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基本構想

印刷用ページを表示する 更新日:2019年12月2日更新

本文

長期総合計画基本構想

  1. 計画の期間
  2. まちづくりの基本理念
  3. まちづくりの主要な課題
  4. 将来像

計画の期間

平成13年度(2001年度)を初年度として、平成22年度(2010年度)を目標年度とします。

まちづくりの基本理念

時代は今、大きな転換期を迎えています。21世紀は経済的な豊かさだけではなく、より心の豊かさが求められる時代です。成熟社会にふさわしい新しい価値観に基づいたまちづくりのあり方が問われます。

(1)支えあう心を育むまちづくりをすすめます

人としての尊厳を大切にし、多様な価値観を認め合いながら、ともに生き支え合うまちづくりを目指します。

(2)自然と共生したまちづくりをすすめます

経済や生活の基盤を築き、まちを育んできた貴重な海や緑などの自然と共生したまちづくりを目指します。

(3)地域特性を生かしたまちづくりをすすめます

歴史や風土の中で培われ生み出された塩竈の特性をさらに輝かせ、十分に生かしながら個性ある質の高いまちづくりを目指します。

(4)市民と行政が協働するまちづくりをすすめます

「自分たちのまちは自分たちでつくる」という自治の精神に基づき、さまざまな主体が相互理解を深めながらまちづくりに参画する協働のまちづくりを目指します。

まちづくりの主要な課題

諸情勢の変化や市民の意向などを踏まえて、本市の目指すべき姿を実現するために取り組むべき主要な課題を次のとおり設定します。

(1)地域で生き生きと暮らせる仕組みづくり

すべての人が年齢や性別、障害の有無などにかかわらず、生涯にわたり安心して自分らしい生活を送ることができる社会が求められています。本市においては、高齢化が県の水準を上回る速さで進んでいるとともに、ひとり暮らしや寝たきり高齢者の割合も高くなっています。
そのため、予防を重視した保健や医療の充実を図り、だれもが地域や家庭で自立し、健康で生きがいをもって暮らせる仕組みづくりを進めていく必要があります。

(2)安全な都市づくり

阪神・淡路大震災を契機に生活の基盤をなす都市の安全性が改めて問われています。

本市は地形的・地盤的な要因に加え、生活道路が狭隘な上、住宅が密集している地域が多くあることなどから、水害や火災などに対する市民の安全性への関心が高くなっています。

そのため、災害時の対応力の向上を含め、自然災害や事故・犯罪などの社会的災害に強い安全な都市づくりを進めていく必要があります。

(3)まちづくりを担う人材の発掘と育成

成熟社会を迎え、人々の価値観や生活様式が大きく変化する中、多様な価値観を認め合いながら、それぞれの価値観に基づく自由な選択により個性と能力を発揮できる社会の実現が求められています。

そのため、だれもが主体的に学ぶことができる教育や学習・スポーツ環境の整備を推進するとともに、意欲と創造性にあふれた人材を育成・発掘していくことが重要です。また、さまざまな機会を通じて身につけた知識や技術をまちづくり活動に生かすための取り組みを進めていく必要があります。

(4)塩竈らしさの継承と発展

国際化や地方分権が進展する中、自分が住んでいるまちの特性などを十分認識し、まちづくりに生かしていくことが求められてきます。

本市においても、市民が郷土への愛着を抱き、さまざまな学習機会を通じて、歴史・文化・風土・まち並みなどを市民共有の財産として理解を深めながら、次世代へ継承するとともに、まちづくりの中で発展させていくことが必要となります。

(5)海や緑との共生

地球規模での環境問題が深刻さを増す中、人と自然とのふれあいを大切にしながら、環境を良好な状態で保全し次世代に引き継いでいくことが求められています。

本市では埋立てや漁港・港湾整備などにより、市民との接点である自然の海岸線が非常に少なく、海と人との関わりが希薄になってきています。さらに、市内のほぼ全域まで宅地化が進み、山や森などまとまった緑の存在する場所が限られてきています。

このため、海や緑などを貴重な資源として再認識し、自然を身近に感じられる都市環境を新たに創り出すとともに、市民・企業・行政それぞれが環境負荷の少ない循環型社会の実現を目指すなど、良好な環境を創造していく必要があります。

(6)新たな活力と魅力の創出

本市は水産業を基幹産業として、その集積を図り、さらに近隣市町の商業の中心地として発展してきましたが、時代の変化の中で新たな対応が求められています。

そのため、既存産業の活性化を図るとともに、産業間の連携や起業の促進により、新たな活力を生み出し育成するための支援にも取り組む必要があります。

また、中心市街地においては、本市の特性である海、食、歴史、文化などを生かすとともに、定住を促進し、市民をはじめ多くの人々が気軽に訪れ楽しめる交流空間を創出することが必要です。

(7)市民と行政が協働できる体制づくり

分権社会の実現のためには、国や県、周辺市町村との連携を図るとともに、市民と行政が互いにまちづくりの担い手としての責任を自覚し、自らの役割を主体的に果たしていくことが重要になります。

そのため、情報システムなどを活用した市政情報の提供を進めるとともに、町内会などの既存組織の活性化による地域コミュニティの再構築やNPOなどのまちづくり活動への支援に取り組みながら、市民と行政が協働できる体制を創り出していく必要があります。

(8)広域行政の推進

市民の生活圏が拡大する一方、行政においてはより効率的な行財政運営が求められており、広域行政の必要性がますます高まってきています。
本市では、これまで仙台都市圏、宮城「館」懇談会、塩釜地区を中心に共通する行政課題に取り組んできました。特に塩釜地区においては、消防、斎場、福祉、廃棄物処理といった市民生活に密着している分野について連携を図ってきています。

今後は、分権社会を見据えて、それぞれの地域特性を生かした役割・機能を担うとともに、相互補完や連携をさらに図っていくことが重要となります。

将来像

(1)都市像「海・食・人が活きるまち塩竈」

時代の大きな転換期を迎え、まちづくりにはそこに住む生活者の視点がより強く求められています。

本市は古くから豊かな自然の恵みを受け、産業や生活の基盤を築いてきました。

心の豊かさが求められる中、市民一人ひとりが自然の大切さを再認識し、まちを育んできた海との関わりを一層深めていく必要があります。

また、海に関わる暮らしは、本市に多くの食としての恵みと経済的な豊かさをもたらしました。

21世紀という新しい時代にあっては、歴史の中で育まれた塩竈の多彩な食をより積極的に生かし、生活との結びつきを強めるとともに、市民が食を楽しみ、文化として高めていくことが求められています。

本市の魅力あるまちづくり資産である海や食を創造的に生かしながら、市民がその豊かさを享受し、海や食を通じて内外に人、モノ、情報などの多様な交流が生まれるまちを目指します。

(2)都市目標と施策の大綱

都市像を達成するために、次の5つの都市目標を定めます。また、その実現に向けて取り組むべき施策の大綱を、目的別の体系として設定します。

都市目標1ともに支えあう、健やかさと安心に満ちたまち

市民と市民、市民と行政がともに支え合い、だれもが住み慣れた地域で、健やかで安心した生活を送ることができるまちを目指します。

-施策の大綱-

  1. 安全に暮らせるまちづくり
    • 災害に強い都市基盤の整備を進め、自然災害を防止するとともに、災害発生時には被害を最小限に抑えるため、消防体制や防災体制の充実を図ります。
    • 日々の生活と密接に関わる交通、治安、消費に関わるトラブルなどの社会的災害に対する安全性を高めます。
  2. 安らぎの生活を支えるまちづくり
    • 家庭・地域・企業・行政が協力して、安心して子どもを産み育てることができ、子どもが健やかに成長できる環境整備を進めます。
    • ノーマライゼーションの理念の啓発を図り、高齢者や障害者などが個性や能力に応じて意欲的に学習、スポーツ、就労などに参加できる環境整備を進めます。
    • 障害の有無や年齢などに関わらず、だれもが住み慣れた地域で自立した生活を送ることができるように、各種サービス体制を構築します。
  3. 健康に暮らせるまちづくり
    • 市民の主体的な健康づくりヘの取り組みを支援するとともに、予防を重視した保健体制を充実し、生涯にわたり健康に暮らせる環境整備を進めます。
    • 救急医療を含めた医療提供体制の整備を図るとともに、市立病院については、塩釜地区の中核病院としてその機能の充実を図ります。

都市目標2ともに学びともに歩む、市民が輝くまち

生涯を通じての主体的な学習活動により、塩竈への愛着や誇りを育むとともに、だれもが個性や能力を発揮できるまちを目指します。

-施策の大綱-

  1. 子どもがいきいきと育つ地域・学校づくり
    • 未来を担う子どもたちが、塩竈への愛着や広い視野、他人を思いやる心、主体的に生きる力などを身につけ健全に成長するよう、学校の教育環境を充実するとともに、地域と学校が連携した取り組みを進めます。
  2. 豊かな心と文化を育むまちづくり
    • 市民が主体的に学習・文化活動、スポーツ活動に取り組める仕組みや機会を創出し、その支援体制の充実を図ります。
    • 塩竈の自然・歴史・文化を学び、市民の共有の財産として理解を深めるとともに、次世代への継承とまちづくりへの発展に努めます。
  3. 多様な生き方を認めあう共生のまちづくり
    • 男女が互いを尊重しあい、あらゆる分野に対等な立場で参加しながら、自己実現を図ることができるまちづくりを進めます。
    • 市民の主体的な国際交流活動を支援するとともに、多様な交流活動を推進し、国際理解や国際感覚豊かな人材の育成を図ります。

都市目標3海と緑とともに暮らす、環境にやさしいまち

海と緑などの貴重な自然を大切にし、環境負荷の少ない生活スタイルの構築に努め、自然と共生するまちを目指します。

-施策の大綱-

  1. 自然と共生するまちづくり
    • 浦戸諸島、松島湾などの貴重な自然環境の保全に努めるとともに、公園・緑地の整備や、公共施設・道路などの緑化を積極的に推進し、緑豊かなまちを形成します。
    • 塩竈の歴史・風土を感じさせるまち並みなどの保全と創造に努めます。
  2. 環境負荷の少ないまちづくり
    • 廃棄物の減量やリサイクルをはじめとする資源の有効活用と健全な水循環の形成を図り、環境負荷の少ない生活スタイルを構築します。
    • 市民、行政、企業が連携し、それぞれの役割に基づく取り組みなどを支援しながら、循環型社会の実現を目指します。
  3. 快適に暮らせるまちづくり
    • 快適な生活環境を創造するため、良好な居住環境を形成するなど、計画的な市街地整備を推進します。
    • 浦戸諸島の定住化の促進と活性化を図るため、生活基盤の整備や市営汽船の利便性の向上を図ります。
    • 交通の円滑化とともに環境負荷軽減の観点から、道路や公共交通体系の整備を促進します。
    • 高齢者や障害者など、だれもが安心して移動できる歩行者空間や、利用しやすい公共施設などの整備を進めます。

都市目標4塩竈の特性と地域資源を生かした、活気あるまち

海、食、歴史、文化など、塩竈の特性と地域資源を生かした魅力ある中心市街地の形成、産業の再構築を進め、活気あるまちを目指します。

-施策の大綱-

  1. 多様な交流を育む中心市街地の形成
    • 中心市街地については、都市機能の集積する北浜沢乙線沿線を中心に塩竈の歴史・風土をいかした都心居住空間、本塩釜駅周辺を利便性の高い商業空間、また貨物ヤード跡地一帯を、海辺を生かした人々が交流するにぎわいのある空間として整備し、回遊性のある都市空間を形成します。
  2. 地域資源を生かした産業育成のまちづくり
    • 基幹産業である水産業や地域生活を支える商業・工業の活性化を図ります。また、産業間の連携の促進や起業化を支援し、新たな活力を生み出します。
    • 浦戸諸島においては、海や自然と調和した浅海漁業や体験型の観光など地域資源を生かした産業の育成を図ります。
    • 本市の地域資源である海、食、歴史、文化などを十分に生かすとともに、観光・物産といった多様な情報の発信や近隣市町の観光資源と連携した取り組みなどを進めます。

都市目標5市民と行政の協働で創るまち

市民のまちづくりへの参画を積極的に推進するとともに、自治を担う行政の仕組みづくりを行い、市民と行政の協働によるまちづくりを進めます。

-施策の大綱-

  1. 市民主体のまちづくり
    • 行政の政策形成過程への市民参加の機会を創出し、市民と行政が適切な役割分担のもとに協働によるまちづくりを推進します。
    • まちづくりに関わるNPOなどの市民の自主活動や町内会など地域コミュニティを担う活動に対して支援し、市民相互で支え合う取り組みなど市民主体のまちづくりを推進します。
  2. 自治を担う行政の仕組みづくり
    • 情報システムの活用を一層推進し、市民生活の利便性向上や広報・広聴機能の拡充などを図ります。
    • 行政運営、財政のあり方を見直し、効率的な行財政の運営体制を構築します。
    • 周辺市町村との連携を強化し、広域行政の推進を図ります。

(3)将来人口

本市の将来人口は、平成22年(2010年)において63,000人と設定します。

(4)土地利用

  1. 都市像「海・食・人が活きるまち塩竈」を実現するため、公共の福祉を図りながら、長期的な見通しに立ち、塩竈らしさを生かした総合的かつ計画的な土地利用を進めます。
  2. 土地の有効利用の促進を図りながら、良好な生活環境の創出と秩序ある市街地の形成に配慮した土地利用を進めます。
  3. 防災上の配慮を加えながら、安全性の向上に努めるとともに、自然と共生したうるおいとゆとりのある土地利用を進めます。
  4. 地域別並びに利用区分別の土地利用については、塩竈市国土利用計画の中でその基本方向を示します。
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