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おはようございます。皆様におかれましては、ゴールデンウィーク前の大変お忙しいところお越しいただき、心から感謝を申し上げます。
先日、浦戸でワクチン接種を始めさせていただきましたところ、多くのマスコミの皆様に取材をしていただきました。心からの感謝を申し上げさせていただきます。おかげさまで、体調を崩す方もなく、3日間無事に接種が終わりました。特に印象的だったのは、接種前は不安だった、おじいちゃん、おばあちゃんが、接種後は、すごく笑顔で、「ありがとう」と言って頂けたのが、とても印象的でございました。あの笑顔は忘れられず、私に対して「早く(ワクチンを)打ちなさい」というお言葉をいただき、逆に心配していただきました。島の皆さんの温かさが伝わってきたところでもございます。でも、私からも「まだ半分ですからね」と話をしておきました。ゴールデンウィーク明けに、また2回目の接種が行われ、何事もなく終わることを念願しております。
塩釜医師会の皆様方のご協力でスムーズにできたと思っております。消防事務組合の消防艇が何かあった時のためにずっと待機をしていただけたこのことも、改めて感謝を申し上げます。今回ワクチン接種をさせていただいたことで、今後のワクチン接種に際して参考になった点が多々ございます。その辺についても、皆様の方でお聞きになりたいことがあれば、担当課長同席させておりますので、この後のご質問等でお聞きになっていただければと思います。
新年度になり、早1ヶ月が過ぎますが、塩竈市も市制施行80周年という、記念すべき誕生日になります。私どもも様々な事業を考えさせていただいてますし、前にもお知らせしたとおり、80周年の記念のロゴマークも作りました。また、ホームページ上でも新年度に伴いまして、副市長や各部長、管理職の方からホームページを通じて、今年一年の抱負を発信させていただきますので、お時間がございましたらご覧になっていただきたいと思います。
定例記者会見説明項目全ページ資料 [PDFファイル/5.45MB]
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[総務課(355-5007)]定例記者会見説明項目資料1 [PDFファイル/51KB]
これは、いろいろなところで、実際に取り組みを始めてられておりますが、塩竈市でも順次準備を進めておりまして、1,347件の手続きについて、押印を廃止させていただきます。これを含め、先行して廃止した手続きを合わせますと、全体の86.3%の押印が廃止となります。簡略化簡素化を行って、市民の皆様方に少しでも手続きが簡単にできるように、これからも努力を続けていきたいと考えております。
[税務課(355-5849)]定例記者会見説明項目資料2 [PDFファイル/839KB]
市制施行80周年記念事業と銘打っております、原動機付自転車オリジナルナンバープレートデザイン大募集ということで、6月30日までお申し込みの期限といたしまして、原動機付自転車50 CC に付けるナンバープレートについて、皆様の方からデザインを募集させて頂いて。独自のナンバープレートを作ることを決めました。11月23日に80周年の記念式典を開く予定でございますが、これに合わせて応募いただいた作品の中から、チョイスさせて頂いて表彰したいと考えておりますので、奮ってご応募いただけるようにお願いしたいと思っております。
Q:80周年記念事業のオリジナルナンバープレートで、11月に発表ということですが、実際に交付されるのはいつになるのでしょうか?
A:実際のこのオリジナルナンバープレートが交付される時期ですが、11月23日に80周年の式典がございまして、その翌日(11月24日)から交付したいと考えております。
[市民安全課(355-6491/361-1773)]定例記者会見説明項目資料3 [PDFファイル/42KB]
これは市議会議員の先生方からのご要望もありまして、防災備蓄用品を活用した生理用品の無料配布を行うものです。このことにつきまして、塩竈市でも備蓄の状況について、担当課で調べたところ、入れ替えをする生理用品があるということがわかりましたので、この用品を無料で配布をさせていただくことを決めました。コロナ禍による生活困窮により、生理用品の購入が困難な女性を対象と決めさせて頂いておりますが、市内小中学校に150パック。公共施設に150パックをそれぞれ用意させていただきます。小中学校の保健室で必要な児童生徒さんにお配りをさせていただこうという趣旨と、公共施設の協働推進室と子育て世代包括支援センター「にこサポ」といいますが、この2つの施設は、女性の職員がほとんどでございますので、こちらで希望される方々に5月11日から配布し、パックが無くなり次第ということになりますが、無料で生理用品を配布させていただくことを決めました。
[水産振興課(781-7706)]定例記者会見説明項目資料4 [PDFファイル/1.71MB]
仲卸市場の皆さんが、日曜日限定でこれまでも朝市を開催しておりますが、ゴールデンウィーク期間中、朝市スペシャルということで新たに期間限定39店舗の色々なお店を誘致して、お客様に来ていただけるようなイベントを開催するということでございます。これにつきましては、水産振興課が中心というよりも、仲卸市場の若手の皆さまによるブリッジプロジェクトが中心となって、イベントを開催するものでございます。私どもも、ゴールデンウィーク中については県外への移動の自粛についてお願いをしている立場でもございますが、その一方で、 やはりそれぞれの皆さんが、自分たちの生活がかかってる状況の中で、しっかりと三密対策をして、感染対策を取りながら、このような企画を考えられたということでございますので、私どもとしてできることは、やはり、感染対策など、ご協力できる点についてしっかりとご提案をさせていただきながら、皆様方が頑張っていくという気持ちをしっかりと受け止めて、市としてできる応援をさせていただきたいと考えているところでございます。
Q:日曜朝市スペシャルですが、これは仲卸市場の全店と、日曜朝市スペシャルの期間限定での39店舗が入るという解釈でよろしいでしょうか?
A:仲卸市場さんの日曜朝市スペシャルですが、既存の91店舗プラス、5日間で、延べ39店舗が7号売り場(資料:イベントチラシ裏面 A・Bブロック)を改修して出店いただくものと、これまで、日曜朝市に出店いただいている場外ブロックとして、南側駐車場に出店する店舗を合わせ、延べ39店舗が期間限定の出店となります。
[商工港湾課(364-1124)]定例記者会見説明項目資料5 [PDFファイル/59KB]
皆様もご承知の通り、昨日、5月6日から11日まで自粛期間が延長になったということで、これまでの5月5日までの支給分と6日から12日午前5時までについては金額が違いますけれども、この協力金支給の申込受付期間を5月12日から7月30日まで市内の対象施設宛に郵送で申請書を送らせていただくことになります。また、申請等についてはお分かりにならない点も多々あると思いますので、市として3つの電話番号を作らさせていただいて、皆様の申請がスムーズに行えるよう、1日でも早く、協力金が皆さまの所に届くように全力を挙げて、取り組みをさせていただきたいと思っています。
補足説明(担当課より)
塩竈市新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金の申請書発送と相談窓口開設
塩竈市新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金の資料について、昨日延長の協議があったため、配布した資料に反映されない部分がありましたので補足させていただきます。
本市の協力金の対象の見込み件数は430件あると見込んでおりますが、その皆様に市独自の制度の変更ということで郵送させていただいております。それから、5月7日には、申請書類の発送ということですが、煩雑にならないよう、一括して延長分も申請できるような様式をつくりまして、対応してまいりたいと考えております。5月7日に申請書発送ということで、手元にすぐに届くと思いますので、5月8日㈯と9日㈰に電話相談窓口を商工港湾課に開設する予定です。
Q:市長にお伺いしますが、今回、まん延防止措置が当初の予定から、5月11日まで延長になったということで、経済的な影響が考えられると思いますが、延長に対する市長の受け止めと、5月6日から協力金が4万円から2万円の減額措置に対する、市長としてのお考えを教えてください。
A:受け止めについては、やはり、注意喚起をすることで周辺に与える影響は、すごく大きいのは、地域の皆さんも感じておられることだと思います。一体となってしっかり取り組んでいかなければだめだろうということは、皆様もすでにご承知のことかと思います。しっかりと宮城県全体で一人でも感染者が減るように努力し続けなければならないと考えておりますので、11日までまずは、徹底して、市民の皆様方にご協力をお願いするということをいろいろ形を通じて、取り組まさせていただきたいと考えております。
また、協力金が4万円から2万円への減額措置につきましては、報道されている通りですが、市町村長会議がありまして、25,000円から75,000円までのところで、売上高の減少によって選べる形とありましたが、結果的には事務の煩雑さを防ぐために、一律2万円となりましたが、今のワクチン接種で、様々な職員のオーバーワーク等も含めて、やはりそれぞれのお店の方々に1円でも多く差し上げたいという気持ちはそれぞれの自治体の皆さんもあったと思います。ただその一方で、スムーズな支給も自治体として求められと思っておりますので、総意として、6日以降は2万円になったことは致し方がないと思います。
それと、今我々が困っているのは、支給されるところと支給されないところ、この差をどうやって埋めることができないものかを考えなければいけないだろうと思っています。この辺の差ですね、何でお酒を出しているとこがもらえて、お酒を出してない私たちも同じ飲食店なのに貰えないのかという、差をどうやって埋めていくかは本当に難しい問題でして、自治体としても限りある財源の中で、どうやってその差を埋めることができるかということについて、今、市役所の中で検討をさせて頂いているところです。貰えるところと、貰えないところの差をどうやって説明していくのかということについても、大変厳しく受け止めておりまして、ゴールデンウィーク明けに、どのようにこの厳しい流れが来るのか、感染者数は抑えられたとしても、商売をしている方々にとっては一番の稼ぎ時のゴールデンウィーク期間中に自粛をしてくれということに対する影響は計り知れないだろうと認識をしています。ですから、その部分をどうやって政策として地域経済に少しでもお役に立てることができるのか、市役所の総力を挙げて考えないといけないと判断しています。ゴールデンウィーク明けが正直言って怖いと思っておりますので、我々としても油断しないで、しっかりと感染者数は抑え、その一方で現状をしっかり把握するということが、役所に求められていることと感じております。
Q:今のところ、5月11日までが措置の期間になっていますが、そこからさらに延長になるのか、終了になるのか、まだわからないと思いますが、現時点では11日に終了してほしいということでしょうか?
A:やはり、1日でも早くこの厳しい状況を押さえ込まなければいけないということは、すべての首長さんが思っていることだと思います。昨日の市町村長会議でも、まずは11日まで徹底して抑えるための努力をしましょうということで、一致したところですので、まずは11日まで徹底して市民の方々に感染防止対策のご協力をお願いしてまいりたいと思っています。
Q:コロナ感染症まん延防止の協力金の関係の質問になりますが、今、支援が行き届いていないところとの差をどうやって埋めるべきかを考えているということでしたが、市長が念頭においているのは、飲食店でお酒を出していないところなのか、あるいは飲食関連業者を含めて考えておられるのか、その辺をお伺いさせていただければと思います。
A:まさに検討を始めたところなんですが、例えば売上高が前年対比で20%以上減った場合という条件とか、50%以上とかの要件があると思いますが、去年もいろいろなコロナ対策の施策を打った時にですね、19%だともらえないのかというところがあるんですよね、私からするともらえた方については、まずは一息つけるとは思っておりませんが、20%の方はもらえて19%以下の方はもらえない、売り上げが上がってるところは別としても、そういったところの人たちに対する不公平感っていうのは間違いなくお持ちなんですね、ですから、そのような方々にどのようなことができるのか、私として塩竈市全体のことを考えた時に、塩竈市の商圏というものがだんだん失われてきているのと同時に、大型店舗が近隣の市町にどんどん進出をしてきている状態がございます。一方で昔の街並みを懐かしく思うわけではございませんが、地域のコミュニティの原点というのはどこにあるのかと考えたらですね、毎日の食材を毎日地元で買って頂くと、そこに行くことでやはり会話が生まれたり、コミュニケーションが生まれたりと、今、地域で頑張って頂いてる様々なお店について、商売をしていただいているということだけにまずは感謝をしなければいけない部分が当然あるだろうと考えています。そういった意味合いからも、売上が上がったとこについてはまた別ですけれど、売り上げがコロナ禍の状況の中で厳しい状態になっている、商店の皆様方にどのような応援ができるかという視点で今考えているところでございます。さすがに2年目ですから、もう2年以上経過している状況をどう乗り切っていくのは、この時点で厳しいだろうという見方をしておりますので、そういったところの対策を何か打てないか考えているということです。
[商工港湾課(364-1124)]定例記者会見説明項目資料6 [PDFファイル/50KB]
売上高の減少によって国の持続化給付金の給付を受けた、市内事業者等の事業継続を後押しさせていただくために、法人1事業者あたり10万円、個人事業主1事業者あたり5万円の給付金を支給させていただくものでございます。支給要件等についてはこちらに書いてございます。申請受付を5月17日から郵送等で受付することが決まりましたので、ご報告をさせていただきます。
[商工港湾課(364-1124)]定例記者会見説明項目資料7 [PDFファイル/54KB]
中小企業の皆さま方が、コロナ禍の厳しい状況の中で、社会変化を乗り越えるために業態転換等の応援補助金を作らさせていただきました。今までのご商売から生き残るために、業態変更をされる皆様方について、国で事業再構築補助金が提案されておりますが、それに満たない事業者の皆様方の設備投資を独自で補助させていただこうとするものでございます。これにつきましても、記載の通り応募要件また補助対象事業を記載しておりますが、5月28日からの申請期間を設けさせていただき、事業に取り組まさせていただこうとするものでございます。お分かりにならない点も多々あるかと思いますので、分からない方は、担当の商工港湾課にお問い合わせを頂ければと思います。このような補助金を通じて、何とか頑張ってこの厳しい状況を乗り越えていただきたいと思っております。私どもも出来る限り、いろいろなアイデアを駆使して、皆様方に提案をさせていただきたいと考えているところでございます。
[健康推進課 新型コロナワクチン接種推進室(355-4123)]定例記者会見説明項目資料8 [PDFファイル/2.36MB]
5月20日から塩釜ガス体育館の方で新型コロナワクチンの集団接種を始めさせていただきます。その予約開始日時については、5月13日木曜日の9時からとなっております。予約方法は2通りあって、コールセンターで予約していただく場合と Web 予約フォームにアクセスをしていただき、予約をしていただく、2通りの記載をさせて頂いております。詳しくは担当課長から、皆様からのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。
これまで全国の自治体での様々なマイナス点等について、どうやったらそのような点を改善できるかということを工夫しながら、少しでも安心して接種して頂ける環境整備を努めております。市コールセンターに皆様方からの予約の電話が殺到する可能性もありますので、コールセンターの電話台数を増やしたり、またわかりやすく接種の申し込みから、一回目が終わって間を空けて二回目接種していただくまでの詳しいパンフレット等についても、市独自でこのような形で作らさせていただいております。このような点も担当課から必要であればご説明をさせて頂きながら、安心して受けていただけるように工夫をさせて頂いていることをご承知おきいただければと思いますし、これは担当課でいろいろ工夫をしたところですが、市内のスーパー等で「まちかど相談室」というのも開設して、多くの反響があったという報告も聞いておりますし、今後もBAYWAVEさんのご協力を頂いて、どのような質問や疑問点が多いのかについて、発信していただけるということでございますので、これからも必要なことがあればどんどん安心感を持っていただける工夫をさせていただきたいと思っています。
Q:ワクチン接種について伺いたいのですが、5月20日から65歳以上の方の集団接種がはじまるということですが、1日あたりの接種の見込み数と、接種終了の見込みのスケジュールが分かれば教えてください。
A:まず、1点目の質問については、医師が一人つく、1レーンの場合は午前と午後で一日当たり150人受けられると考えております。今後、徐々に2レーン、3レーン増やしてまいりますので、最大3レーンとなった場合は450人受けることが可能になります。浦戸接種の状況を踏まえまして、そのような想定となりました。
2点目の質問につきましては、65歳以上の方が2回目の接種を終えるスケジュールですが、市の試算では、およそ8割の方が8月末までには接種を終了するものと見込んでおります。
Q:他の自治体では、ワクチンの予約の回線が集中して、電話がつながりにくいという状況が報告されておりますけれど、そのような状況を踏まえまして、塩竈市として、コールセンターなど、どのような工夫をされているのか教えてください。
A:予約受付の工夫についてお答えいたします。市長から説明があったとおり、予約には2通りの方法があります。コールセンターにつきましては、5月7日以降はコールセンターは6人体制としておりますが、5月13日の予約開始からは10人体制に整える予定です。
また、これから、広報をいろいろ行っていきますが、WEB予約も24時間体制で行っていく予定ですので、WEB予約の方法も簡単に図解をして周知していくなど、お知らせしていきます。
5月7日に対象者に予約の案内通知をさせていただきますけども、やはり、電話予約のコールセンターが混むだろうというお知らせと、ワクチンは全員分を用意するということ、高齢で基礎疾患をお持ちの方が早めに受けていただけるよう、つながらない場合は期間をおいて電話をしていただくことをお願いする文書を送付させていただきます。そのようにして市民の皆さまにご理解していただくことを考えております。
Q:ワクチンの接種体制について、現在、高齢者への接種から、今後は一般の方へ接種を拡大していくことになるのですが、拡大する中で、現在の医師の数で足りるのかどうか、今、厚労省から、歯科医師の方にも特例的に接種できる判断は、市長村長に任せるという通知が来ていると思うのですが、歯科医師の活用を考えておられるのか、教えていただきたいのですが?
A:接種のやり方については、塩釜医師会の皆様方と市役所で相談をよくよくさせて頂き、取り組んでまいりました。集団接種は火曜日から特別養護老人ホームの方に接種をさせて頂いており、浦戸と特養と予定通り進んでおります。ただ、残念ながらワクチンが安定的に今のところ入ってくるという情報が来ていませんので、その中でどうやって工夫をしながら入る見込みであるという状況を想定しながら、打つ順番等について決めさせていただいております。ですから今の段階では、集団接種のこのやり方でワクチンが届く5月の何日からの週は1箱だ2箱だ3箱だという想定の元で、準備を進めさせて頂いておりますので、今の時点で歯科医師の皆様方にご協力を仰ぐということは考えていないと聞いております。
その一方で、国の方も大きい規模の大集団接種会場が2箇所、東京と大阪ですかね、作られるという総理のご意向がございます。どんな形でも、我々は塩釜医師会の皆様方と相談をさせて頂きながら、当面は集団接種でやります。ただ、所々でいろいろな変化があった時に、医師会の皆様方と相談をさせて頂いて、接種率もしくはその時の状況を的確に判断をさせて頂きながら、臨機応変に対応させていただくということで、赤石会長始め、医師会の皆様方には了解をいただけているところでございます。
Q:原発の処理水の放出が2年後に行う見通しとされておりますけれども、塩竈市内の漁業者の方に伺っても、やはり不満の声、反対をほぼ皆さんがおっしゃっているのですが、市長としてのご意見はありますでしょうか?
A:塩竈、この周辺の産業界の皆様方に言えることは、やはり東日本大震災と、その後の福島原発の事故による風評被害については、未だに苦しみ続けているというのが現状だと思います。県議会でもだいぶこれは議論になって、なかなか良い特攻策が考えられなかったんですね。一度失った棚を戻すというのはどれだけ大変かということを今なお我々としても認識をしているという状況でございますし、東京電力の様々な補償に対する考え方とか、やり方については、すごく信頼感がありません。東京電力のやり方については、ものすごく怒っています。誠意をもって風評被害対策に取り組みます何ていう事を社長言っていますけれど、信じられないです。今まで何やってきたのかという話なんですね。どれだけ皆さんがどれだけ苦しんでいるかっていうことを身をもって経営陣が地域を回って聞いて歩かないと、絶対言葉だけのお詫びになっている、言葉だけの空約束になっているのではないかと私は思っておりまして、今なおですね2割3割以上戻ってこないんですよ、風評被害というのは、ご承知の通り、韓国にしたって東南アジアの国だってですね、特に売り上げは、宮城県は水産県ですから、ホヤが代表的な話になりますけれども、販路が戻ってないですよね。ですから、東京電力に対する不信感というものはしっかりとこれからも、いろいろ方に私は伝えていこうと思っています。風被害対策は終わりのない対策なのです。どこまでできて、どこまでできてないかっていうのは、誰もわからないです。だからやり続けるしかないですね。
もうひとつはトリチウムの放出に関して、やはりあの東京電力では期待できませんので、やはり国として、例えば韓国とか中国とか他の国々がどういう処理の対策をしているのか、まずはやっぱり国民の皆さま方にしっかり教えることが必要だろうと、周知をすることが重要だろうと思います。海水に放出していますので他の国は、ただそれをしっかり国民の方々に伝えていない、伝えきれていない、そのことをしっかりと受け止めて、国民に他の国はこういう処理をしているんだというお話をしっかり説明した上で、2年後にこういう形で放出をさせて頂きますという説明をすべきであって、その前段をしっかりしないままに2年後に放出しますなんて言われて宮城県に住む人間として、はいそうですかっていうわけにはいかないというのは、当たり前のことだろうと思っております。ですから、これからもしっかりと国民に対する説明責任を果たして頂きながら、東京電力は丁寧に真摯に被害に遭われてる皆様方のご意見、ご要望を一つ一つ大切に取り組むべきだと強く求めたいと思っております。これは県議会議長時代に厳しく東京電力社長はじめ、幹部の皆様方に伝えて来たメッセージですので、市長になったってそれは変わりません。
Q:確認しますが、処理水の放出自体については反対するわけではないということですね、それと、対策をしっかりやってほしいということなのでしょうか。コロナ禍で魚価が非常に下がっている状況で、そこで補償という話になっても、下がっている価格での補償となると、収入面で苦しむ状況になると思いますけど、それについてどう思われますか?
A:処理水の放出については、今の福島原発の処理水については、あと2年でいっぱいになることは物理的に説明されていると思います。だから2年先にいっぱいになるから、放出を開始せざるを得ないということは理解をするということではないけれども、当然放出していかなければ、どこに持っていくんだという話になりますから、ただ、その話をする前にしっかりとトリチウムの処理の安全性について、国民県民の皆様方に知らしめるべきだろうと、それがない中で2年後に放出しますと言われても、普通の方々がトリチウムって言われても、どの程度その安全性とか危険性について理解をしているというのは、難しいと思います。いろんな形で除去の手当てをしても、トリチウムだけは取りきれない、それだけではないと思いますが、その状況の中で、処理水だけは日に日にどんどん増えていく、それを2年後になったら汚染処理水を保管する場所がいっぱいになってしまい、その処理については海洋放出しかないと言うのであれば、やはりその状況についてしっかりと皆様方に説明をする責任を果たして欲しいと思います。これは国だけじゃなくて東京電力も当たり前ですが、県単位でもやるべきと思っております。この辺は汚染水とか、汚染という言葉が付いただけで過度に反応してしまいますよね、ひどい目に遭われているので、これは理解できます。ただ、しっかりと説明すれば、大方の皆様方は理解しようと努力していただけるんですね、その努力の度合いを測ってるんだと思います。皆さんはその説明もしないのに放出しますよと言われたって、こんな危ない汚染水を流されたらたまったもんじゃないと思うのは当たり前の話ですから、その段階を少しずつ踏まえた上で、2年後にはこういう形で放出せざるを得ないということをちゃんと説明された方が良いのではないかと思っています。
今の魚価の単価については、やはりコロナ禍の状況の中で、これを劇的に単価を上げるというのもやっぱり難しいだろうと思います。やはり、ワクチンの接種を1日も早く皆様方にしていただくことで、単価も上がっていくだろうと思っておりますが、この辺もまたそのトリチウムの処理と一緒で、風評被害が出たらまた下がってしまうという、この悪循環を捉えて対応していくことは、なかなか判断するのは難しいと思いますが、通常ベースでやはりどういう状況なんだということについて、やっぱり真摯に考えていただきたいなと思っているところでございます。
5月の日程
[市民総務部秘書広報課(355-5764)]
OH~エン!すまいる情報発信5月号
[産業環境部観光交流課(364-1165)]
島歩きマップ【補足版】「浦戸諸島の歩き方」
[産業環境部観光交流課(364-1165)]
塩竈市観光振興ビジョンかわら版vol.8
[産業環境部観光交流課(364-1165)]
映画「護られなかった者たちへ」チラシ
[産業環境部観光交流課(364-1165)]
エスプコンサートDomenica81 白鳥の湖 お話付きピアノ連弾
[生涯学習センター(367-2010)]
遊ホールイベント情報
[市民交流センター(365-5000)]
「ざくろ通信」vol.24
[杉村惇美術館(362-2555)]
まちと記憶の映画館~1960年の記憶編~
[杉村惇美術館(362-2555)]
こども探偵事務所21/ことばと音楽をテーマとしたワークショップ
[杉村惇美術館(362-2555)]
ブックリスト・本の杜・プクちゃんつうしん・しおかぜ・話題の本棚
[塩竈市民図書館(365-4343)]
公民館だよりWAY・エスプKID’S
[生涯学習センター(367-2010)]