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インフルエンザの感染者数が増加し、宮城県は県内全域に「インフルエンザ警報」を発表しています。予防対策を徹底するとともに、 38℃以上の発熱、咳、咽頭痛、頭痛、関節痛などの症状が見られた場合には、早期に医療機関を受診しましょう。
1.手洗い・うがいを心がけましょう
外出後は手洗い・うがいを徹底しましょう。
石けんによる手洗いは、手指についたウイルスの除去に有効です。
アルコール製剤による手指消毒も効果があります。
2.咳エチケットを心がけましょう
咳やくしゃみが出るときは、マスクをしましょう。
咳やくしゃみを他の人に向けて発しないよう・口元を覆う・顔を背けるなどして気を付けましょう。
使用したティッシュはその都度捨てて、その後は手を洗いましょう。
3.室内を適度な湿度に保ちましょう
空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。
乾燥しやすい室内では、加湿器などを使用し、適切な湿度(50~60%)に保つことも予防に効果的です。
4.インフルエンザワクチン接種を検討しましょう
・ワクチン接種により期待される効果
発病する可能性の低減と、インフルエンザにかかった場合の重症化防止に有効とされています。
・ワクチン接種で気を付けたいこと
ワクチン接種による効果が出現するまでに2週間程度かかるため、流行が始まる前にワクチン接種を検討しましょう。
ワクチンの効果持続期間は、一般的に5ヶ月程度です。
流行するウイルスの型は変わるため、毎年のワクチン接種が重要です。
※インフルエンザワクチンの予防接種を希望される方は、かかりつけの医療機関等にお問い合わせ下さい。
インフルエンザが疑われる症状としては、発熱、倦怠感、食欲不振、咳などのほか、鼻水、咽頭痛、吐き気、嘔吐、下痢などが考えられます。
ワクチンを接種している場合には、明らかな症状を認めないことがあります。