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第5次長期総合計画

印刷用ページを表示する 更新日:2019年12月2日更新

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続きまして、『第5次長期総合計画』の施策体系に沿い、新年度に実施いたします主な施策を申し上げます。

【第1編】だれもが安心して暮らせるまち
基本目標の『だれもが安心して暮らせるまち』について申し上げます。

はじめに、『安心して産み育てられるまちづくり』の取組についてであります。
国家的な課題である少子化に歯止めをかけていくためには、誰もが安心して子どもを産み、育てられる環境を構築し、多様化する子育てニーズに対応していくことが重要であります。

新年度は、これまでに小学6年生まで対象年齢を拡大した子ども医療費助成事業の外来診療分を、入院診療と同様に中学3年生にまで拡大するとともに、妊婦健診費用の助成も継続し、子育て世帯の経済的負担を軽減してまいります。

更に、妊娠、出産を希望する方々への新たな支援として、不妊治療を受けられる方の医療費用の負担軽減を図る助成事業を実施するとともに、妊婦の風しん感染を予防するためのワクチン接種の助成事業を継続してまいります。
次に、働きながら安心して子育てできる環境づくりといたしましては、仕事と子育ての両立環境を確保するために、新年度も、年間を通した保育所待機児童ゼロを目標に、延長保育や一時保育等を継続いたします。

更に、中心市街地において、駅前という利便性を活かした新たな子育て支援施設の整備に向けた検討に着手し、多様化する保育ニーズに対応してまいります。
また、放課後児童クラブにつきましては、対象年齢の拡大や預かり時間の延長を継続するとともに、保護者の方々との相談を通して、子どもの特性に応じた放課後の過ごし方について支援してまいります。

更に、子育て支援センター「ここるん」につきましては、利用ニーズの高い日曜日も開所して、小さなお子様でも安心して遊ぶことのできる場を提供しながら、子育ての相談に対応してまいります。
また、藤倉児童館や子育て支援センター、放課後児童クラブ等につきましては、よりきめ細かいサービスを提供できるよう、多様な子育てニーズに対応できる運営主体の在り方を検討してまいります。

次に、『ともに支えあう福祉のまちづくり』について申し上げます。

まず、国民健康保険事業において、適切に医療を受けていただくため、今年度の保険税率3.33%の引き下げに加え、新年度においても、更に、一世帯の平均税率で6.05%を引き下げてまいります。
また、特定健診の受診率を向上させるために、未受診者を対象として、地域の医療機関で健診を受けることができる個別健診を継続するとともに、がんの早期発見、早期治療を促進するため、未受診者に無料クーポン券を配布する「がん検診推進事業」を拡充してまいります。

塩釜地区唯一の公立病院である市立病院につきましては、だれもが安心して医療を受けられるよう、「在宅療養支援病院」として24時間体制の訪問診療等を充実させますとともに、「地域包括ケア病棟」での在宅復帰を引き続き支援してまいります。
更に、新年度は、新たに策定する「経営改革プラン」に基づき、医療ニーズの変化に対応し、安定的に地域医療を提供していくため、更なる経営の健全化に向けて取り組んでまいります。
一方で、市立病院は、慢性期医療や在宅医療等、公的病院として、経営的に不採算な医療を提供する役割を果たすことが期待されております。
このため、不採算医療分野や消費税増税で生じる損失等については、一般会計から一定の支援を行い、市立病院の安定経営を通して、市民の皆様に安心して医療を受けていただける環境を維持してまいります。

次に、だれもが安心して暮らせる福祉の取組につきましては、高齢化が急速に進む本市において、高齢者の方々に生涯を通していきいきと住み慣れた地域で暮らしていただくことが大切であります。

このため、「高齢者福祉計画・第6期介護保険事業計画」に基づき、「介護予防・日常生活支援総合事業」を前倒しで実施する等、施策の充実に努めてまいります。

具体的には、昨年4月に浦戸地区を含め5か所に増設いたしました「地域包括支援センター」を核として、より身近な相談支援を充実しますとともに、「認知症地域支援推進員」や「生活支援コーディネーター」を配置し、生活支援と介護予防の体制を強化しながら「地域包括ケア」を充実してまいります。

また、高齢者の方々が生涯現役でご活躍いただく機会を広めていくために、「介護支援ボランティア制度」を拡充してまいります。
障がい者福祉につきましては、「第4期障がい福祉計画」に基づき、一人ひとりの障がいの程度やニーズに応じた、きめ細やかなサービス等の相談支援を充実させ、基本理念である「だれもが生きがいを持ち、安心して暮らせるまち」を実現してまいります。

次に、『安全に暮らせるまちづくり』について申し上げます。

大規模な災害に備え、地域の防災力を強化していくためには、「自助・共助・公助」の取組を一体的に進めていくことが重要であります。

まず、「自助」を促進する取組といたしまして、避難行動要支援者に計画的に配布している「防災ラジオ」について、引き続き民生委員児童委員の皆様と連携して、対象となる皆様へ配布いたします。
また、「共助」による地域の防災力を高めるため、新たな自主防災組織の設立等の支援を継続いたしますとともに、地域の消防団活動を支援するため、通信装置等を配備してまいります。

「公助」の取組といたしましては、これまで進めてまいりました指定避難所の環境整備でありますマンホールトイレの設置について、新年度は、玉川中学校をはじめ、塩釜ガス体育館、公民館等への整備を進めてまいります。
併せて、塩釜ガス体育館については、高齢者や障がい者等に配慮したバリアフリーや多機能型のトイレを整備いたします。

防犯対策につきましては、犯罪等のない安心できる地域社会の形成に向けて、「地域安全まちづくり基本計画」に基づき、町内会のLED防犯灯の設置を更に進めてまいります。
水道事業につきましては、梅の宮浄水場の排水処理施設の改良更新事業に着手してまいります。
また、長寿命化対策として、引き続き、長寿命管の採用を進めながら、「老朽管更新事業」と「第6次配水管整備事業」を実施し、ライフラインを強化してまいります。

次に、『快適で便利なまちづくり』について申し上げます。

まず、市民の皆様に数多くご利用いただいております「NEWしおナビ100円バス」につきましては、新年度に完成いたします清水沢地区等の災害公営住宅の立地による交通ニーズに対応するため、社会実験として新たなルートを創設し、地域の公共交通体系の拡充に取り組んでまいります。

また、本年1月からマイナンバーの利用が始まりましたが、市民の皆様の利便性の向上を図るため、マイナンバーカードによる各種証明書のコンビニエンスストア交付に向けて取り組んでまいります。

道路整備につきましては、市道藤倉庚塚線と後楽町藤田線の改良整備を進めるとともに、市民の皆様の身近な生活道路の維持管理につきましても、ニーズに的確に応えてまいります。
また、市内の橋りょうの長寿命化計画に基づき、一本松大橋の大規模修繕工事に着手してまいります。

【第2編】海・港と歴史を活かすまち
続きまして、基本目標の『海・港と歴史を活かすまち』について申し上げます。

本市は、古より海とともに歩みながら、先人達はその海の恩恵を享受し、今日の水産都市・塩竈の礎を築いてまいりました。これを更に発展させ、後世に継承していくことは、私たちの責務であります。

『活力ある産業のまちづくり』の取組といたしましては、新魚市場について、本年秋に水揚げの主要施設となる高度衛生管理型荷さばき所A棟の一部及び補完施設C棟の供用を開始してまいります。
併せて、新魚市場完成後の管理の在り方について、継続して検討してまいります。

また、新魚市場が全て完成するまでは、漁船漁業者の水揚げの減少が懸念されますことから、水揚げの促進策として「水揚げ奨励補助金事業」と「遠洋底曳網漁船誘致促進事業」を継続いたします。
更に、取扱い魚種の拡大に繋がります魚体選別機等の新規導入を計画いたしますとともに、高度衛生管理に対応するための電動フォークリフト購入に対し、補助を行ってまいります。
本市独自のメバチマグロのブランドとして定着した「三陸塩竈ひがしもの」につきましては、業界の皆様と一体となって、更なる販路の拡大に努めてまいります。
また、円安による原料価格の高騰等により厳しい経営環境におかれております水産業・水産加工業等の事業者の皆様への支援策として、水道の大口需要者に対する料金の負担軽減を継続いたします。

全国から多くのバイヤーにお集まりいただいております「フード見本市」の開催を引き続き支援し、販路拡大に積極的に取り組む事業者の皆様を支援してまいります。

港湾の整備につきましては、国際拠点港湾・仙台塩釜港における「地域産業支援港湾」である塩釜港区の物流機能の強化に向けて、新年度におきましても、貞山1号岸壁の本格的な整備と-9mの航路浚渫について関係機関に引き続き要請してまいります。
また、塩釜港区の利用促進を目的とする水産貨物への補助を継続いたしますとともに、官民一体となりポートセールスに努めてまいります。

次に、商工業の振興につきましては、地域の商業振興と市民の皆様の生活支援を図るために、平成27年度において、国の「地域住民生活等緊急支援のための交付金」を活用し、割増商品券を発行いたしました。

この割増商品券の発行は、地域経済への波及効果が非常に大きいことから、本市の独自の取組として、新年度も継続してまいります。
商業の活性化を図る取組といたしましては、「シャッターオープン・プラス事業」と「商人塾」を引き続き実施し、個性豊かな店舗の新規出店を支援しながら、賑わいと活気溢れる商店街づくりに繋げてまいります。

企業の誘致につきましては、地域の雇用拡大や新たな産業の創出等に結びつく、大変重要な取組であります。

昨年は復興支援の交流を契機に、愛知県の食品製造業者の工場と直販店が営業を開始したことにより、新たな雇用を生み出すとともに、食のまち塩竈の新たな魅力を形作りました。
この流れを加速させていくために、引き続き、「企業立地奨励金」等の本市独自の支援とともに「津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金」等の国の制度を活用し、誘致活動を推進いたします。

更に、宮城県において今年度に策定された「地域再生計画」の中で、国の地方拠点強化税制を活用し、企業の本社機能の県内移転等を促進するため、県全域を対象に固定資産税等の不均一課税制度を創設いたしました。
本市におきましても、企業の立地環境を整備、強化していくために、新年度において、この制度の適用を受けることができるよう税制上の措置を講じてまいります。

次に、『観光と交流のまちづくり』について申し上げます。

昨年10月、「みなと塩竈・ゆめ博」が、塩釜商工会議所はじめ市民の皆様が一体となり開催され、期間中は県内外から10万人を超える来訪者で街中があふれ、本市に新たな賑わいが創出されました。
ふるさと塩竈の個性溢れる豊かな魅力を発信したこのイベントは、本市の復興をアピールするとともに、将来に向けた「地方創生」の方向を示す先駆的な取組であると認識しております。

この「みなと塩竈・ゆめ博」は、新年度も引き続き実施されますことから、本市も一体となり支援し、ふるさと塩竈のオンリーワンの魅力を幅広くPRするとともに、新名物の開発や戦略的なプロモーション等、国の地方創生に係る交付金を活用しながら総合的に取り組んでまいります。
具体的には、寿司・かまぼこ・地酒等の塩竈ならではの豊かな食を活かした観光プロモーション事業を、宮城県やJR東日本の観光キャンペーンに合わせて戦略的に展開し、多くの方々にご来訪いただけるよう、効果的に情報を発信してまいります。
また、本市の魅力ある商品を地域外に発信していくために、塩竈ならではの新たな名産品づくりの支援を行うとともに、県外でテストマーケティングを兼ねたお土産品の品評会等を開催し、塩竈ブランドをPRしてまいります。
「塩竈みなと祭」は、来年70周年の記念の年を迎えます。
平成28年度の開催にあたりましては、ディズニーシーのパレードの参加協力を得て、子どもたちに夢を与える華やかなパレードを演出してまいります。
また、「第3期都市再生整備計画」に基づき、千賀の浦緑地に野外ステージを整備するとともに、マリンゲート塩釜から鹽竈神社に至る景観に配慮した都市形成を進め、中心市街地の回遊性を高めながら、“海と社を結ぶまちづくり”を実現してまいります。

『環境にやさしいまちづくり』につきましては、小型家電リサイクル法に基づく資源物回収の取組を本格的に推進し、循環型社会の形成を図ってまいります。

次に、『うるおいと魅力ある島づくり』についてであります。

浦戸地区は、震災後に人口減少と高齢化が加速しており、島づくりの担い手や浅海漁業等の後継者となる若年層の定住促進が急務となっております。
まず、浦戸への定住を促進するための取組としては、昨年12月にオープンした漁業後継者等の育成施設である「浦戸ステイ・ステーション」を拠点に、国の地域おこし協力隊や復興支援員制度を活用して、漁業等の就業希望者を受入れ、地域産業の担い手を育成いたします。
島民の生活を支えている市営汽船につきましては、「経営健全化計画」に基づき、安定した運航と経営の効率化に努めますとともに、「ウィークエンド特別便」を継続し、利便性を高めて島の定住環境を充実させてまいります。
また、浅海養殖漁業の振興策といたしましては、海産物のブランド化による高付加価値化や販路拡大に努めながら、震災後途絶えている「アサリ」の復活に向けた漁場整備等を支援してまいります。
「浦戸小中学校」における小中一貫教育につきましては、義務教育9年間を見通した教育課程の定着化を図り、「浦戸科」や小学1年生からの「外国語活動」等、特色ある教育活動を実践してまいります。

【第3編】夢と誇りを創るまち
次に、まちづくりの目標『夢と誇りを創るまち』について申し上げます。

まず、『子どもの夢を育むまちづくり』といたしましては、塩竈に生まれ育った子どもたちが、ふるさとを誇りに思いながら、世界に羽ばたいていくために、確かな学力と豊かな心、健やかな体を培う学校教育の充実が重要であります。

本市は、今年度、新教育委員会制度のもとで設置した「総合教育会議」において議論を重ね、教育、文化に関する総合的な指針となる「教育大綱」を策定いたしました。
この「教育大綱」に定めた3つの基本方針である「塩竈独自の小中一貫教育の推進」、「学校・家庭・地域の連携」、「塩竈ならではの人・歴史・文化・自然の活用」に基づき、未来へ羽ばたく塩竈っ子の育成と市民が輝く生涯学習社会の実現を目指してまいります。

新年度は、義務教育9年間の学びの連続性を重視した「塩竈独自の小中一貫教育」の構築に向け、専門の職員を配置し、先進事例の調査研究や研修会等を行い、本格的な実施に向けた準備を進めてまいります。

更に、児童生徒の学力向上対策といたしまして、地域人材・民間講師を活用した各校の特色ある授業を継続するとともに、被災した児童生徒を対象とした「チャレンジ教室」や、放課後の時間を利用した「学び支援コーディネーター配置事業」等の実施により、子どもたちの主体的な学習活動を支援してまいります。

不登校等の問題の解決に向けて、宮城県の「みやぎ子どもの心のケアハウス事業」を活用し、「心のケアハウス」と「学びサポート教室」を新たに開設してまいります。
更に、各学校に「学び・適応サポーター」を配置し、スクール・ソーシャルワーカーと連携しながら、不登校傾向にある児童生徒と家庭を一体的に支援してまいります。

いじめ防止に向けた取組といたしましては、「いじめ防止対策推進条例」の制定を図り、その実効性を高めるために「塩竈市いじめ問題対策連絡協議会」等を設置し、学校・家庭・地域・関係機関が連携して、いじめ防止対策を推進してまいります。

特別な支援を必要とする児童生徒の学習活動や学校生活への適応を図るための取組といたしましては、特別支援教育支援員を市内各校2名に増員し、その強化に努めてまいります。
更に、県が行う利府支援学校の本市の第二小学校への分教室設置を支援し、障がいのある児童と共に学ぶ教育の推進に繋げてまいります。

児童生徒の学習環境の向上を図る取組といたしましては、老朽化しております校舎の大規模改修事業を計画的に推進するため、月見ヶ丘小学校の長寿命化改良事業の実施に向けて、平成27年度の国の補正予算を要望し、早期着工を目指してまいります。
子どもたちの豊かな心を育む取組として、情操や学力の基礎となる読書活動を推進するために、各小中学校において図書室の蔵書の充実を図ってまいります。
更に、新年度は、本市の子どもたちへの支援を通して交流が芽生えた兵庫県立甲北高校のボランティア部の生徒の皆さんを本市にお招きし、小中学生や塩釜高校の生徒と交流する機会を創出してまいります。

『豊かな心を培うまちづくり』といたしましては、市民交流センター、生涯学習センターにおいて多様な学習機会の提供に努めますとともに、遊ホールの音響設備を更新し、良質な舞台を演出する基盤を整えてまいります。
また、「塩竈市杉村惇美術館」において、本市ゆかりの絵画作品等を市民の皆様に鑑賞いただきながら、魅力ある企画展やワークショップ等を開催し、地域の文化芸術の振興に取り組んでまいります。

スポーツの振興につきましては、平成29年度開催の「全国高等学校総合体育大会」において、本市が少林寺拳法の会場となりますことから、実行委員会を組織して円滑な大会運営を目指してまいります。

次に、『協働でつくるまちづくり』の取組であります。

まず、地域におけるコミュニティ活動の基本となる町内会や市民活動団体等に対して積極的に支援いたしますともに、地域の活動の拠点となります集会所施設の改修事業を進めてまいります。

また、市民の皆様へ市政情報を適切に配信するとともに、市政への関心を高めていただくために、議会との連携を図りながら、議場の音響放送設備の更新を行い、本市のホームページを介して定例会等のインターネット中継ができる環境を整備してまいります。
震災復興計画「長い間住みなれた土地で安心した生活をいつまでも送れるように」に続きます。

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