本文
複雑な地形的特徴をもつ本市では、「速やかに流す」従来の水害対策だけでは洪水被害を防ぐことができないことが明らかにされています。ここで考え出されたものが高台地域に降った雨を一時的に貯めることによって下流地帯に「少しずつ流す」ための貯留施設です。
宅内貯留施設は、日常の利用に支障のない場所として、車庫の地下、庭の一部、通路などを利用して設置します。雨が強くなり下流水路の能力を超える段階で貯留が始まり、雨が弱くなれば自然に排水する仕組みをもっています。
宅内貯留施設の整備は、下流の水害を減らすために、市民一人一人の協力によって達成できる公共事業です。敷地面積の大小にかかわらず、土地の利用状況、立地条件に応じて整備します。
「下水道雨水貯留浸透施設設置希望願い[PDFファイル/32KB]」及び、「下水道雨水貯留浸透施設設置承諾書[PDFファイル/28KB]」に必要事項を記入、押印のうえ下水道課建設係へ。
当該地の地形、地質、土地利用、排水系統などの諸条件をふまえ、流出抑制機能が効果的に発揮出来る施設を選定します。