあえず集会所に避難をしていただくのですが、知り合いとかご親戚の方がいない場合は、そのまま集会所に滞在をしていただく形になります。

では他にルールはないのかというときに、これは拡大解釈にも繋がるのですが、ホテルの方に例えば3日なら3日滞在をしていただける、もしくは市長が認めたら、そのような条件で対応ができるということを、昨日市役所の中で話し合いをして、現在、避難する場所が無い方については、ホテルの方に避難をしていただいています。このように、しっかり明文化すべきと考えております。まず避難先がある方については、まずはその避難できるところに行ってくださいというのは、1番目の条件になりますけれども、やはり最近は単身世帯が多くなっていますので、なかなか避難先が無いという現実もありますので、そのような場合に、今回のようにホテルに避難をしていただき、一時的ではございますけれども、まずは落ち着いてお考えをいただく環境をつくる。このようなことを一つ一つ災害を経験する中で、市民の皆様方に少しでも寄り添える、塩竈市になっていくという目標を、昨日も幹部の中で情報共有させていただいたところでございます。

とにかく、ルールが必ず必要になります。闇雲に対応したわけではなくて、数年前にも火災があったときに、そのゴミをどう処理するのかという問題がありました。おじいちゃんおばあちゃんしかいない世帯で高層アパートだったので、火災によるゴミを処分することができない状況でした。ですからそのような時に、その当時は市役所の皆さんがボランティアで土日返上して、そのような方々のゴミ出しのお手伝いをさせていただいたという事例もございました。このようなことを一つずつ経験しながら、しっかりとルール化をしていくことで、次に繋がる対応になっていくと思います。

県営住宅、市営住宅、これについて皆様にも情報提供させていただきますが、入退去のときに風呂釜を外して出ていってくださいというルールがあります。ということは、もし部屋が空いていたとしても、次に入る方が浴槽と給湯器もだと思いますけれども、新たに業者さんに発注して、設置しなければならないというルールがあります。ですから、今すぐ住宅の部屋に避難してくださいということは風呂釜が無く風呂に入れないということですから、そういったことも考えなければならないのです。

そのような中にあって、地元の宅建協会とか、不動産協会とかそういった皆様方ともいち早く協定を結んで、このようなときに民間のアパートなり部屋に大家さんのご理解をいただきながら、保障の問題とかいろいろあると思いますけれども。焼け出された方々が、ちょっとでも安心をしてすぐに落ち着ける場所に入っていただくということも、昨日の話題の中で出させていただきましたので、今後、塩竈市としても対応について、よりきめ細かく、被災された方々の身になって、行政としてできる限りの対応はさせていただこうと考えております。

「春キャン!作品展」を開催します

​なかなかおしゃれなポスターに仕上がったと思っておりますけれども、春キャン作品展を開催しますということです。化粧品会社のポスターのような感じになっていると思いますけれども、塩竈の春のインスタキャンペーンの作品展ということで、6月7日から7月9日まで、イオンタウン塩釜さんの特設会場をお借りして参加された皆様方の作品を展示させていただきます。皆様がご覧なっていただいた皆様方に、楽しみながら投票しMVPを決定していただく企画でございますので、お時間があったらぜひご覧になっていただければと思います。

Q:「春キャン作品」ですが、展示する作品数と会場のイオンタウン塩釜の2階の特設会場はどこになるのか教えてください。

A:[秘書広報課]

作品の応募は、昨日締め切りとなりましたが、約150点の応募となりました。それから、会場はイオンタウン塩釜の2階の書店の向いのスペースに設けます。

令和5年度 塩竈市総合防災訓練を実施します

6月12日が県民防災の日でございますが、前日の11日の午前9時から正午まで、今回のメイン会場は第ニ小学校を予定し、様々な災害想定をさせていただいて町内会の皆様方、防災組織の皆様方や消防団を初め、関係する団体の方々と協力して、いざという時に備えて、訓練を開催させていただきます。

我々もやはり震災から12年が経過をして防災に対する風化が心配です。これは被災した我々も、市民の方々もあるときの記憶というものを忘れさせることはある意味では必要なことかもしれませんけど、ある部分では忘れてはいけない教訓というものを今一度見直すきっかけになればと思っておりますし、高齢化社会が到来し、実は町内会ごとに対応しうる方々の高齢化が大変問題になっておりまして、被災避難所を作るときの労働力にしても、皆で助け合う心だけは残っていても、自由に動ける方がどの程度いらっしゃるのか、または市内の方々だけではなくて、市外からも当然避難されてくる方々もいらっしゃるわけでございますので、そのような問題点をどうクリアしていくか、このことが我々にとっても非常に大きなこれからの課題になっていくと思っています。それと同時に、このような訓練を年に1回させていただくときに、その間にあった災害、その経験の反省をどう生かしていくかというのは非常に重要だと思います。

 一昨年訓練をさせていただいたときも、ほとんどの集会所に自家発電機を配備させていただきました。ところがこの自家発電機というのは使ってないとプラグにゴミが詰まったり動かなくなったりで、使えなくなる状態ということでした。定期的に動かさなければならないし、それと同時に動かせる人が町内にいないところがあったり、市役所の職員でも動かせる職員が少ないということが、一昨年の訓練を踏まえ分かったということがあります。ですから昨年、玉川中学校の生徒さんの方にその発電機の動かし方について、訓練をさせていただきました。

今後ですね、このようなバッテリー形式の発電機が高齢者が多い地域の集会所にあっても、使えないという現状の中で、太陽光発電に切り替えるとしても相当なお金がかかりますから、こういったことも課題になってくる。あとは避難所運営については、間違いなく他の中学校の皆さんにも主体となって避難所の運営についてご助力をいただきたいと考えております。

 これからはそのような若い皆さんの力をしっかりお借りして、支え合って避難所運営に生かしていきたいという趣旨を今回の避難訓練にも盛り込まさせていただきました。あとこれは実験的にやってみますけれども、反省の中で、実は本部に詰めることが僕は多いのですが、担当職員、もしくは学校の職員が避難所、いざ開設してくださいとなったときに、当然避難所運営というのが出てきます。これは市外の人はなかなか来ることができないんですよね。台風の時に市役所の職員もしくは市内にいる職員により避難所運営をさせていただいておりますが、実はその連絡網というのは、お互いに見えない状態であって、それを何とか改善したいという強い思いがあって、避難所運営がしっかりと訓練はしているけれども、例えば、いざ開きなさいと言ったらそれぞれの指令を出して、今ある19回の避難所を開いていますが、これは今は徹底して訓練してもらっていますけれども、前に一度災害が起きたときに、その避難場所に行ったら全く準備ができてなかった。これはもう大きな課題だということで、避難所からも本部からも映像として見ることができないかと考えました。それで知り合いの専門の人にご相談をして、実は学校では今はタブレットを使用しているので、Wi-Fi環境が整っていて、その環境を使用させていただければ、プライバシーの問題もありますから写し方にも細心の注意が必要ですけれども、避難所にカメラを設置をし、この市役所の本部で見ることができないかという実験も、実は今回の訓練で初めて、映像が取れるかどうか、音声が聞こえるかどうか、それをやらさせていただきます。そのことによって、こちらからもチェックができて足らないものとか、見逃しというものをとかもわかるし、避難所からすれば、何が足りなくて何を求めているのか。このこともお互いのやり取りができるだろうと。まだまだ課題はいっぱいありますけれども、こういったことの訓練も、実は課題として持っていたものを、業者さんも含めて、まず実験的に1ヶ所でやれる体制が整いましたので、まずはやってみようとなりました。東日本大震災のときも避難所の市役所の職員も多分1週間ぐらい続けて同じ場所で24時間働き続けていたという状態で、そのときに僕は県会議員だったので、避難所に行ったら職員から「もう助けてください」と言われて、本部に来て当時の課長さんにその旨を伝えた記憶もあります。ですからそのような経験を踏まえ、いろいろなことをやっぱりやれる状況でもありますから、そんなにお金はかけなくてもできることから実験してみて、良ければどんどん還元していこうと考えているところでございます。

Q:総合防災訓練について伺います。まず、避難所にライブカメラを設置するということですが、市内19カ所の避難所全てに設置するのでしょうか。それから、避難所のどこに設置して、何を見るために確認し、本部とどのようにやり取りを想定し活用するのか、具体的なイメージを教えてください。

A:[市長]

今回は実験的に1カ所で、メイン会場の第二小学校の避難所で行います。これは先ほども申し上げたように、市として大きな反省点があります。訓練している全職員がそれぞれの担当として、その通りの動きができるかどうか。

市からすると、訓練しているのだからできているという思い込みがあったのだろうと思います。実際に災害があった際の当日、避難所に行ったときですが、その時は冬だったのですが、避難所の体育館に行ってみたら、まず、体育館の真ん中に大きなストーブがあって、その周辺にパイプ椅子が並べてあり、そこに、3家族で、7、8人座っておられました。これが現実だったのです。私から見れば、訓練のときに、プライバシーの問題もあるので、例えば下に保温するシートを敷いて、パーテーションを置いて、必要であれば、キャンプのセットを置いて、そして毛布をお渡しして、というのが当たり前の避難所だと思っていたら、全くそれができてなく驚愕しました。

避難所の訓練っていうのは、市役所の職員の担当職員がいます。学校の先生方にも、避難所の担当の先生方がいる。この連携が全くできていないということがその場所でわかりました。なぜ毛布を出さないのか、使って良いのか判断できない、どこにあるのかわからない。私が行ったときの職員の対応でした。学校の先生は一歩引いて、その避難所の運営にあたられていて、何をして良いのかわからなかったと思います。これが昨年の話になります。ですからこれは市としての失敗事例だと、しっかりと認めた上で、今年の避難訓練については、新任の課長になりますけれども、担当職員には厳しく対応をしてもらい、避難所の学校の先生方と担当職員顔合わせし、話し合いをして、どこに備蓄品があって、その賞味期限、消費期限がいつまでなのか。事前にそれぞれの場所に行って把握してもらい、私はそれができているかどうかのチェックをするということから、そのカメラの話に繋がっていったということになります。市長が現場に行くというのは、一つ間違えると、責任の問題にも繋がっていきます。本部の責任者は市長ですから。本部長がその対策本部を離れて良いのかということもありますし、できなかったからまずは連携をしっかりする。その次に、本部からそれぞれの避難所が見られる体制を取れれば、プライバシーの問題には最大限配慮しつつ、学校のWi-Fi機能は、iPadの導入以来、全ての学校で備えてありますのが、それを使用する代わりに、写し方とか、その写している時間帯とか、そういったことのルールをしっかりと学校側ともご相談をさせていただきながら、市役所の中でルールを作る、そのための第一歩になるのが、今回の第ニ小学校での防災訓練になるということになり、非常に大事なルール作りの第一歩になるだろうと思います。現場の状況の確認ができるとお互いにとって良い意思の疎通に繋がっていくだろうと思っています。

 

Q:総合防災訓練について、町内会の皆さんなど、これまでも防災活動を担ってくださった方々が高齢化しているという状況ですが、そういった中で、中学生の皆さんにも活躍してほしいというお話をいただいたんですが、具体的にその訓練で、今回、中学生がどのように関わるのか教えてください。

A:[危機管理課]

中学生の皆さんには、避難所の開設訓練ということで、発電機やパーテーションなど、避難所で使用する機材の設置をその場でやっていただき、覚えていただくことで、有事の際に中学生が町内会のお手伝いができるようなるための訓練です。

 

Q:中学生は何人ぐらい参加する予定で、町内会の方と一緒に訓練をするのでしょうか。

A:[危機管理課]

中学生は各学校の3学年となり、各学校で100人であったり120人であったり、学校の規模で人数は違います。町内会の方は、そこに入るのではなくて、中学生が設営をしているところを見ていただく形になります。

[市長]

追加の説明ですが、これは東日本大震災の後に、セーブ・ザ・チルドレンの団体にお伺いしたときに、中学生や高校生の皆様方のお話を聞かせていただきました。そのときの言葉がすごく印象的で、「私達にもいろいろ言っていただければ、手伝いたい」とそれを言っていた生徒さんたちが結構いらっしゃったんですよ。その後、市内の中学生など、地域での見守りなどで会ったときに、いろいろ話し合いをしたら、ぜひ我々もお手伝いできますから、ぜひ使ってくださいと言ってくれました。これからは、彼らが多分、地域での主人公になっていくんだろうなと感じました。特に災害対応だったり、訓練を通してしっかりと覚えていただき、高齢化する町内会の皆様方や、地域の方々のご助力を担ってもらいたい。そのような中心を担う教育も市としてぜひさせていただきたいと考えています。それが結果的に震災後に多賀城高校に防災科学科があります。

これは西の舞子高校、東の多賀城高校の防災科学科、これは文系と理系にわかれているのですが、多賀城高校は理系になりますが、こういったところの地区としての連携も繋がっていくだろうと。中学生の頃にそういった経験をして関心を持ちながら、例えば多賀城高校の防災科学科に入っていただいて、またそこで学んでいく、それがその子の人生にとってまた違うきっかけになる。これは舞子高校の先生にも言われたんですけど、自分たちが思っている以上に、教育目標とは違う形で子どのたちはいろいろ考えて、例えば地震にでも壊れない家を作りたいから建築士になるとか、命を守りたいから看護師になるとか、本当に高校の生徒さん方は、多様な面で教育目標とする分野よりも広いところで育っていった。

ですから地域としても、宮城県が多賀城高校に防災科学科を作った意味があるはずですので、その近隣にある塩竈市としても、子どもたちに関心を持っていただきながら、そのような地域にある学校に関心を持っていただき、将来、地域を守る担い手になってほしいと、市としてもそのための努力をさせていただきたいと考えています。

​「防災ガイドブック」作成しました

「防災ガイドブック」を作成しましたということでございます。今月の市政だよりにも同封させていただいておりますので、ほぼ全ての市民の方々にこの防災ガイドブックが届いております。新たな避難区域の発表が昨年の6月にあって、それをまとめたものでございますので、皆様方にもぜひご覧になっていただければ、ありがたいと思っております。

(危機管理課)

今回、皆様にお配りしたこのガイドブックは、昨年、宮城県の津波の浸水の想定範囲が変わりまして、浸水エリアが拡大されました。先ほど市長から説明がありました通り、震災から12年が経過しまして、我々の世代は津波の被害を十二分に知っているのですが、忘れかけている方や、若い世代ですと知らない方もいらっしゃいます。

このガイドブックの中には、QRコードを掲載しており、津波が浸水した場合のリアルな動画サイトをご用意しております。ページで言いますと22ページ、23ページになります。そちらに防災ホームページアクセスというところがありまして、こちらのQRコードを読み込みますと、市内の壱番館、旧水道下水道庁舎、それから保健センターの場所に津波が来たことを想定したリアル画像が見られるようになっております。

さらに、明日、津波防災センターにこの画像の市内全部が見ることができる展示スペースを用意いたします。グーグルマップを活用しまして、市内の各浸水エリアのところを選択しますと、その場所にどのくらいの津波が来るのかイメージできる360度の視角で見られる映像の展示を設けさせていただきました。ご興味がありましたら、そちらもご覧になっていただければと思います。

東部保育所を運営する事業者を募集します

​東部保育所を運営する事業者を募集しますということでございます。相当この施設は古くて、私が市長に就任して、市内の保育所回りをしたときに、あまりの古さに驚愕をした記憶がございます。おかげさまでコロナの交付金の活用を一部させていただきながら、リニューアルさせていただいたところですが、保育所はもう皆様ご承知の通り、今後は民間の皆様に最大限の運営をしていただくことが、国の流れでもあると思いますので、その募集を今日、6月1日から7月18日までに募集をかけさせていただきますのでご承知おきいただければと思います。

塩竈市立第二中学校美術部の生徒たちが『三陸塩竈ひがしもの』大漁旗をデザインします

6月3日に塩竈市立第ニ中学校の美術部の生徒さん方が、「三陸塩竈ひがしもの」の大漁旗をデザインします。

これは日本財団様との塩竈市のコラボ企画ということで、「2023海と日本プロジェクト」ということで、二中の生徒さんが、「三陸塩竈ひがしもの」の魅力を学びながらなら、大漁旗をデザインしていただけるということになります。9月に行われるひがしものの販売開始式においてお披露目をするということになってございますので、それに向けて、明後日、6月3日の土曜日9時半から魚市場の会議室の方で企画のスタートが始まるということになってございます。

Q:塩竈市第二中学校の美術部による三陸塩竈ひがしもの大漁旗ですが、これは9月のひがしものの販売開始に合わせて贈呈の予定ということなんですが、これは何枚になるのでしょうか。

A:[水産振興課]

今回のプロジェクトで作成いたします大漁旗の枚数ですが、5枚をプロジェクトの中で制作することとなっております。

​塩竈市水道週間啓発コンクール応募作品展示会

​水道週間啓発コンクール応募作品展示会ということでございます。これも毎年定期的にさせていただいておりますが、今回150点の応募をいただいて、その作品全てを展示させていただきます。ふれあいエスプを会場に図画と書道と標語の作品の展示をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

塩竈市立第二小学校創立100周年記念 ふるさとの海が見える学校再現プロジェクト(第1弾) 

これは、塩竈市立第ニ小学校創立100周年記念「ふるさとの海が見える学校再現プロジェクト」第1弾ということでございます。

総合防災訓練のメイン会場にもなります第ニ小学校でございますが、あの高台のも大変眺めの良い場所に立地しております。昨年、民間の方々のご協力をいただいて、学校の周辺に木が覆い茂っていて、その良い風景が全く見えない状態でございましたけれども、一部の木をボランティアで伐採していただいたところ、大変眺めが良い風景を改めて見ることができました。元々この場所は「愛鳥の森」と言って、その当時、補助をいただきながら、巣箱を作ったり、また森の中で勉強をしたりと、今のお子様方のお父さん世代が子どもの頃、二小に通われた皆さんが一生懸命楽しんだということをお聞きをして、何とかその光景を再現してあげたいという気持ちで、今回市役所としても、クラウドファンディングを活用させていただくのは、初めてになりますけれどもトライをしてみようということを提案をさせていただくところでございます。ぜひ成立できればと思いますので、皆様方にも関心を持っていただきたいと思います。

本当に綺麗な景色が見ることができます。子どもたちの中でも、一部綺麗にしただけなのに、その景色を見て校歌の歌詞の中に「風光明媚」といった表現の言葉があることを、「この風景を表現し歌詞の中に入れていただいたのですね」という女の子もいらっしゃいました。私たちとしても、その「愛鳥の森」という、第ニ小学校の100年の歴史の中にある、一つのエピソードに思いを寄せて、それに近づける、もしくはその思いを忘れないでいただくような工夫を、行政としてもお手伝いさせていただきたいという思いで、このような企画をさせていただいております。

経過の中にこの町の教育会の幹部であり、後の第8代塩竈町長の東海林祐五郎は実は私の親戚でもございますが、このような思いの中で、歴史が何らかの形で繋がり、ご縁があって紡いでいくことは大変光栄だと感じているところでございます。

 

Q:塩竈市立第二小学校の「ふるさとの海が見える学校再現プロジェクト」では第1弾のクラウドファンディングということで、今後、続けることを考えているのでしょうか。また、これはふるさと納税で応援する事業となっていますが、また、塩竈市の令和4年度のふるさと納税はどのくらい集まっているのでしょうか。

A:[市長]

第ニ小学校のクラウドファンディングの件につきましては、1年前に地元の民間からのご寄付をいただき伐採したときに、地元紙で大きく取り上げていただきました。その際、一部を伐採しましたので、ぜひ継続をして、他の場所も伐採をしたいという強い思いがあり、どういうやり方が良いのか考えたときに、これまで塩竈市はクラウドファンディングをやったことがありませんので、それをチャレンジしてもらいたいということで、第1弾としたのは、今回の取り組みでいろいろなことが見えてくると思いますので、そのときに市内の他の学校でも、また違う歴史がありますので、そういったことを、学校ごとに親御さんも含めて考えていただきながら、第2、第3段階まで続けられるようになってほしいと思い、まずは第1弾という趣旨でございます。ふるさと納税については担当課から説明させていただきます。

[財政課]

令和4年度のふるさと納税については、決算額が出たばかりのところで、速報値で3億9千697万円となっております。

 

Q:3億9千万円という数字は過去最高額になるのでしょうか。

A:[財政課]

令和3年度の決算では、3億2千400万円で、令和4年度はそれを上回る額となり、過去最高額となっております。

[市長]

昨年首都圏を対象に広告を出させていただいて、広告を出す前から順調に推移していましたが、広告を出した効果もあって、約1億円近い増収になったという経過があります。

 

Q:クラウドファンディングの件について、この目標金額は伐採する本数などから算定したものなのか、その設定について教えてください。

A:[教育総務課]

伐採する面積は、600平方メートル程度の規模になります。主に広葉樹を伐採する計画でその費用となります。本数については正確なところの把握はしていなのですが、昨年伐採していただいた、場所の隣の部分を伐採する予定です。

 

 

6月の日程
[秘書広報課(355-5764)]

「マリンゲート塩釜deちっちゃなmarche」​with「Bay Side  Street Live」
​[商工観光課(364-1124)]

OH~エン!すまいる情報発信6月号
​[商工観光課(364-1165)]

 

「まちと記憶と映画館~昭和の子どもと地域の学校編~」関連企画

・「モノクロ写真に言葉を乗せてみよう​」(ゲスト:山寺 宏一氏<声優/しおがま未来大使>)

・『Hand-Drawn:Documentary』上映会&トークイベント

丸山 正雄(MAPPAチェアマン)×片渕 須直(アニメーション映画監督)

[塩竈市杉村惇美術館(362-2555)]

「Quiet Quest」「発散のじかん/対話のじかん」
[塩竈市杉村惇美術館(362-2555)]​

本の杜・プクちゃんつうしん・しおかぜ・話題の本棚・こどもの読書週間ブックリスト​
[塩竈市民図書館(365-4343)]

遊ホールイベント情報
[市民交流センター(365-5000)]

ふれあいエスプ塩竈・公民館だよりWAY・エスプKID’S​
[生涯学習センター(367-2010)]

 

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