測定の目的
- 学校給食用の食材を含め、一般に流通する食品については、流通前に放射能検査が行われ、基準値を上回った場合は出荷制限等の措置がとられています。
- 塩竈市では、学校給食の食材について、国・県のホームページ等の放射能測定状況から産地を確認し購入にあたっており、安全性の確保に努めています。
- 平成24年4月から施行された食品中の放射性物質に関する新基準を踏まえ、より一層の安全・安心を確保する観点から測定を実施するものです。
測定方法
簡易検査器、NaIシンチレーションスペクトロメーターによる測定となります。より安全を求める観点から、放射性セシウムの新基準値(100ベクレル/kg)の2分の1を超えた場合、その食材の使用は見合わせます。
測定機器
EMFジャパン(株)製EMF211型
測定場所
水産加工開放実験室(塩竈市新浜町三丁目地内)
≪測定結果≫平成24年7月分から、測定結果の表記方法が変わりました。
- 一般食品における放射性セシウム基準値は100べクレル/kgです。
- 「不検出」とは、放射性物質の濃度が検出下限値未満の状態を表します。
- 「下限値」とは、その分析方法によって検出できる最小値を意味し、検体の充填(比重)比率により異なります。
学校給食用食材の放射能測定の終了について
学校給食用食材の放射能測定につきまして、東日本大震災における原子力災害から令和3年3月で10年を迎えた中で、測定開始以来一度も基準値を超える結果が出ていないことや、学校給食には県内で一般に流通している食材を使用しており、安全が確認されていることから、令和2年度をもって終了することとしました。
各月の測定結果
関連リンク
食品中の放射性物質への対応【厚生労働省】(外部サイトへリンク)<外部リンク>