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水質検査体制

印刷用ページを表示する 更新日:2019年12月2日更新

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水質検査の体制

安心してお使いいただくために

料理や飲み水、お風呂など、毎日の生活に不可欠な水道水。あまりにも身近すぎて普段は意識しないで使っていますが、安心して使うためには定期的な検査により常に水質基準を満たした安全な水であることが大切です。この定期検査については水道法で定められています。

毎日検査

毎日水質検査は水道水の最も基本的な要素となる、以下の4項目(塩竈市独自項目)を給水区域内13箇所の蛇口で1日1回、浄水場では浄水処理における水質の変化を監視するため1日2回検査しています。

  • 水温
  • 外観(色・濁り)
  • 残留塩素
  • pH値

濁りと色については、清浄な水道水であることを測る、最も基本的な項目となります。残留塩素は安全であることを測る基本的な目安で、雑菌などの滅菌が確実に行われていることを確認できます。

臭いの気になる塩素ですが、水の安全を守るためには無くてはならないものです。

残留塩素濃度を調べています
《残留塩素濃度を調べています。》

水質試験ジャーテストの様子
《効率よく水をきれいにするための水質試験》

毎月検査

毎月検査では、一般細菌・大腸菌・塩化物イオン・有機物(全有機炭素(TOC)の量)・pH値・味・臭気・色度・濁度・残留塩素の各項目について市内17箇所から採水して検査しています。

また、塩竈市独自の検査項目として水源地及び浄水場内(浄水処理過程の水)から採水して検査しています。

毎月検査(全項目検査)

毎月検査(全項目検査)では、水質基準項目に定められている51項目全てを年4回検査しています。

塩竈市独自の検査項目としてクリプトスポリジウム検査を行っています。これは、消毒剤として使用している塩素で根絶できない水生原虫と呼ばれるもので、細菌と違って比較的大きいものです。塩竈市の水源である大倉ダムからの原水の中では検出されたことはありませんが、詳しい検査については年に1回行っています。また、生物検査(原水中にいる生物の種類を調べる検査)を年2回、行っています。

臨時検査

水源等で、水質の異常や変化があり、それに対応した浄水処理を行うことができず、蛇口の水で水質基準を超えるおそれがある場合は、必要に応じて水源、浄水場及び蛇口などから採水し、臨時の水質検査を行います。

臨時の水質検査は、水質異常が発生したとき直ちに実施し、水質異常が終息し、蛇口の水の安全性が確認されるまで行います。

検査体制

毎日検査は水道部職員が年間を通して監視しており、それ以外の検査は全て仙台市水道局に委託して行っています。このほかにも自動水質計による監視も行っており、24時間絶えず水の安全に気をつけています。原水(ダムから来たきれいにする前の水)の入った水槽で淡水魚などを飼い、魚の様子により異常を確認する方法も取り入れています。

自動水質計
《自動水質計で24時間監視しています》

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