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宮城県では、第46週の1定点医療機関あたりの季節性インフルエンザ患者数が1を超え、流行入りしました。例年、3月頃まで流行が続きますので、適切な感染対策を行い、感染拡大を予防しましょう。
外出後は手洗い・うがいを徹底しましょう。
石けん・ハンドソープによる手洗いは、手指についたウイルスの除去に有効です。
アルコール製剤による手指消毒も効果があります。
咳やくしゃみが出るときは、マスクをしましょう。
咳やくしゃみを他の人に向けて発しないよう・口元を覆う・顔を背けるなどして気を付けましょう。
使用したティッシュはその都度捨てて、その後は手を洗いましょう。
空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。
乾燥しやすい室内では、加湿器などを使用し、適切な湿度(50~60%)に保つことも予防に効果的です。
・ワクチン接種により期待される効果:発病する可能性の低減と、インフルエンザにかかった場合の重症化防止に有効とされています。
・ワクチン接種で気を付けたいこと:ワクチン接種による効果が出現するまでに2週間程度かかるため、流行が始まる前にワクチン接種を検討しましょう。
※ワクチンの効果持続期間は、一般的に5カ月程度です。
※流行するウイルスの型は変わるため、毎年のワクチン接種が重要です。
インフルエンザが疑われる症状としては、発熱、倦怠感、食欲不振、咳などのほか、鼻水、咽頭痛、吐き気、嘔吐、下痢などが考えられます。
ワクチンを接種している場合には、明らかな症状を認めないことがあります。