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コロナ禍により、あなたのお酒を飲む量は減りましたか?増えましたか?
厚生労働省では、「節度ある適度な飲酒量」として、
成人男性は2ドリンク以下(女性や高齢者は1ドリンク以下)と示しています。
具体的には、「ビール中瓶1本…500ml」「酎ハイ7%…350ml」に相当します。
お酒を飲むときは、量やその影響を意識しながら、ほどよく楽しく過ごしましょう。
※1ドリンクは純アルコール量10gに相当
※純アルコール量(g)=酒の量(mL) × 度数または% / 100 × 0.8(アルコールの比重)
「お酒が好き」と「アルコール依存症」の境界線は明確にありませんが、大量または慢性的に摂取し続けることで、「お酒を飲む量・時間・状況」の3つを自分でコントロールすることが徐々に困難になります。脳の機能が低下し、社会生活や心身の健康に支障をきたしてるのに、自分の意思だけではやめることができず、本人や家族が苦痛を感じていた場合は「依存症」と診断されます。依存症はごく普通の人がふとしたことから陥いる可能性があり、誰にでも起こり得る病気です。「お酒に頼ることが増えた…」と感じたら、飲む量や飲み方を見直す機会も必要です。
お酒にはカロリーはあっても栄養成分はほとんどありません。お酒と一緒に高カロリーなつまみをとっていませんか。また長時間にわたる飲酒は血圧をあげ高血圧の原因になると考えられています。さらに、アルコールそのものの作用や代謝に伴い、血糖値にも影響を与えるので糖尿病のリスクも高めてしまいます。飲みすぎは生活習慣病を招くことにつながるので、気をつけましょう。