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虐待から子どもを守るために

印刷用ページを表示する 更新日:2024年4月17日更新

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11月はオレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン月間です

こども家庭庁では、11月の「秋のこどもまんなカ月間」の取り組みとして、「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」を実施しております。

令和5年度「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン月間」標語
  『あなたしか 気づいてないかも そのサイン』

オレンジリボン運動とは

オレンジリボンには、子どもの虐待を防止するというメッセージが込められています。
すべての子どもは、「児童の権利に関する条約」の精神にのっとり、適切な養育を受け、健やかな成長・発達や自立が図られることなどを保障される権利があります。
子どもの健やかな成長に影響を及ぼす児童虐待は、社会全体でかかわり、取り組むべき重要な課題です。

全国の児童虐待は過去最多を更新!! 21万9,170件(令和4年度速報値)

児童虐待は、さまざまな問題がかかわりあって起こります。どのご家庭や親子にも起こりうることです。子育てに悩んだときはひとりで抱え込まず、周囲に相談してください。

児童虐待の定義

次の4種類に分類されます。
 〇身体的虐待:児童の身体に外傷を生じるような暴行を加えること 
      ・殴る、蹴る、叩く、首を絞める、投げ落とす、逆さづりなどの暴力をふるう
      ・熱湯をかける、やけど、溺れさせる
      ・戸害に締め出す、一室に拘束 など
 〇性的虐待:児童にわいせつな行ためをすること、させること
      ・性的ないたずらをする
      ・性的関係の強要
      ・子どもをポルノグラフィの被写体に強要 など
 〇ネグレクト(養育保護義務の拒否・怠慢)
      ・病気になっても病院に連れて行かない
      ・子どもを残したまま、度々外出をする
      ・子どもの意に反して、学校へ行かせない
      ・子どもに家族の介護や下の子の子育てをさせる(ヤングケアラー)
 〇心理的虐待:児童に目立つ心理的外傷を与える言動を行うこと
      ・言葉による脅し、脅迫
      ・子どもへの暴言、傷つく言葉を繰り返す
      ・無視や拒否的な態度をとる
      ・兄弟間での極端な差別
      ・子どもの目の前で夫婦げんか(暴言・暴力) など

※ヤングケアラーとは…本来、大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っていることにより、子ども自身がやりたいことができないなど、子ども自身の権利が守られていないと思われる子どものこと。

体罰が許されないものであることが、法定化されました              (児童福祉法改正2020年4月1日)

体罰や暴言が、子どもの成長・発達に悪影響を与えることは、科学的にも明らかになっています。「しつけ」と称した暴力なども含め、体罰や暴言が繰り返されると、心身に様々な悪影響が生じる可能性が報告されています。

・しつけとは…子どもの人格や才能等を伸ばし、自立した社会生活を送れるようにサポートしていくこと。
・体罰とは…苦痛や意図的な不快感をもたらす行ため(罰)。
 例)何度も言葉で注意したが、言うことを聞かないので叩いた。夕食を与えなかった。など

安心感や信頼感、温かな関係で心地よい親子関係を!

毎日、子育てを担うということは大変なことです。
わかっていても、子どもに対しイライラしたり、怒ったり…。これは誰にでもあることです。
1人では抱え込まず、周囲の力も借りながら子育てしていきましょう。

子育てのこと、頼れる場所があります

児童相談所 相談専用ダイヤル(通話料無料)
 ☏0120-189-783(いちはやく おなやみを)

*保護者のサイン
 ・地域などと交流が少なく孤立している
 ・小さい子どもを家に置いたまま外出している
 ・子どもの養育に関して拒否的、無関心である
 ・子どものけがについて不自然な説明をする など


ご自身が出産や子育てのことで悩んだら…
子育てに悩む人がいたら…
ご相談ください。

こんなサインを見つけたら・・・☏189

*子どものサイン
 ・いつも子どもの泣き叫ぶ声や保護者の怒鳴り声がする
 ・不自然な傷や打撲のあとがある
 ・衣類やからだがいつも汚れている
 ・表情が乏しい、活気がない
 ・夜遅くまで一人で遊んでいる など

虐待の発見は、子どもだけでなく、その保護者を救うことにもつながります。
虐待かどうか迷う場合でも、ためらわずにご連絡ください。

虐待発見時に伝えること

*提供情報の内容…分かる範囲でお知らせください。
 ・子どもの氏名・性別・年齢(学年)・家族構成、保護者の氏名・住所、
 ・虐待の状況…いつ頃・どこで・誰から・どのようなこと
 ・けがやあざがあるか…どこに・どの程度

※通告・相談は匿名でも可能です。
 通告・相談した方や内容に関する秘密は守られます(相手に伝えることはありません)。

ただし、子どもの特定ができない場合に、再度確認等の情報提供をいただくこともありますので、お名前や電話番号などの連絡先を教えていただくことをお願いしております。

相談・通告先

【平日】
 ・塩竈市子ども未来課  ☏022-355-7610
 ・こども家庭センター  ☏022-364-1178
 ・宮城県中央児童相談所 ☏022-784-3583

【24時間対応】
 ・児童相談所全国共通ダイヤル ☏189(通話料無料)
 ・児童相談所相談専用ダイヤル ☏0120-189-783(通話料無料)
 ・塩釜警察署 022-362-4141(あるいは☏110)

塩竈市要保護児童対策地域協議会

塩竈市では、支援が必要となるお子さんやそのご家庭の早期発見や適切な保護、再発防止のため、塩竈市要保護児童対策地域協議会を設置しています(平成18年5月設置)。
この協議会では、警察、児童相談所、医療・保健・福祉・教育部門、地域団体、主任児童委員等からなる地域ネットワークで、情報の共有や連携による支援、児童虐待防止の推進啓発活動を行っています。

相談先

塩竈市福祉子ども未来部子ども未来課 ☏022-355-7610
塩竈市こども家庭センター ☏022-364-1178

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