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更新日:2015年6月30日

中東呼吸器症候群(MERS)について

MERSとは

中東呼吸器症候群(MERS)は、コロナウイルス(MERS-Cov)による感染症です。このウイルスは、2012年に初めて英国において中東(アラビア半島及び周辺国)への渡航歴のある重症肺炎患者から確認されました。

主として中東地域で流行しています。このほか、ヨーロッパ(イタリア、英国、オーストリア、オランダ、ギリシャ、ドイツ、フランス、トルコ)、アフリカ(アルジェリア、エジプト、チュニジア)、アジア(フィリピン、マレーシア、韓国)及び北米大陸(アメリカ合衆国)からも患者の報告がありますが、これらはすべて、中東地域で感染した人(輸入症例)もしくはその輸入症例患者と接触した人であることがわかっています。

感染経路

人がどのようにしてMERSに感染するかは、まだ正確には分かっていませんが、中東のヒトコブラクダが感染源の一つであると考えられています。その一方で、患者の中には動物との接触歴がない人も多く含まれています。家族間や、医療機関における患者間、患者―医療従事者間など、濃厚接触者間での感染も報告されています。

ただし、季節性インフルエンザのように、次々にヒトからヒトに感染すること(持続的なヒト―ヒト感染)はありません。

症状

主な症状は、発熱、せき、息切れなどです。下痢などの消化器症状を伴う場合もあります。MERSに感染しても、症状が現われない人や、軽症の人もいますが、特に高齢の方や糖尿病、慢性肺疾患、免疫不全などの基礎疾患のある人で重症化する傾向があります。

治療

特別な治療法はありません。患者の症状に応じた治療(対症療法)になります。

予防方法について

予防接種はありません。

流行地域である中東へ渡航される場合には、訪問国の最新の感染症などの状況を外務省の海外安全情報ページや厚生労働省検疫所のページで確認しましょう。

流行地域から帰国された皆様へ

流行地域(※)である中東から帰国された方で、次の条件にあてはまる方は、最寄の保健所(*)にご連絡してください

  1. 38度以上の発熱及び咳がある者で、発症前14日以内に対象地域(※)に居住または滞在していた。
  2. 発熱を伴う急性呼吸器症状があり、発症前14日以内で対象地域(※)において医療機関を受診した者、MERSであることが確実な者と接触歴がある又はラクダとの濃厚接触歴(例:未殺菌乳を飲んだ)がある。
  • 対象地域:アラビア半島又はその周辺諸国

その他、次の条件にあてはまる方は、最寄りの保健所(*)にご連絡してください

対象地域に関わらず、MERSが疑われる患者を診察、看護若しくは介護していた者、MERSが疑われる患者と同居(当該患者が入院する病室又は病棟に滞在した場合も含む)していた者、又はMERSが疑われる患者の気道分泌若しくは体液等の汚染物質に直接触れた者。

塩竈市であれば、宮城県塩釜保健所Tel022-363-5502(所在:塩竈市北浜4-8-15)にご連絡してください。

MERSに関する最新情報について

MERSに関する最新情報については、厚生労働省、宮城県、研究機関のホームページをご覧ください。

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部健康推進課

宮城県塩竈市北浜四丁目8-13

電話番号:022-364-4786