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糖尿病性腎症重症化予防事業

印刷用ページを表示する 更新日:2026年10月1日更新

本文

糖尿病の合併症の一つに「糖尿病性腎症」があります。この病気は自覚症状がないままに、じわじわと進行します。そのまま放置して重症化すると腎不全に陥り、人工透析や腎臓移植などの治療が必要になります。
人工透析とは「働かなくなった腎臓の代わりに、特殊な装置を使い、血液を体の外に出し、きれいにして戻す」という治療法です。週2~3回病院へ通い、4~5時間かけて行われるため、時間的にも制限を受けることとなります。また、1人あたり年間約500万円という高額の医療費がかかります。

糖尿病性腎症は、適切な生活習慣で発症や重症化を予防することができますので、この機会に生活を振り返ってみましょう。

医療機関受診勧奨

糖尿病性腎症の可能性がある方に、症状を悪化させないよう医療機関への受診勧奨を実施します。

1.HbA1c重症者受診勧奨

対象者

国保特定健診受診者のうち、HbA1c7.0%以上またはHbA1c6.5%以上かつ糖尿病の治療・服薬していない方

内容

​医療機関への受診案内とリーフレットによる情報提供を行い、受診勧奨を実施します。

2.e-GFR重症者受診勧奨

対象者

国保特定健診受診者のうち、腎機能検査結果により尿たんぱく(+)以上かつeGFR60mL/分/1.73平方メートル未満だった方またはeGFR30mL/分/1.73平方メートル未満だった方

内容

医療機関への受診案内とリーフレットによる情報提供を行い、受診勧奨を実施します。

保健指導プログラム

現在、糖尿病で治療を受けられている方に、保健師や管理栄養士による訪問や電話で、生活習慣改善のサポートを実施します。
治療の効果を高めるために、かかりつけ医と協力しながら進めていきます。

対象者

前年度の特定健診の結果を基に以下の基準で抽出します。

塩竈市国民健康保険加入者で次のいずれかに該当する方
・2型糖尿病の受診実績がない者のうち、HbA1cが一定の基準値以上であり、高血圧症の受診実績がある方
・2型糖尿病の受診実績がある者のうち、HbA1cが一定の基準値以上であり、腎障害(eGFRの低下、尿蛋白陽性)がみられる方

​
※対象者には、市役所から案内を送付します。
※次のいずれかに該当する方は対象外です。
(国民健康保険の資格を喪失している方、当該年度中に75歳に到達する方、人工透析治療中の方、1型糖尿病の方、がん治療中・重度の合併症を有する方など)

プログラム内容

概ね6カ月間、訪問や電話で生活習慣改善をサポートします。

 プログラム内容の画像

参加料

参加料は無料です。

参考

糖尿病の主な合併症

糖尿病網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病神経障害が3大合併症と言われています。

その他にも動脈硬化性疾患、糖尿病足病変、骨病変、歯周病など様々な合併症を引き起こします。

用語説明

HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)

ブドウ糖と血液中のヘモグロビンが結びついたもので、過去1~2カ月間の平均的な血糖の状態を示しています。

e-GFR(イージーエフアール)

腎臓が老廃物を排泄する能力を調べる検査です。クレアチニン(Cr)値と、性別・年齢から推算します。

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