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2節 生涯学習支援体制の充実
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第2章豊かなともに学びともに歩む、市民が輝くまち
現状と課題
- 市民の学習意欲は大変高いものがあり、その学習活動も非常に多岐にわたっています。その中には福祉や国際交流などの活動を行っている団体や自主学習サークルも多く見られるようになってきました。一方で、構成員の固定化や高齢化、若年層の確保の難しさ、今以上の学習レベルの向上や進展が図られないなど、団体の自主運営に関する困難も明らかになっています。
- 市民の学習活動が多様化するとともに、国や県、高校、大学、民間機関などとの連携、及び市民団体相互の交流・連携を求める声が高くなっています。そのため、学習活動を支援するためのネットワークの形成が必要となっています。
- 市民が学習するだけでなく、学習を通じて身につけた知識や技術を地域社会に還元したり活用したいという考えから、ボランティア活動に対する関心が高まっています。これまで、市民図書館やエスプのボランティア、観光ガイドボランティアなどの養成講座を開催して育成に努めてきましたが、今後は、さらに一層活躍できる機会や場の拡充、組織づくり、自主的活動への支援体制が課題となっています。
基本目標
- 市民の自主的な学習活動がより円滑に行われるように、生涯学習施設などの柔軟な運営に努めるとともに、関係機関と連携した支援体制を確立します。
- 市民が主催する各種団体の自主性を尊重しながら、相互に交流・連携が図られるよう支援するとともに、教育機関や民間などとの連携や協力を促し、学習活動の活発化を図ります。
- 学習活動を市民の側から支えるボランティアの育成と、事業の企画や運営に参画するなど、自主的活動への支援及び組織の育成に努めます。
施策の体系
学習活動の支援体制の充実
- 学習成果の活用機会の拡充
- 学習団体の組織づくりと各種団体・機関との連携協力
- ボランティアの育成と活動支援
施策
- 学習成果の活用機会の拡充
学習者・各種団体の要請に応じて、学習成果の活用を考慮した学習や発表の場の一層の拡充を図ります。
- 学習団体の組織づくりと各種団体・機関との連携協力
- 学習団体が芸術文化協会や社会教育関係団体連絡協議会に加入するなどによって連携を図るとともに、学習内容を高め、活動を幅広く展開できるよう、グループネットワーク体制の整備を図ります。
- グループ人材活用制度を確立し、学習の機会と場の紹介、市民の学習活動への参加を促進します。
- ボランティアの育成と活動支援
- さまざまな知識・技術を身につけた市民ボランティアを発掘・育成するとともに、生涯学習施設における受入体制の一層の充実を図ります。ボランティアに対する研修プログラムの提供・充実と学習要求に応じた指導者ボランティアの紹介を可能とする人材活用制度の整備を図ります。
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