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平成24年9月定例記者会見
すでに処暑が過ぎ、白露の季節ですが、暑い日が続いております。まだまだ秋は先のようです。
先週は、木曜日の朝方に震度5弱の地震があり、200名ほどの職員が参集しました。幸い、大きな被害はありませんでしたが、体育館の天井の板が3枚ほど外れました。また、金曜日の夜10時過ぎに津波注意報が出され、160名ほどの職員が参集し、門扉の閉鎖や避難所の開設、沿岸部の住民への避難の呼びかけを行いました。13避難所を開設しましたが、避難者はほとんどいませんでした。0時10分ころ注意報が解除になり、ほっといたしました。昨日も大雨洪水警報が出ました。若干冠水しましたが、大きな被害には至りませんでした。まだまだこのような状態は続くでしょうが、災害は初期対応が肝心です。迅速な対応を心がけてまいります。
先日、自治体の情報公開度調査の結果が出ました。塩竈市は80点満点のうち58点で、県内では6番目でした。さまざまな情報を積極的に公開しているつもりですが、まだまだ取り組みが足りないようです。あらためて、情報公開にスピードをあげて取り組んでいかなければと考えております。
社会保障費の増大が問題になっております。仙台市や石巻市でも大幅な財政負担が生じると発表されました。本市は1100億円の復興・復旧費が必要ですが、財政健全化計画などで財政の見直しに着手しており、市民に新たな負担をお願いしなくても大丈夫との見通しです。しかし、復興・復旧事業について、市が負担するべき費用の原則が見えていません。避難用道路の整備については、交付金の対象となる、と復興庁から言われていますが、その道路が普通に使われる道路である場合、市の予算でやるべきでは、と言われてしまいます。このような避難道路の整備も国で認めていただきたい。仮設住宅から災害公営住宅へ移転する時期もまだ不透明です。国の制度改正に結びつくよう、声をあげていかないといけません。
全国から数多くのご支援もいただいております。その支援に応えるためにも、復興・復旧をすすめ、9月を復興推進月間と位置づけてまいります。
政策課 |
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観光交流課 |
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観光交流課 |
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復興推進局 |
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学校教育課 |
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総務課 |
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経営改革室 |
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その他 |
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市民安全課 |
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浦戸振興課 | |
市民交流センター |
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市民交流センター |
[政策課(内線281)]1P[PDFファイル/805KB]
9月22日に開催されます。本市出身の写真家で、文化大使の平間至さんを始め、多くの方が熱意をもって取り組んでおります。多くの市民からも、ご支援いただいております。
皆さんに楽しんでいただければと思います。
[健康推進課(364-4786)]2P[PDFファイル/805KB]
子どもを産み、育てるということは、本当に大切なことですが、子どもたちには、このことに接する機会が少ないと思われます。中学生に出産や子育てに接する機会を与えたい、との思いから、妊婦さんや子育て中のお母さん方にもご協力いただき、毎年実施しております。非常に意義のある事業でありますので、ぜひ取材をお願いします。
[水産振興課(364-2222)]3P[PDFファイル/805KB]
9月13日に販売開始式を行います。
販売開始式では、ひがしもので握り寿司を握っていただき、試食する機会もあります。
[浦戸振興課(361-7710)]4P[PDFファイル/805KB]
すでに第三小学校でも一度開催されておりますが、今回は浦戸での開催となります。
浦戸の住民だけでなく、市内各所からご参加いただき、浦戸に渡っていただきたいと思います。参加するアスリートの方々は、本市出身でスキーの畑中みゆきさんのほか、マラソンの瀬古利彦さん、バレーボールの益子直美さん、シンクロナイズドスイミングの鈴木絵美子さんです。
[復興推進課(内線347)]5P[PDFファイル/805KB]
北浜地区の土地区画事業がスタートします。それに対し、意見の募集を行い、年内中には計画を決定し、来年4月には事業に着手したいと考えております。スピードをもって取り組んでまいります。
[生涯学習課(362-2556)]6P[PDFファイル/805KB]
今回の体感団は、特別編として、防災を扱います。昨年の震災では、浦戸に8メートルの津波がきました。そのため、市内は3メートルくらいの津波ですんだと考えられています。桂島は、震災の際、島民の相互協力があって亡くなられた方はゼロでした。どのような対応をしたのか、直接被災者に聞いてもらい、それぞれの地域をどう守っていくか、感じていただければと思います。
[生涯学習課(362-2556)]7P[PDFファイル/805KB]
今、貞観の大地震や三陸大津波など、昔の災害が改めて検証されています。
貞観の津波は今回の津波より大きかったのではないかとも言われており、過去の歴史を参考にしながら対策に取り組んできたつもりでしたが、見落としてきたものもあったことを反省し、歴史を学ぶことの大切さを感じております。
[生涯学習課(362-2556)]8P[PDFファイル/805KB]
御釜神社の社務所の建て替えに伴い、発掘調査を行いました。古代の塩づくりの跡などがでるかと期待されましたが、それは確認できませんでした。明治時代の基礎石などが確認されました。
[生涯学習センター(367-2010)]9P[PDFファイル/805KB]
シェイクスピアを東北弁で上演することに取り組んでいる劇団「シェイクスピア・カンパニー」の下館さんは、本市の出身であります。今回、「ロミオとジュリエット」のリハーサルを公開で行います。悲劇から喜劇に生まれ変わっていく名作をぜひご覧ください。
[市民交流センター(365-5000)]10P[PDFファイル/805KB]
昨年の大震災の際には、三重県名張市から多いときで10人からの派遣職員の方に来ていただいております。
交流の一環として、名張市の狂言を遊ホールで開催することになりました。なぜ名張市の狂言を行うことになったのかというと、名張市は田楽・猿楽の創始者である観阿弥の妻の出身地であるとのことです。また、名張市は江戸川乱歩の出身地でもあるので、乱歩の作品を狂言にしています。大蔵流の茂山七五三さんが演出をしております。普段、あまり見ることのできない狂言を、ご覧いただきたいと思います。
9月30日(日曜日)、鹽竈神社にて表千家家元を迎えた「鎮魂の献茶式」が行われます。この献茶式で使う掛け軸を探していたところ、「沢庵和尚」が詠んだ歌の書が見つかりました。沢庵和尚は山形の山寺に流罪となったことがあり、その際に塩竈を訪れたと考えられます。
献茶式当日は、9時00分から美術商が書の解説を行います。
[浦戸振興課(369-2240)]12P[PDFファイル/805KB]
震災の影響で運休していましたが、9月3日から運航を再開します。今まで運航していた野々島桟橋(センター前)からの運航は廃止となります。乗船の際は、携帯電話にて連絡していただくことになります。