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「ひきこもり」とは、「さまざまな原因の結果として社会的参加(就学、就労、家庭外での交遊など)を回避し、原則的に6カ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態(他者と交わらない形での外出をしてもよい)を指す現象概念」です。(参考:厚生労働省「ひきこもりの評価・支援に関するガイドライン)
「ひきこもり」は誰にでもどんな家庭にも起こりうることで、特別なことではありません。
「ひきこもり」という言葉が社会問題として世に出始めたのは、1980年代から90年代にかけてのこと。当時は若者の問題とされていたが、その当時「ひきこもり」になった若者が、約30年経った現在まで続き、「ひきこもり」の長期化・高齢化が進んでいます。
国の調査によると、「ひきこもり」の状態にある人は、40~64歳でおよそ61万人、うち県内では約1万1千人と推計されています。
病気の名前ではありません。しかし、身体的なこと、心理的なこと、社会的なこと等、「ひきこもり」には様々な原因が絡み合っています。中には、何らかの精神疾患や発達障害などが関係していることもあります。「ひきこもり」について、家族だけで抱え込むだけではなく、専門の相談機関や医療機関などに相談することは、ご本人にとってどんなことが役に立つのかを探るために、有効な方法の1つです。
名称 | 所在地 | 電話番号 |
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宮城県ひきこもり地域支援センター (宮城県精神保健福祉センター内) |
大崎市古川旭五丁目7-20 | 0229-23-0024 |
宮城県仙台保健福祉事務所(塩釜保健所) | 塩竈市北浜四丁目8-15 | 022-365-3153 |
塩竈市保健センター | 塩竈市北浜四丁目8-13 | 022-364-4786 |
塩竈市社会福祉事務所 (生活困窮者自立支援相談) |
塩竈市本町1番1号 |
022-364-1131 |
・ ひきこもりの理解と支援について 「ひきこもりサポートブック」 [PDFファイル/2.88MB] (宮城県ひきこもり地域支援センターより)
ひきこもりで悩む方やそのご家族同士が交流したり、ゆっくり、少しずつ、自信をつけながら社会へつながるきっかけをつくるための安心して過ごせる居場所、フリースペース「しおり」を利府町と合同で開設しました。
1カ月に1回開催を予定しております。
9月18日(水曜日)、10月21日(月曜日)、11月6日(水曜日)、12月18日(水曜日)、1月22日(水曜日)、2月19日(水曜日)、3月5日(水曜日)
10時30分~15時00分
出入りは自由です!
利府町文化交流センター リフノス 2F和室(宮城県宮城郡利府町森郷新椎の木前31−1)
塩竈市民または利府町民で、おおむね15歳以上のひきこもりで悩む方とそのご家族等