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日本遺産「政宗が育んだ“伊達”な文化」

印刷用ページを表示する 更新日:2022年3月31日更新

本文

表坂古写真表坂3

日本遺産とは

地域の歴史的魅力や特色を通じて、我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japanheritage)」として文化庁が認定します。さまざまな文化財群を、地域が主体となって総合的に整備・活用し、国内外に発信していくことにより、地域の活性化を図ることを目的としています。この制度は平成27年に始まり、平成29年度まで54件が認定されています。

  • 地域に点在する文化財の把握とストーリーによるパッケージ化
  • 地域全体としての一体的な整備・活用
  • 国内外への積極的かつ戦略的・効果的な活用

「政宗が育んだ“伊達”な文化」とは

日本遺産(Japanheritage)「政宗が育んだ“伊達”な文化」は、宮城県が代表で塩竈市・仙台市・多賀城市・松島町が、伊達政宗の文化人としての側面に着目し、政宗が華開かせた“伊達”な文化が、時代や地域を越えて広がりを見せていったことをストーリーとして描いたものであります。平成28年4月の「日本遺産審査委員会」を経て、文化庁によって認定されました。

政宗が育んだ“伊達”な文化ホームページ

政宗が育んだ“伊達”な文化の画像
政宗が育んだ“伊達”な文化<外部リンク>

認定されたストーリーの概要

仙台藩を築いた伊達政宗は、戦国大名として政治・軍事面での活躍は広く知られています。また時代を代表する文化人でもあり、文化的にも上方に負けない気概で、自らの“都”仙台を創りあげようとしました。
政宗は、その気概をもって、古代以来東北の地に根付いていた文化の再興・再生を目指す中で、伊達家で育まれた伝統的な文化を土台に、上方の桃山文化の影響を受けた豪華絢爛、政宗の個性ともいうべき意表を突く粋な斬新さ、さらには海外の文化に触発された国際性、といった時代の息吹を汲み取りながら、これまでにない新しい“伊達”な文化を仙台の地に華開かせていきました。
そして、その文化は政宗だけに留まらず、時代を重ねるにつれ、後の藩主に、さらには仙台から全国へ、そして武士から庶民にまで、さまざまな方面へ広がり、定着し、熟成を加えていきました。

「政宗が育んだ“伊達”な文化」ストーリー[PDFファイル/322KB]

市内の構成文化財

国重要文化財:鹽竈神社

政宗以降、伊達家の篤い崇敬を受け、歴代藩主が神社の「大神主」として祭事を司りました。現在の社殿は四代藩主綱村が元禄8年(1695)に着工し、五代藩主吉村の宝永元年(1704)に完成しました。(詳しくは「文化の港シオーモ」(外部サイトへリンク)<外部リンク>の鹽竈神社のページをご覧ください。)

別宮拝殿の画像
別宮拝殿
鳥居・表坂の画像
鳥居・表坂

国特別名勝:松島

平安時代以来、みちのくの歌枕として多くの歌に詠まれています。松尾芭蕉が「おくのほそ道」の中で紹介して以来、全国にその名が広まり、多くの文人が訪れるようになりました。

国名勝:おくのほそ道の風景地籬が島

「わが背子を都にやりて塩竈のまがきの島のまつぞ恋しき」(よみ人しらず)など多くの歌に詠まれ歌枕の地として有名です。

県有形文化財:歴代藩主奉納太刀(鹽竈神社博物館蔵)

仙台藩主による鹽竈神社への太刀奉納は慣例で、治世の節目に行われました。いずれも華麗な糸巻太刀拵で、作刀は藩お抱えの刀工が行いました。

市指定文化財:勝画楼(平成30年度追加認定)

勝画楼は、仙台藩の歴代藩主が鹽竈神社を参拝する際に着替えや休憩の場所として使用した建物で、“伊達”な文化を伝える文化遺産です。仙台藩第5代藩主伊達吉村が、ここからの眺めを「画に勝る」と言ったことから勝画楼と名付けられました。

勝画楼1勝画楼2

鹽竈神社帆手祭・花祭

藩の許可を得て始められた氏子の祭りで、鳥居までは鹽竈神社、その外側は氏子が全責任を負います。重さ1トンの神輿は荒れ神輿として知られ、帆手祭は毎年3月10日、花祭は4月第四日曜日に行われます。

位置図[PDFファイル/109KB]

おくのほそ道の風景地籬が島(毎月1日のみ参拝可)の画像
おくのほそ道の風景地籬が島(毎月1日のみ参拝可)

鹽竈神社の花祭(毎年4月第四日曜日)の画像
鹽竈神社の花祭(毎年4月第四日曜日)

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